トイレが流れないときの対処法は?自力でできる方法と業者へ相談時の費用目安
トイレが流れなくなると、ついついパニックになったり慌ててしまったりしがちです。
水が流れないときは、ひとまず冷静になり原因の確認を行ったうえで、適切な対処を行うことが大切です。
本記事ではトイレが流れないときの対処法と、業者に修理依頼をした場合の費用の目安についてお伝えします。
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この記事の目次
トイレが流れないときはどうする?
トイレが流れないときは、慌てず冷静に対処することが大切です。
ひとまず、トイレが流れないときは、どうするべきかについて説明します。
1.水道に問題がないか確認
まずは止水栓が開いているか、正常通り水道は使えるかなどを確認しましょう。
止水栓が開いている状態で水栓レバーを回しても水が流れてこないようであれば、断水や凍結などにより水が正常に流れていない可能性も考えられます。
工事などに伴う予定断水であれば、時間が経過すれば元通り水が流れるようになるはずです。その場合は、解消するまで待ちましょう。
凍結や水道管の故障の場合は、自力での対応が難しくなります。このような場合は、水道修理業者に調査や修理を依頼する必要があるでしょう。
2.水を流しいれて緊急対応
急な断水の時はひとまず水道が使えるようになるまで待つ必要があります。
ですがもし、水道が問題なく使える場合や補充した水が予備で用意できるようであれば、ひとまず便器内へ水を流しいれて対処することも可能です。
水を入れる際はタンクの方に入れるのではなく、便器内へ直接流し込むのがポイントです。
バケツに汲んだ水を、高めの位置から勢いよく流し込むようにすると、といれのつまりを防ぎながら上手に流すことができます。
水の量や勢いが少ないと、1回では流しきれない場合もありますので、その場合はもう一杯のバケツに汲んだ水を追加で流しいれましょう。
トイレが流れなくなる原因は?
トイレが流れなったとき、どの場所で問題が起きているかによって、どうするか判断することが大切です。
ネットなどで調べる際や水道修理業者に相談する際は、どのような状況で流れないのか原因を明確にしたうえで修理依頼をする必要があります。
まずは、トイレが流れなくなってしまう原因についてお話していきましょう。
水が流れていないためタンクに水がたまらず流れない
タンク内に水が溜まっていなければ、いくら水栓レバーを回しても一向に便器内へは水が流れてきません。
タンクを開けてみて水がない状態の場合は、以下の点に当てはまることがないか確認してみましょう。
- ・止水栓が閉まっている(水が出る状態になっているか)
- ・断水や凍結、水道管の破裂などで水が流れていない可能性がある
- ・タンク内のパーツの劣化や故障により正常に給水されない
そもそも水栓が閉じている状態では、レバーを回してもトイレタンク内に水が供給されません。一度出てしまうとたまらなくなってしまいます。
また断水や凍結、水道管の破裂などが原因で、トイレまで水が供給されないケースもあります。直近で水道工事などの連絡がなかったかなども確認してみるとよいでしょう。
パーツの劣化や故障によりタンク内に水がたまらない
水栓や水道に問題がない場合には、トイレタンク内の給水パーツの故障なども考えられます。
トイレタンク内には、給水や排水に関するパーツがいくつもあります。いずれかのパーツが正常に動かないために、必要な量の水がタンク内にたまらないというケースもあるのです。
トイレタンクを開けてみて、パイプ(オーバーフロー管)に記載されている「水位線」よりも水が低い位置にある場合には、水位が低い状態となっています。
水位調節リング(トイレのメーカーにより位置や有無が異なります)などで適切な水位に調節しても水位が低くなる場合には、タンク内のパーツの故障なども考えられます。
トイレがつまって排水できない
トイレがつまりトイレの水が流れないというケースもあります。
トイレットペーパーや排泄物、その他の異物などを流してしまったことが原因で排水口がつまり、正常に水が流れなくなってしまうこともあるのです。
時間をおいてみても解消されないようであれば、自力でのつまりとりや専門業者へ相談が必要です。
トイレが流れない場合の対処法は?
