キッチン水栓根元からの漏水の直し方!テープで隙間を埋める方法も
本記事では、キッチン水栓の根元から漏水した場合の直し方について解説します。
この記事を読めば、キッチンの水栓根元から水漏れが発生しても慌てず的確な対処ができるはずです。
キッチン水栓の漏水の直し方や防水テープを使って隙間を埋める方法も紹介します。キッチン水栓の漏水でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
【まずはコレ!】漏水時に最初にやるべき応急処置
キッチンで漏水が発生したら、被害を最小限に抑えるために慌てずに適切な応急処置をしましょう。
まず、漏水の原因となっている箇所を特定し、止水栓を閉めて水の供給を止めてください。
止水栓には、ハンドルタイプとマイナスドライバーなどを使って閉めるネジタイプがあります。自宅の止水栓のタイプに合わせた閉め方をしてください。止水栓が見当たらない、錆びて回らない場合は、水道の元栓を閉めましょう。
水道の元栓の元栓を閉めると、トイレやお風呂の水も止まるので注意してください。また、シンク下まで被害があるときはシンク下の物を取り出し、タオルなどで水を拭き取りましょう。
キッチン水栓の根元からの漏水の直し方
キッチンの水栓根元からの漏水は、放置すると床や収納を傷めるだけでなく、水道料金の高騰にもつながります。
ここでは、漏水の原因と対処法について見ていきましょう。
水栓の接続不良:ナットを締め直す
キッチン水栓の根元からの漏水で、比較的多い原因がナットの緩みによる接続不良です。
水栓は、給水管と接続するためにナットで固定されており、長年の使用や振動により緩んでしまうことがあります。
ナットの接続不良が原因であれば、ナットを締め直すだけで解決可能です。モンキーレンチなどの工具を使って、水栓の根元にあるナットを締め直しましょう。ナットを締め直した後、止水栓を開けて漏水が止まっているか確認します。
水栓の経年劣化:部品・本体を交換する
長年使用しているキッチン水栓は、パッキンやカートリッジの経年劣化により漏水が起こりやすくなります。
使用頻度によっても異なりますが、パッキンやカートリッジの寿命は10年程度です。
特に、パッキンなどのゴム製の部品は劣化しやすいため、漏水が起こる前に10年を目安に交換しましょう。パッキンやカートリッジの交換手順は、以下の通りです。
- 止水栓を閉める
- レバー・押さえを外す
- 古いカートリッジとパッキンを外す
- パッキンを新しいものに交換する
- カートリッジを新しいものに交換する
- レバー・押さえを元に戻して止水栓を開ける
- 水を流して漏水がないか確認する
また、部品交換しても直らないときは、水栓本体に原因があると考えられます。
水栓本体の交換をしたい場合は、水道修理業者への依頼がおすすめです。
ウォーターハンマー現象:様子を見る
ウォーターハンマー現象とは、水道管内の水圧が急激に変化することで衝撃音や振動が発生する現象です。
ウォーターハンマー現象による漏水は一時的なケースが多く、しばらく様子を見れば自然に止まることがあります。
しかし、症状が改善しない、頻繁に発生する場合は水道修理業者に相談しましょう。ウォーターハンマー現象を放置すると、水栓本体に負担がかかるため、破損して漏水の原因となることがあります。
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【水栓の種類別】根元からの漏水の修理方法
水栓には、以下のような種類があります。
- シングルレバー混合水栓
- ツーハンドル混合水栓
- サーモスタット混合水栓
- 単水栓
ここでは、水栓の種類別に漏水の修理方法をみていきましょう。
シングルレバー混合水栓
シングルレバー混合水栓は、レバー1つで水の温度と水量調整を行える水栓です。
シングルレバー混合水栓で漏水している場合は、以下手順を参考にパッキンとバルブカートリッジの交換を試してみましょう。
- 止水栓を閉める
- レバーを取り外す
- カートリッジを交換する
- ナットを締め直す
- パッキンを交換する
- レバーを取り付ける
- 止水栓を開けて確認する
カートリッジやパッキンには型番やサイズなどがあるので、あらかじめ確認してから部品を購入しましょう。
ツーハンドル混合水栓
ツーハンドル混合水栓は、水とお湯のハンドルが分かれている水栓です。
ツーハンドル混合水栓は、パッキンの劣化による漏水が多いため、以下の手順を参考にしてパッキンの交換を行ってください。
- 止水栓を閉める
- ハンドルを取り外す
- パッキンを交換する
- ナットを締め直す
- ハンドルを取り付ける
- 止水栓を開けて確認する
ツーハンドルはその名の通り、ハンドルが2つあるので、それぞれのパッキンを交換する必要があります。
交換の際は、説明書をよく読んで作業してください。
サーモスタット混合水栓
サーモスタット混合水栓は、水と温水を1つの蛇口から出せる温度調節機能が付いた水栓です。サーモスタットタイプ混合水栓では、カートリッジや温度調節ハンドルの故障による漏水が多いため、以下の手順を参考に交換を行いましょう。
- 止水栓を閉める
- 温度調節ハンドルを取り外す
- カートリッジを交換する
- 温度調節ハンドルを修理・交換する
- ナットを締め直す
- 温度調節ハンドルを取り付ける
- 止水栓を開けて確認する
サーモスタット混合水栓の修理は、DIYで行うには難易度が高いため、専門業者に依頼することをおすすめします。
単水栓
単水栓は、水またはお湯のどちらか一方のみが出る水栓で、構造がシンプルなためパッキンの劣化による漏水がほとんどです。
以下の手順を参考にパッキンの交換を行ってください。
- 止水栓を閉める
- ハンドルを取り外す
- パッキンを交換する
- ハンドルを取り付ける
- 止水栓を開けて確認する
単水栓の修理は比較的簡単ですが、パッキンのサイズを間違えると漏水が解消されないことがあるので注意しましょう。
少しでも不安があるときは、水道修理業者への相談がおすすめです。
