水栓レバーや蛇口のハンドルの交換方法を紹介|手順をわかりやすく解説
本記事では水栓レバーや蛇口ハンドルの交換方法・手順について解説しています。
一般的な水栓レバーや蛇口ハンドルは、ネジを外して付け替えれば交換できます。
DIY感覚でできるので、ぜひ挑戦してみてください。
また、旧タイプの水栓レバーを使い続けるリスクや、業者に依頼すべきケースも合わせて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 今週の
No.1 おすすめ優良業者!! -
水廻り修理サポートセンター
【水道局指定工事店だから安心!】トイレの水漏れ・つまりなど水トラブルに最短30分で駆けつけます。もちろん〈出張費用・見積もり費用無料!〉大阪をはじめ関東/東海/近畿など幅広いエリアに対応。お困りの際はお気軽にご相談下さい!
この記事の目次
【種類別】一般的な水栓レバー・蛇口ハンドルの交換方法
水栓レバーや蛇口ハンドルは、自分で交換できます。
ここでは一般的な種類の交換方法と手順を紹介します。
シングルレバーの交換方法・手順
シングルレバーとはレバーを上下させて、水が出てくる仕組みの水栓金具のことです。
交換する際に準備するのは、新しいシングルレバーとドライバーです。
ドライバーの種類には、プラスとマイナスがありますが、シングルレバーに使われているネジに合うタイプを選びましょう。
【準備するもの】
- 新しいシングルレバー
- ドライバー
【交換方法・手順】
- 水道の元栓を閉める
- シングルレバーのキャップを外す
- ネジを外す
- 古いシングルレバーを取り外す
- 新しいシングルレバーを取り付ける
新しいシングルレバーを取り付けたあとは、ぐらつきがなく、しっかりと固定されているか確認してください。
水を通した際は、漏水がないかをくまなくチェックしましょう。
蛇口ハンドルの交換方法・手順
蛇口ハンドルとは、持ち手をひねって水を出すタイプの水栓金具のことです。
一般的な、いわゆる「水道の蛇口」にあたります。
【準備するもの】
- 新しい蛇口ハンドル
- ドライバー
- モンキーレンチ
蛇口ハンドルには、水だけ出るタイプの「単水栓」と、水とお湯が出るタイプの「ツーハンドル混合栓」があります。
【交換方法・手順】
- 水道の元栓を閉める
- キャップ→ネジの順で外す
- 古い蛇口ハンドルを取り外す
- 新しい蛇口ハンドルを取り付ける
蛇口の中には、パッキンやコマなど、複数の細かい部品が入っています。
作業中に紛失しないよう、注意しましょう。また、部品が汚れている場合は洗っておくと、今後も気持ちよく使えます。
蛇口ハンドルからシングルレバーへの交換方法・手順
蛇口ハンドルは、シングルレバーへ交換できます。
基本的な交換方法や手順の流れは、シングルレバー・蛇口ハンドルと同じです。
【準備するもの】
- 新しいシングルレバー
- ドライバー
【交換方法・手順】
- 水道の元栓を閉める
- 蛇口ハンドルのキャップ→ネジの順で外す
- 古い蛇口ハンドルを取り外す
- 新しいシングルレバーを取り付ける
なお、古い蛇口ハンドルの場合、持ち手部分だけの交換ができないこともあります。
その場合は、蛇口ごと変えたほうがよいでしょう。
蛇口ごと変える場合の交換方法
水道の持ち手部分だけでなく、蛇口ごと交換する場合の方法や手順について紹介します。
ワンホールタイプ
ワンホールタイプとは、シンクや洗面台に1つの穴が空いている設計の水栓のことです。
設置が簡単でスペースを取らないメリットがあります。また、シンプルな形状なので、清掃しやすい形状でです。
【準備するもの】
- 新しく取り付ける蛇口・レバー
- ドライバー
- モンキーレンチ
【交換方法・手順】
- 水道の元栓を閉める
- 水道の下部にある止水栓を閉める
- 止水栓から出ているホースを、ナットをゆるめて外す
- 古い蛇口・レバーを引き抜く
- アダプターを取り付ける
- 新しい蛇口・レバーを取り付ける
- 給湯・給水ホースを止水栓に差し込む
取り付けた後は、レバーを下に向けておきましょう。
上に向いていると、止水栓を開けた際に、水が出てきてしまいます。
ツーホールタイプ
ツーホールタイプは、シンクや洗面台に2つの穴が開いており、水栓本体とハンドルが別々に設置されている水栓のことです。
【準備するもの】
- 新しく取り付ける蛇口・レバー
- モンキレーレンチ
【交換方法・手順】
- 水道の元栓を閉める
- 水道の下部にある止水栓を閉める
- 止水栓から出ているホースを、2本とも外す
- 本体を取り付けているネジを外す
- 古い蛇口・レバーを引き抜く
- 新しい蛇口・レバーを取り付ける
- ナットを取り付ける
- 給湯・給水ホースを止水栓に差し込む
