トイレつまり修理業者は高い?料金相場と高額請求されたときの対処法

2023/07/13

2024/09/13

本記事ではトイレつまり修理業者が高いと感じた場合の対処法や、検討方法について解説しています。

修理費用が高いかどうか判断する基準となる、料金相場についてもわかりやすく紹介しているので、本当に高いのか判断する基準にもなるはずです。

万が一高額請求をされてしまった場合の対処法についても解説していますので、いざというときも安心して利用できます。

安心してトイレ修理を依頼したい、適正金額で業者を選びたいというかたは、ぜひ最後までご覧ください。

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トイレつまりの修理費用は高い?修理費用相場をチェック

トイレつまりの修理費用は高い?修理費用相場をチェック

トイレつまり修理業者が提示した料金が高いのか、それとも適正料金なのか、普段こうしたサービスを利用しない人からすると高いかどうか判断することは容易ではありません。

高いか否か比較するためにも、まずはトイレつまり修理にかかる費用の相場を知ることが大切です。

トイレつまり修理費用の仕組み

トイレつまり修理の費用は、修理費用と諸経費の合計金額で成り立っています。

お見積りの際には作業料としていくら、出張費や○○費としていくら…など、明細に請求項目を記載するのが一般的です。

また部品交換などが必要となる場合には、部品代なども加算されます。

請求費用=出張費などの諸経費+修理費(作業費)+材料費(部品代)+オプション費用

高いかどうかは修理費用だけで判断せず、上記の合計で比較の上判断するようにします。

水道修理業者のホームページなどでは、この修理費用の部分だけ目立つように表記している場合もあるため、依頼時は確認することが大切です。

トイレつまり修理費用の相場

以下は、水道修理業者にトイレつまり修理を依頼した場合の、作業別修理費用相場表です。

トイレつまりの修理費用は、重につまりの程度や原因によって異なります。

またそれに応じてかかる作業時間や必要となる機材によって、費用が決まってくる場合もあるのです。

15分程度の作業で解消できるトイレつまりであれば、あまり費用がかからないことが多いです。

逆に複数名の作業員を必要とするような作業や、長時間にわたる作業が必要となる場合には、費用が高くなることもあります。

修理内容 料金相場
簡易作業 6,000円
専用器具を使ったつまり取り作業 10,000円
つまり修理に伴う便器の取り外し作業 30,000円
汚水桝(排水桝)や排水管の清掃 20,000円~40,000円

 

その他諸経費やオプション料金について

トイレつまりの修理作業費以外にも、諸経費やオプション料金が発生することもあります。

諸経費 料金相場
基本料金 2,000円~4,000円
出張費 無料~4,000円
見積もり費用 無料~3,000円
時間外料金 3,000円~10,000円
廃材処分費
※部品交換の場合
3,000円〜10,000円

費用がかかるかどうかは、水道修理業者によって異なります。

たとえば出張費や基本料金などは、作業費と別に設定している業者も少なくありません。

また24時間対応の事業者でも、夜間や早朝は割増料金が発生することもあります。

トイレつまり修理内容で高い金額となる場合もある

トイレつまり修理内容で高い金額となる場合もある

トイレつまり修理作業では、適切な理由によって金額が高くなってしまうケースも珍しくはありません。

たとえばトイレつまりの原因が固形物であったり、つまりの箇所が排水管の奥の方であったりするような場合です。

固形物がつまり便器奥で引っかかってしまっている場合、便器を外して作業を行わなければならないこともあります。

また配水管の奥に汚れや異物がつまっている場合、トーラーや高圧洗浄機など専用の機材を使用してのつまり除去や洗浄作業が必要です。

電力を使用せず簡単に取り除けるつまりと比べ、こうした重度のつまりでは機材使用料のほか便器脱着費用や作業費など、さまざまな修理費用が加算されるケースも珍しくはありません。

作業が大掛かりとなることや、扱うためには熟練の経験を必要とすることなど、さまざまな理由から費用が高くなってしまうこともあるのです。

金額だけを見ると高いと感じてしまいがちですが、このように重度のつまりや作業が複雑になる場合は、適正料金だといえるでしょう。

トイレ修理業者との高額請求トラブルは実際にあるの?