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根元からの漏水を修理する際の注意点
水栓の根元からの漏水を修理する際には、以下のような注意点があります。
- 賃貸は管理会社に相談する
- 不安なときは無理に水栓をいじらない
- 強い力を加えない
- 部品のサイズ・形状を事前に確認する
それぞれの注意点について詳しく解説します。
賃貸は管理会社に相談する
賃貸物件に住んでいる場合は、水栓の修理を始める前に必ず管理会社または大家さんに連絡してください。賃貸契約では、借主が勝手に水回りの設備を修理・交換することを禁止している場合があります。
無断で修理を行うと契約違反になるだけでなく、修理費用を自己負担しなければならない可能性もあるので注意してください。漏水はすぐにでも対処したいところですが、止水栓を止めるなどの応急処置が済んだら、管理会社に相談して指示に従いましょう。
不安なときは無理に水栓をいじらない
水栓の構造は複雑で無理に修理しようとすると、かえって状態を悪化させてしまうことがあります。特に、水栓内部の部品は繊細なものが多く、少しの力加減で破損してしまう可能性があります。
修理に自信がなかったり、少しでも不安を感じたりする方は無理に自分で修理しようとせず、水道修理業者など専門の業者に依頼するようにしましょう。専門業者は、適切な知識と技術を持っており、安全かつ確実に修理を行ってくれます。
強い力を加えない
水栓の修理中に、ナットやボルトを締めたり部品を取り外したりする際には、強い力を加えないように注意してください。力を入れすぎると、部品を破損させてしまうだけでなく、水栓本体や給水管を傷つけてしまう可能性があります。
固くて回らない場合は、無理に力を加えず潤滑剤を使用したり、専門業者に相談したりするようにしましょう。また、工具を使用する際には、正しい方向に力を加えるようにしてください。
部品のサイズ・形状を事前に確認する
水栓の部品を交換する際には、必ず事前に部品のサイズや形状を確認してください。
水栓の種類やメーカーによって、使用されている部品は異なり、誤ったサイズの部品を取り付けてしまうと漏水が解消されないだけでなく、水栓本体を破損させてしまう可能性もあります。
部品を購入する際には、必ず型番を確認して間違えないように注意してください。
水栓の根元の隙間埋めはテープでも対応可能
水栓の根元から漏水が起きている場合は、防水テープを使って対応することも可能な場合があります。
防水テープは、水に強く耐久性に優れたテープで、ホームセンターなどで手軽に入手できます。テープの使い方は、以下の通りです。
- 止水栓または元栓を閉める
- 水栓の根元周辺の汚れや水分を拭き取る
- しっかりと乾燥させる
- 隙間の幅や形状に合わせて防水テープをカットする
- 隙間を埋めるようにしっかりと貼り付ける
- 止水栓または元栓を開けて漏水を確かめる
防水テープを貼る際は、テープ同士が重なるようにすると防水性を高めることができるのでおすすめです。ただし、テープによる隙間埋めはあくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりません。
防水テープで応急処置をした後は、水漏れの原因を調べて適切な処置をしましょう。
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キッチン水栓からの漏水は少量でも放置厳禁
キッチンの水栓からの漏水は、少量であっても放置するとさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。ここでは、放置するとどのようなことが起こるのか解説します。
水道代が高額になる
キッチン水栓からの漏水は、たとえ少量であっても、放置すれば水道代の高額請求につながる可能性があります。一滴一滴の水滴は、時間が経つにつれて大きな水量となって水道メーターを動かし続けます。
特に、近年は水道料金が値上がり傾向にあるため、少量の漏水でも放置せずに早急な対応が必要です。日頃から水栓周りをチェックし、漏水がないか確認する習慣をつけましょう。
カビや腐食が発生する
キッチン水栓から漏水すると、周りが常に湿った状態になるためカビが繁殖しやすくなります。漏れた水が床や壁に染み込むと、建材の腐食を招き、建物の寿命を縮めることにも繋がります。
特に木材は湿気に弱く、腐食が進むと強度が低下し、床が抜け落ちるなどの重大な事故につながることもあるので注意してください。このような被害を防ぐためにも、キッチン水栓からの漏水は放置せずすぐに対処するようにしましょう。
階下に影響が出る
マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合は、キッチン水栓からの漏水が階下への漏水被害に繋がる可能性があります。
階下への漏水被害は、損害賠償問題に発展するケースもあり、高額な賠償金を請求されることもあるので十分に注意してください。漏水が発生した場合は、トラブルを避けるためにも速やかに管理会社や大家さんに連絡し、適切な対応を取りましょう。
キッチン水栓の根元からの漏水は水廻りサポートセンターへ相談
今回は、キッチン水栓の根元からの漏水について紹介しました。
キッチンをはじめ、水回りの漏水にお悩みの方は、ぜひ「水廻り修理サポートセンター」へご相談ください。漏水の原因を早急に調査し、迅速に解決することができます。
また、蛇口交換や給水管・排水管の交換など高度な技術を要する作業も可能です。最短30分と早急に駆け付けられるだけでなく、土日や祝日でも対応できるので、何か困りごとがある際は気軽にお問い合わせください。
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キッチン水栓の根元からの漏水に関するよくある質問
- キッチンの水栓の根元からの漏水を放置するとどうなりますか?
- キッチンの水栓の根元からの漏水を修理する際の注意点は何ですか?
- キッチン水栓の根元からの漏水修理を依頼する場合の費用はどのくらいですか?