ナットを締める際に、モンキーレンチが引っかかってしまう場合は、立カラン締めという工具を使うとよいでしょう。
狭い位置にあるナットでも、締めやすくなります。
壁付きタイプ
壁付きタイプとは、壁に直接取り付けられている水栓のことです。
壁から直接水が供給される設計となっており、空間を有効活用できるメリットがあります。
【準備するもの】
- 新しい蛇口・レバー
- モンキーレンチ
- シールテープ
【交換方法・手順】
- 水道の元栓を閉める
- 水道の下部にある止水栓を閉める
- モンキーレンチを使って、本体を取り外す
- 取付脚を取り外す
- 新しい取付脚にシールテープを10周ほど巻いて、配管に取り付ける
- 新しい蛇口・レバーを取り付ける
- 蛇口を水平にしてから、再度取付脚を締め直す
長年使用していると、取付脚を取り外した部分は、汚れている可能性があります。
その場合は古い歯ブラシなどを使って、掃除しておきましょう。
水栓レバー・蛇口のハンドル購入場所
水栓レバー・蛇口のハンドルを購入できる場所について紹介します。
ホームセンター
1つ目はホームセンターで購入する方法です。
ホームセンターは、さまざまな種類の水栓レバーや蛇口ハンドルが販売されています。
多数展示されているため、比較検討しやすくなっています。
価格帯も幅広いので、予算に合わせた商品選びが可能です。
また、商品を直接確認できるため、購入後のイメージやサイズ違いのリスクを減らせます。
なお、製品選びや取り付け方法がわからない場合でも、専門スタッフに直接質問できます。
特にDIYが初めてだったり、工事に使う道具の選び方がわからなかったりする人におすすめです。
メーカー取り寄せ
2つ目はメーカーから取り寄せる方法です。
メーカー直販の場合、純正品を取り寄せられるのが大きなメリットです。
純正品は、メーカーの製品に適合するように作られているため、取り付け後の不具合が起こりにくくなります。
また、メーカー直販ならではの保証サービスを利用できる場合があります。
そのため、製品に不具合が生じた場合でも安心して修理や保証などを受けられます。
メーカー取り寄せは、メーカーの純正部品を探している人におすすめです。
オンラインショッピング
3つ目はオンラインショッピングで購入する方法です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインショップでは、国内外のさまざまな水栓レバーや蛇口ハンドルを販売しています。
ホームセンターやメーカーでは、なかなか見つからないデザイン性の高い製品を購入できるのは、大きなメリットです。
また、レビューや口コミを参考にして購入できるため、比較検討が簡単です。
家にいながら購入できるので、買い物のために移動する必要もありません。
オンラインショッピングは、日頃忙しい人や、人とはちょっと違った水栓レバーや蛇口のハンドルを求める人に向いています。
古い水栓レバーや蛇口のハンドルを交換しないとどうなる?
古い水栓レバーや蛇口のハンドルを交換しないと、さまざまなトラブルが起きやすくなります。
ここでは、起こりやすい問題を4つ紹介します。
漏水する
古くなった水栓レバーや蛇口ハンドルを使い続けると、漏水する可能性があります。
内部の部品も本体と同様に劣化してしまうため、不具合が生じ、漏水してしまうのです。
蛇口の内部には、漏水を防ぐためのパッキンやシールがあります。
しかし、これらは経年劣化によりボロボロになったり硬化したりすると、十分に機能を果たせなくなります。
すると、蛇口を閉めても完全に水を止められなくなってしまい、漏水被害につながる場合もあるのです。
ハンドルの動きが固くなる
古くなった水栓レバーや蛇口ハンドルのままで使い続けると、徐々に動きが固くなり、可動領域が狭くなります。
動きが固くなる理由は、以下の3つです。
- 水アカやミネラルの凝固
- サビの発生
- グリス切れ
水道水に含まれるミネラルやその他の成分は、経年とともに蛇口の内部に蓄積していきます。
ハンドルはサビがつきにくいように作られていますが、長年使用していると、腐食してくることもあります。サビて腐食したハンドルを無理に操作しようとすると、折れてしまう恐れも。
なお、グリスとは、ハンドルを動かしやすくするための潤滑油のこと。経年劣化によりグリスが切れると、ハンドルの動きが固くなってしまいます。
蛇口がぐらつく
古いままの水栓レバーや蛇口ハンドルを使い続けると、劣化によりぐらつくことがあります。
長年使用していると、部品が摩もうして、劣化し始めます。特に蛇口の固定部分のゆるみや摩もうは、ぐらつきの主な原因となりえるのです。
また、内部部品のコマやスピンドルの劣化も、ぐらつきの原因の一つです。
蛇口のぐらつきを放置すると、漏水の原因となることもあります。