トイレ修理業者との高額請求トラブルは実際にあるの?

本来そこまで高くなるはずではないのにもかかわらず、通常よりも高い金額を請求されてしまうというトラブルは実際にあります。

こうした高額請求や修理費用に関する金額トラブルとは、いったいどのようなものなのでしょうか。

390円からのはずが請求額は50万円越え

夜に自宅マンションのトイレが詰まった。インターネット広告に「料金390円から」と記載された事業者に修理をお願いしたいと電話した。男性2人の作業員が到着し、高圧ポンプで10分程作業した。解消されないので「便器を外して排水管を確認する。3万円かかる」と言われ了承した。「長年の汚れが蓄積して詰まった。こんなにひどいのは初めてだ。通貫作業が必要で20万円前後かかる」と言われた。

引用:独実行政法人国民生活センター

 

他の部屋の住民に迷惑をかけてはいけないと思い、了承した。さらに「詰まり再発防止のため、薬剤と特殊な機械による清掃で15万円かかる」と言われ応じた。全ての作業は30分程度で完了し、詰まりも解消したが最終的に約55万円の契約書を渡された。「現金で支払えば50万円に値引く」と言われ、少しでも安くなればという思いからATMで現金を引き出しその場で支払った。よく考えてみるとあまりに高額で納得できない。

引用:独実行政法人国民生活センター

このように当初了承した金額に加え、必要な作業だといってみるみるうちに費用が追加されていくケースは珍しくありません。

水道修理に詳しくない方も少なくないため、プロがそういうのなら仕方がないと、高いと思いながらも了承してしまうことがあるのです。

ほかにも業者が威圧的な態度をとるために、怖くて支払ってしまうというパターンもあります。

このような水道修理業者とのトラブルは、年々増加傾向にあると報告されています。

見積もり時に高い料金を提示された場合の対処法

見積もり時に高い料金を提示された場合の対処法

もし、お見積りの段階で相場よりも高い金額を提示された場合には、契約をせずそのままキャンセルしてしまえばOKです。

その際、「今なら割引します」や「後から依頼すると今より高くなる」など、条件を出されたとしても断ったほうが安全です。

まれにキャンセルした際に「(作業の有無に関係のない)出張費」や「キャンセル料」を請求される場合があるので、見積もりを利用する際はこれらの費用がかからない業者を選ぶことも大切です。

出張費等について事前に説明がなかったのにもかかわらず、「ガソリン代が」「駐車場代が」と請求してくるような場合も、支払う必要はありません。

不安な場合は問い合わせの時点で、相見積もり(複数の業者に見積もり依頼を出して比較すること)の予定であることを伝えたうえで、見積もりに来てもらうとより安全です。

トイレつまり修理後に高い金額を追加請求されてしまったら?

トイレつまり修理後に高い金額を追加請求されてしまったら?

ではもしも見積もり時の料金に納得して作業をしてもらったのに、作業終了後になぜか高額な金額を請求されてしまったらどうすればよいのでしょうか?

承諾のない追加費用は支払う必要がない

このように、提示された金額と異なる料金を請求された場合、作業途中で費用に関する説明や確認がなかったのであれば、その追加費用は支払う必要がありません。

なかには「自ら修理を依頼し、自宅へ呼んだのだから、その時点で契約は成立している。受けたサービスに対する対価は支払うべきだ」などと、もっともらしく主張する業者もいますがこれは誤りです。

きっぱりと「作業前に承諾した金額は支払うが、それ以上は支払わない」という意思を伝えましょう。

万が一、相手が恫喝するようなことがあれば、遠慮せず警察を呼んでも構いません。

危害を加えらえると感じた場合は、迷わず110番に相談しましょう。

万が一支払ってしまった場合は?