先ほど挙げた原因をもとに、トイレが流れない場合の対処法についてお伝えします。
また自力で解消できない場合は、どうするのがよいのかについても解説しますので、あわせて参考にしてください。
トイレタンクのパーツの劣化や故障をチェック
トイレタンク内のパーツの劣化や故障により、トイレを流すのに十分な水量の水がタンク内にたまらない場合もあります。
タンク内の水の量がおかしくなることのあるパーツには、以下のようなものがあります。
浮き球の故障
浮き球は、タンク内の水量を調節する球状のパーツです。
この浮き球が上がっている状態だと、タンク内の水位を正常に溜められなくなってしまうことがあります。
浮き球を押し下げて水が給水される場合は浮き球の故障が考えられます。
浮き球がタンク内のどこかに引っかかっているだけであれば、引っかかりをとってあげればOKです。
それでも浮き球が上がってしまう場合は、破損や劣化が考えられます。
ホームセンターなどでタンクに合う浮き球を購入して自身で交換するか、水道修理業者に修理依頼をしましょう。
ボールタップの故障
ボールタップとは給水管とタンク内の部品をつないでいるパーツです。
通常、ボールタップは浮き球の位置で水位を判断し、必要な量の水をタンク内に補充する役割を果たしています。
ボールタップ本体や内部にある部品が故障すると、給水管から適切に水を給水できなくなることがあるのです。
ボールタップにはさまざまなパーツがあり、浮き球などのパーツとも連携しています。
パッキンやダイヤフラムと呼ばれる部品、フィルター(ストレーナー)の劣化などが起こると、適切に給水できなくなることがあります。
フィルターなどはゴミなどが付着すれば目詰まりを起こし、タンク内に水がたまりにくくなってしまうため、掃除や交換が必要です。
どのパーツが不具合を起こしているか判断できる場合は、ご自身で交換することも可能です。
しかしよくわからない場合は、部品代もかかってしまいますし無理に修理を行わない方がよいでしょう。
不調の箇所が特定できない場合には、プロの水道修理業者に相談するのが最善です。
トイレがつまっていて流れない場合は?
トイレをつまらせてしまったことで、水が流れなくなっている場合には、トイレのつまりを取り除いてあげる必要があります。
つまりの原因物質が、トイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものであれば、自力でつまりを解消できる場合があります。
もしも自宅にスッポン(ラバーカップ)がある場合には、何度か試してみるとよいでしょう。
ラバーカップを使用する際は、以下のような手順でつまりを取り除きます。
- 1.便器内の水をできるだけ汲み出しておく
- 2.ラバーカップを便器の排水口に垂直にあてる
- 3.ゆっくりとラバーカップを押し込むようにして真空状態をつくる
- 4.そのまま垂直に、一気に引き上げる
ラバーカップを使用することは、決してむずかしいものではありません。
ただし固形物や衛生用品、水に溶けにくいものなどをつまらせてしまっている場合には、無理に使用するとつまりを悪化させてしまう場合があります。
このような場合には自力でつまりを取り除くことは困難です。
できるだけ早く、プロの水道修理業者に相談しましょう。
水道修理業者に修理依頼をした場合の費用相場や目安は?
プロの水道修理業者に、トイレのトラブルについて相談した場合、どのくらいの費用がかかるか心配だという人も多いでしょう。
トイレが流れない場合、いくらくらいの費用が必要になるのか、料金相場や目安についてまとめました。
以下はあくまでも作業料金の目安です。基本料金や出張費などが別途必要となる業者もありますので、依頼時には確認が必要です。
タンクの修理やつまり解消 | 修理費用(作業費)相場 |
---|---|
パッキン交換・調整作業 | 5,000円~15,000円 |
タンク内修理・部品交換 | 8,000円〜15,000円 |
タンクの脱着・部品交換 | 15,000円〜30,000円 |
トイレつまり除去軽作業 | 4,000円~ |
専用器具を使ったつまり取り作業 | 6,000円~ |
汚水桝(排水桝)や排水管の清掃 | 20,000円~ |
洋式便器交換 | 25,000円~50,000円 |
トイレが流れず困った時は水道修理業者に相談を
トイレの水が流れずどうするのがよいか判断がつかない場合や、原因がよくわからない場合には、プロの水道修理業者に相談するのがベストです。
出張見積もりや相談が無料で依頼できる業者であれば、原因調査やそれに対する修理なども適切に対応してもらえます。
原因がよくわからない場合や、トイレタンクのパーツの不良などの際は、水廻り修理サポートセンターまでご連絡ください。
24時間いつでも対応いたしますので、夜間の急なトイレトラブルの際も安心です。
お見積りや相談は無料ですので、まずは水が流れない際の原因調査だけでも遠慮なくご相談ください。