また、使いづらさを感じるだけでなく、安全面の問題も起こりやすくなるため、早めの交換が必要です。
地震の際は給湯器の火事につながることも
大きな地震が起きると、給湯器の火事につながることもあります。
水栓レバーと給湯器に関係があるの?と疑問に思う人もいるかもしれません。
大地震の際に、落下物が水栓レバーに当たると、古いタイプの場合はお湯が流れ出すこともあります。
現代の水栓レバーは、上げると水が出て、下げると止まる仕組みです。
しかし古いタイプのレバーだと、この操作が逆になっていることも少なくありません。
お湯を出すことで給湯器に着火し、結果として火事につながる恐れがあります。
近頃は、さまざまな地域で地震が頻発しています。古い水栓レバーを使っている場合、新しいタイプへ交換することは、火災防止を含めた震災対策の一つとして有効と言えるでしょう。
賃貸住宅で水栓レバーや蛇口ハンドル交換する場合の注意点
賃貸住宅で水栓レバーや蛇口ハンドルを交換する際は、管理会社や大家さんの許可を得てから行うようにしましょう。
勝手に設備を交換してしまうと、契約違反となることもあります。
すると、敷金の一部を失うことにもなりかねません。
もし交換できたとしても、古い部品は捨てずに、必ず保管しておきましょう。
原状回復を求められたら、対応できるようにしておくことをお忘れなく。
また、故障による漏水で修理が必要となった場合、多くは管理会社や大家さんによる費用負担となっています。
負担については契約内容によっても異なりますので、契約書を確認しましょう。
賃貸住宅にある備品類は、管理会社や大家さんにとって資産の一部です。
手を加える場合は、必ず連絡するようにしましょう。
賃貸住宅での修理費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。
水栓レバーや蛇口ハンドルの交換を業者に依頼すべきケースとは
一部の水栓レバーや蛇口ハンドルは、自分で交換できますが、業者に依頼したほうがよいケースもあります。
一刻も早く修理したい場合
漏水を含め、一刻も早く水道を修理したい場合は、業者へ依頼しましょう。
漏水被害は、時間がたつほどダメージが広がっていくため、早急な対応が必要です。
自分で修理しようとすると時間や手間がかかり、二次被害を引き起こすリスクがあります。
しかし専門業者は豊富な知識と経験、必要な道具を持ち合わせており、迅速に修理できます。
緊急性の高い被害が発生し、早く修理したい場合は専門業者へ依頼しましょう。
交換作業に不安がある場合
交換作業の難易度が高く、不安がある場合も業者への依頼がおすすめです。
DIYに慣れていない人が自分で対処すると、作業方法や手順を間違えるなど、うまく設置できないケースも考えられます。
そんなとき、専門業者に依頼すれば、迅速かつ確実に交換できます。
作業が難しいと感じた場合は、一度手を止めましょう。
無理に自力で交換すると、適切に設置できず、不具合が生じることも。
DIYが得意な人もいれば、苦手な人もいます。交換作業に不安がある人は、水道のプロである専門業者に依頼したほうがよいでしょう。
原因不明の漏水が起きている場合
漏水原因がわからない場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。
見えない部分のトラブルや内部構造の劣化起きている場合、素人では原因の特定や修理は困難です。
専門業者は、漏水の原因を的確に見つけ出し、迅速な修理が可能です。
また、プロによる工事は、トラブルの再発を防ぎやすくなります。
自分では見つけられない漏水の原因を特定し、適切に対処するためには、専門業者の知識と技術が必要です。
水栓レバーや蛇口ハンドルの交換は水廻り修理サポートセンターへ!
水栓レバーや蛇口ハンドルは、自力での交換がです。自力で交換できれば、修理費用が安価ですみます。
DIYに抵抗がない方は、一度トライしてみてもよいでしょう。
また、漏水や地震での二次災害を防ぐためにも、古いタイプを使用している場合は、できるだけ早い交換をおすすめします。
交換作業は難しくありませんが、DIYが苦手だったりやり方がわからない方は、水道修理業者に依頼しましょう。
水廻り修理サポートセンターでは、水栓レバーや蛇口ハンドルの交換に対応しています。
自治体認定の「水道局指定工事店」なので、安心してご利用いただけます。
急なトラブルでも、24時間年中無休で駆けつけますので、いつでもお気軽にご相談ください。
>>>トイレつまり・漏水など緊急対応が必要なときはお電話でご相談ください。
水栓レバーや蛇口のハンドルの交換FAQ
- 水栓のメンテナンス方法を教えてください。
- 水栓ハンドルや蛇口の寿命はどれくらいでしょうか?
- 蛇口ハンドルの規格はどうやって調べたらいいですか?