高齢の家族が対応し、業者に言われるままに作業を依頼して支払いをしてしまったというようなトラブルも実は多いです。

このようにすでに料金を支払ってしまった場合でも、特定商取引法の訪問販売によるクーリング・オフ制度の適用により、返金依頼ができる場合があります。

このような場合、どのようないきさつで高い費用を支払うことになってしまったのか、情報の整理が必要です。

経緯や業者の対応などご家族から聞き取りを行った後、消費者ホットライン:「188(いやや!)」番へ電話をするか、直接地域の「消費生活センター」等へ相談しましょう。

高い金額を請求されないためのトイレつまり修理業者の選び方

高い金額を請求されないためのトイレつまり修理業者の選び方

トイレつまりの修理費用は、業者ごとで自由に設定できるものです。

さらに事前に金額の確定ができず、見積もりが必要となる点なども「高い料金を請求されるのでは?」と不安になる要因でしょう。

しかし適切に業者選びを行えば、これらのトラブルのほとんどは未然に防ぐことが可能です。

見積もり時や修理後に高い金額を請求されないための、水道修理業者選びのポイントを解説します。

水道局指定工事店に相談する

水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)とは、自治体水道局から水道工事を行うことを公に認められている事業者のことです。

各水道局ホームージ等に事業者名などが公表されており、水漏れトラブルなどが発生したときにも水道局からアナウンスされる相談先となっています。

水道局指定工事店は、技術力や設備、資格を持った管理者のは配置など、認可を受けるための条件がいくつもあるため容易には登録ができません。

当然法令に反することやトラブルなどを抱える事業者は登録できませんし、登録時にそういった問題があれば登録を削除されてしまいます。

水道局指定工事店でなければトイレつまり修理ができないというわけではありませんが、適正料金・コンプライアンスの徹底など、認可に値する基準をクリアしている事業者かどうかの目安となります。

※一部「給水管工事(新設・交換等)」などは、指定店の認可を受けていなければ施工できません。

水道局指定工事店ならトイレつまり、漏水などの難しい修理も可能です。

明朗会計である事業者を選ぶ

出張見積もり依頼をする際は、わかりやすい料金表などをホームページに掲載している業者や、連絡の際にある程度どのような費用が発生するか説明してくれるなど明朗会計な業者を選ぶことも大切です。

トイレつまりに限らず、トイレ修理は実際に問題の原因や程度などを現地で確認してみなければ、正しい料金を出せないことが多いです。

こうした仕組みを逆手に取り、「トイレつまり解消390円!」とだけ大々的に表記して集客し、現地でさまざまな費用を積み上げていくような事業者もいるのです。

あらかじめ「修理費」や「出張費」など、ある程度かかる金額を明記している業者を選べば、このようなトラブルはかなりの確率で防げます。

不安な場合は、問い合わせ時に「ホームページに記載の料金以外にかかる可能性のある費用」について確認しておくとよいでしょう。

あわせて、以下のような費用についても確認しておくとより安心です。

  • ホームページに記載されている費用以外にかかる費用はないのか
  • 出張費や見積もり料、事前点検料はかかるのか
  • 見積もり後のキャンセル料の有無や条件

キャンセル料なしの事業者であれば、出張見積もり額が高いと感じた場合にキャンセルしても、費用を請求される心配はないでしょう。

承認を得てから作業することを徹底している業者を選ぶ

まれに見積額に納得していないのにもかかわらず、勝手に作業を行ってから費用を請求するような業者もいます。

高い請求金額になってしまっていたとしても、作業が完了してしまっているため断れずに支払ってしまうというケースも多いのです。

こうしたトラブルを防ぐためにも、「事前見積もり」を徹底している業者に依頼することが大切です。

 

見積もり後は承諾なしに追加費用を請求しないことなども、事前に確認しておくとより安心。

見積額に納得・合意をして初めて契約とし、費用が発生するような追加作業が必要な際は、都度了承を得る流れがベストです。

見積もりの段階でそうした可能性もあることや、おおよその費用を説明しておいてくれる業者ですと、より信頼度も高くなります。

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