グリストラップでつまりが発生!応急処置と業者での解消料金を徹底解説

2025/11/09

2025/11/09

この記事では、グリストラップのつまりトラブルをまとめています。飲食店には欠かせないグリストラップは、日々の使い方やメンテナンス次第でつまりを引き起こすので要注意です。

記事を読むことで、つまりの原因と応急処置方法、修理時の料金目安などが分かります。

対処時の注意点からつまらせない予防法まで幅広くまとめているため、飲食店を運営している方、トラブル時の修理費用の目安を知りたい方などは参考にしてください。

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グリストラップがつまる主な原因

グリストラップがつまる主な原因

飲食店において、流れる油脂や残飯を分離・貯留させるグリストラップは重要な設備です。

しかし、日々のメンテナンスを怠るとつまりのリスクも高く、悪臭・害虫発生など衛生面の問題も懸念されます。

グリストラップがつまる主な原因は、以下の通りです。

ゴミ受けの目づまり

グリストラップのつまりでまず確認すべきなのが、バスケット(ゴミ受け)です。

グリストラップはいくつかの槽でゴミや油を分離しますが、排水に混ざる生ゴミを受けるのが第一槽にあるバスケットの役割です。

このバスケットが受けるゴミは、定期的に取り除かなければ目づまりを起こします

グリストラップの汚れの中でもとくに確認しやすいため、見かけたらすぐに清掃を行いましょう。

油汚れの固着

グリストラップ内で分離された油が、時間の経過で汚れとなって固着して、排水を阻害することでつまりが起こります。

とくに休業日が数日続いて排水の機会がなかった場合など、油が冷えて固まるケースが多いです。

営業再開時に急に逆流を引き起こすこともあるため、グリストラップはもちろん、排水管内の定期的に確認も必要になります。

沈殿物の蓄積

グリストラップでは、生ゴミや油汚れが沈殿物となって蓄積します。

この沈殿物はやがて汚泥となり、溜まりすぎるとグリストラップの故障リスクが高まります。

排水管内でのつまり

グリストラップにつながる排水管も定期的にメンテナンスを行わなければ、油が固まって排水を阻害して、つまりが起こります。

また、グリストラップ内の部品が破損している場合、油分・汚れを適切に分離できず、つまりに発展するケースもあります。

グリストラップで起きたつまりの応急処置方法6選

グリストラップで起きたつまりの応急処置方法6選

グリストラップでつまりが起きた場合、さまざまな方法で応急処置が可能です。自力作業ができる応急処置方法を6つ紹介するため、トラブル時の参考にしてください。

応急処置にあたっては、最低限以下の道具は揃えておきましょう。

  • ゴム手袋
  • トング
  • 長靴
  • マスク
  • 汚れてもいい服(エプロンなど)
  • ブラシ
  • 洗剤
  • ひしゃく(おたま等)
  • ポリバケツ
  • ビニール袋

応急処置方法の詳細を紹介します。

バスケットを清掃する

まずはグリストラップの蓋を開けて、第一槽にあるバスケットの清掃を実施します。

バスケットには生ゴミや汚れの塊が溜まっているため、ゴム手袋やトングを使ってゴミを取り出しましょう。

取り出したゴミは水気を切った上で、ビニール袋に入れてください。その後、バスケットの目づまりを防ぐために、ブラシ・洗剤を使って全体的に磨きましょう

ゴミは厨房を使うたびに溜まるため、毎日の習慣として実施するのが望ましいです。

ひしゃくを使って沈殿物を除去する

第二槽に蓄積した沈殿物や油脂は、ひしゃくなど柄の長い容器を使って除去します。

すくいとる際、油用吸着シートなどをひしゃくに取り付けておくと、効率的に油分を除去できます。

油を多用する飲食店では頻繁に蓄積するため、週1回程度の頻度で実施するとよいでしょう。

ワイヤーで排水管の汚れを削る

グリストラップの排水管つまりは、油の蓄積によるものがほとんどです。そのため、ワイヤーブラシを使うことで距離がある箇所のつまりも除去できます。

ワイヤーブラシは太さ・長さともに複数種類が販売されていますが、適したものを選ばなければ上手につまりを解消できません。

闇雲な作業は配管を傷つけたり、つまりの悪化にもつながるので注意してください、無理に作業を進めず、水道修理業者に依頼するのもおすすめです。

ローポンプを使用する

グリストラップ内の生ゴミ・油の塊によるつまりは、ローポンプを使うことでも解消可能です。

ラバーカップや真空式パイプクリーナーと似た仕組みの道具ですが、これらよりも性能が高く、つまり解消の可能性は高いです。

一般的にプロ用として販売される道具ですが、トラブル時の応急処置用に1本所持しておくと、急なつまりにも対応できるでしょう。

洗剤で汚れを除去する

グリストラップのつまりには、油脂分や固形物を効果的に分解できる専用洗剤を使うのも効果的です。

洗剤を水に混ぜてグリストラップ内へ投入して、しばらく放置することでこびりつく汚れを除去できます。

アルカリ性のグリストラップ専用洗剤は多数販売されているため、各製品の使用方法を遵守の上で利用してみましょう。

高圧洗浄機を使用する

一通りの掃除やつまり除去を行ったら、最後に高圧洗浄機を使用するのもおすすめです。

水圧によってこびりついた汚れを落として、つまりのリスクを軽減できます。

高圧洗浄機は家庭用・業務用の2種類ありますが、手軽に入手できる家庭用では水圧の関係で落とせない油汚れもあるので注意しておきましょう。

また、家庭用であってもグリストラップの各部品や排水管を傷つけるリスクがあるので、慎重に利用してください。

作業時は周囲に水が飛び散らないよう、入念な養生も必要です。

グリストラップのつまり修理における料金目安

グリストラップのつまり修理における料金目安

グリストラップのつまり修理における料金目安を紹介します。

グリストラップのつまりを修理する主な方法と、修理費用相場を以下表にまとめました。

修理内容 修理費用相場
薬剤使用 5,000円~8,000円
ローポンプ使用 8,000円~10,000円
高圧洗浄機使用 25,000円~35,000円
トーラー使用 15,000円~20,000円

このように、修理の手間や難易度に応じて費用は変動します。

薬剤利用で解決するものであれば比較的安いですが、高圧洗浄機やトーラーを使う場合は割高です。

また、水道修理業者への依頼時は以下のような諸経費もかかります。

諸経費 料金相場
基本料金 2,000円~4,000円
出張費 無料~4,000円
見積もり費用 無料~3,000円
時間外料金 3,000円~10,000円
処分費
※部品交換の場合
3,000円〜10,000円

このように、業者が作業を進めるにあたって必要な経費等が、諸経費として請求されます。

出張費や見積もり費は無料の業者もあるため、費用を抑えたければ一部諸経費が無料の業者を探してください。

諸経費がお得な業者については、こちらの記事でも紹介しています。

グリストラップのつまり修理・清掃時の注意点

グリストラップのつまり修理・清掃時の注意点

グリストラップのつまり修理・清掃時は、いくつか注意点があります。

注意点を踏まえて対処を行い、スムーズなつまり解消を目指してください。

水道修理業者はつまり解消のみ対応のケースが多い

グリストラップの清掃時、出てくるゴミの処分は水道修理業者に依頼できないのが一般的です。

清掃すると汚泥や動植物性の油などがゴミとして出てきますが、事業活動によって生じたグリストラップからのゴミは産業廃棄物に該当します。

一般廃棄物として処理ができず、マニフェストによる管理のもと、産業廃棄物として適切な業者が対処しなければなりません。

そのため、水道修理業者はグリストラップの清掃ができず、あくまでつまり解消のみ対応のケースがほとんどです。

ゴミの処分も業者にまかせる場合は、産業廃棄物処理業者へ別途依頼してください。

清掃後は厨房もきれいにする

グリストラップの清掃時は、周囲に汚水が飛び散ります。事前の養生は欠かせませんが、清掃が終わった後は厨房も一通りきれいにしておきましょう。

飲食店においては、わずかな汚水の付着も衛生面として致命的です。食中毒のリスクが高まるため、グリストラップとあわせて厨房全体を入念に掃除してください。

厨房の清掃時もゴム手袋の着用や消毒など、徹底した作業を心がけましょう。

原因不明の場合はすぐに業者へ連絡する

グリストラップのつまり原因が自分たちで調査しても分からない場合は、すぐに業者へ連絡のうえで対処してもらいましょう。

つまり放置は状況を悪化させて、完全につまるとお店の営業にも支障が出てしまいます。

水道修理業者に依頼すれば、原因特定からつまり解消までを迅速に進めてもらえます。

場合によっては部品交換などが必要なこともあるため、早めに依頼して状況を確認してもらうことが大切です。

グリストラップをつまらせない予防法

グリストラップをつまらせない予防法

グリストラップは、日々の使い方を意識することでつまりリスクを大幅に軽減できます。

つまりトラブルの被害は、以下の予防法で対策してください。

日常的に清掃をする

グリストラップは毎日汚れが溜まるため、日常的な清掃で取り除いておくことがつまりリスクの軽減にも効果的です。

店舗の環境によっても異なりますが、1ヶ月に1回を目安に清掃を行いましょう。

バスケット内のゴミや沈殿物の除去、側面にこびりついた汚れを薬剤・高圧洗浄機等を使って落とすなど、全体的なメンテナンスをおすすめします。

清掃後は、飛び散った汚水・汚れを除去するために厨房全体の掃除も忘れないでください。

シンクからお湯を流す

厨房に給湯器がある場合、シンクから大量のお湯を流し続けることで、熱に弱い油汚れを落とすことが可能です。

50℃〜60℃に温度を設定して、5分程度を目安にお湯を流しましょう。

店舗によってグリストラップの大きさや蓄積する油の量にも差はありますが、週に1回程度を目安に実施することで汚れの蓄積を抑えられます。

年に数回は業者に清掃を依頼する

つまりトラブルや汚れ蓄積は自身である程度の予防はできますが、年に数回は業者に清掃を依頼して、グリストラップを全体的にきれいにしてもらうのがおすすめです。

グリストラップの清掃は、専門的な知識を持つ清掃業者を探して依頼しましょう。

水道修理業者や産業廃棄物処理業者は、それぞれつまり解消やゴミの処分を行うのみで、清掃には非対応のケースが多いです。

油脂が多く流れる店舗では月に1回、軽食店・カフェなどは2〜3ヶ月に1回程度を目安に実施してください。

グリストラップのつまりトラブルは水道修理業者におまかせ

>グリストラップのつまりトラブルは水道修理業者におまかせ

グリストラップのつまりトラブルは、水道修理業者に依頼することで迅速かつ確実に解消できます。

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グリストラップのつまり原因も速やかに現地調査、熟練スタッフが厨房内の衛生環境にも配慮しつつ的確につまりを解消します。

営業中の急なトラブルはもちろん、早朝・深夜など閉店後の対応にも駆けつけ可能です。

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グリストラップのつまりに関してよくある質問

グリストラップがすぐにつまる場合、まず何を確認すればよいですか?
グリストラップの油汚れを効果的に除去する方法はありますか?
ワイヤーブラシやローポンプで対応できない場合はどうすればいいですか?
グリストラップのゴミは水道修理業者に処分してもらえますか?
グリストラップつまりを防ぐための効果的な予防策はありますか?