排水管つまりは100均ワイヤーで除去!便利な製品や作業手順を紹介
この記事では、排水管つまりの除去に利用できる100均のワイヤーブラシについてまとめています。排水管つまりは早めの対処が望まれますが、道具がなければ作業に取り掛かれません。
そのようなときに便利なのが、100均で買える手頃なワイヤーブラシです。記事を読むことで、100均のおすすめワイヤーブラシや作業手順を把握できます。
排水管つまりにお困りの方、急なトラブルに対応できるよう道具を揃えて起きたい方は必見です。
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この記事の目次
排水管のつまりは100均ワイヤーブラシで解消できる?
排水管のつまりは100均で手に入るワイヤーブラシで解消できるケースがあります。排水管つまりの原因である髪の毛・石鹸カスなどの細かな異物は、先端に付いたブラシで除去しやすいです。
また、こびりついた油汚れなども、程度によってはブラシで削り落とすことが可能です。昨今は100均でもさまざまな形状・長さのワイヤーブラシが販売されているため、急なつまりトラブル用に1本購入しておくのもよいでしょう。
100均ワイヤーブラシの選び方
100均でもさまざまなワイヤーブラシが販売されていますが、種類が多いとどれを買うべきか迷う方も多いでしょう。迷う場合には、以下を選び方の基準にしてください。
利用場所で選ぶ
どこの排水管でワイヤーブラシを使いたいのか、利用場所を考えて選びましょう。水まわり設備に応じて排水管の太さや長さは異なり、つまりの原因として蓄積する汚れにも違いがあります。
たとえば洗面所の排水管の場合、排水口の入り口が他の設備と比べても狭いですが、髪の毛や石鹸カスなどワイヤーブラシで除去しやすいものがつまりがちです。
そのため、一定の長さがありブラシ自体の幅も広い製品を購入できれば、効率よくつまりを解消できます。どの水まわりで使いやすい製品なのかを考えて選びましょう。
ワイヤーブラシの素材で選ぶ
先端に付いたブラシは、製品によって硬い・柔らかいなど素材の違いがあるため、これを基準に選ぶのもよいでしょう。硬いブラシはつまりの原因をしっかり捉えて除去しやすいのが特徴ですが、その分排水管を傷つけやすいデメリットもあります。
一方の柔らかいブラシは排水管を傷つけにくいため、少しでも安全な作業を求める方にはおすすめです。実店舗で購入する場合はブラシを見たり触ったりして、希望に合うものを選んでみてください。
つまりの程度で選ぶ
つまりの程度も、どのワイヤーブラシを選択するか重要な判断要素になります。
たとえば、重度のつまりでまったく水が流れない状態では、排水管内部にワイヤーを通しても十分に力が伝わらず汚れが落ちないケースがあります。その場合は、長さが短く力が入れやすいもの、ブラシの幅が少しでも広いものなどを選ぶとよいでしょう。
反対に、軽度のつまりであれば奥深くまで届く、長さ重視のワイヤーを選んでも作業はしやすいです。排水管のつまりがどんな状況か、可能な範囲で事前に調べておき最適な製品を選びましょう。
100均の製品は手軽に購入できるため、複数種類を揃えておけばあらゆる状況に対応できます。
100均で手に入るおすすめのワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは、以下のような100円ショップで販売されています。
- ダイソー
- セリア
- キャンドゥ
それぞれの店舗で手に入るおすすめワイヤーブラシを紹介するため、購入時の参考にしてください。
ダイソー:パイプクリーナー
ダイソーで販売されているパイプクリーナーは、頑固な排水管汚れも落としやすいワイヤーブラシです。全長が53cmと長さもあるため、目視できるレベルであれば奥深くまでワイヤーを進めてつまりの原因を掃除できます。
ハンドルの付いていないタイプですが、その分直感的に操作ができるため、初めてワイヤーブラシを利用する方にもおすすめです。
セリア:ロングワイヤー排水管ブラシ
セリアで購入できるロングワイヤー排水管ブラシは、全長65cmで奥深くまで掃除ができる製品です。排水口に入れてくるくると回すことで、側面にこびりついた髪の毛やゴミなどを効率よく落とせます。
カーブに沿って簡単に曲がるため、Sトラップ・Uトラップなど湾曲した排水管の構造にも対応しているのが特徴です。
あらゆる水まわり設備の排水管に利用できるので、1本用意しておけば日々のメンテナンスにも活用できます。
キャンドゥ:排水口トゲトゲスティック
髪の毛や細かなゴミが引っかかりやすいトゲトゲ形状になっているのが、キャンドゥで販売されている排水口トゲトゲスティックです。お風呂場や洗面台など、細かなゴミが排水管に付着しやすい場所で活躍します。
この製品も自在に曲がるため、あらゆる排水管の形に対応できるのが魅力です。反対側にはフックも付いており、メンテナンス用の保管も簡単にできます。
つまり解消はもちろん、日々の掃除にも使いたい1本です。
ワイヤーブラシを使ったつまり除去の作業手順
ワイヤーブラシを使ったつまり除去の手順は、以下の通りです。
- 周囲を養生する
- ワイヤーブラシの先端を排水口から入れる
- 異物や汚れで引っかかった場所を掃除する
- 水を流してスムーズに排水されるか確認する
ワイヤーブラシは細く繊細な道具のため、適切な手順で使うことが重要です。各手順の詳細を解説します。
1.周囲を養生する
ワイヤーブラシを使う前に、まずは周囲を養生してください。ワイヤーブラシを引き抜くとき、その反動で汚れや汚水が飛び散るリスクは高いです。
床・壁にビニールシートや新聞紙、ない場合はラップを貼り付けるなどで汚れないよう対処してください。あわせて、作業時は排水管内部から悪臭が広がるリスクもあるため、空間は十分に換気しておきましょう。
2.ワイヤーブラシの先端を排水口から入れる
養生を済ませたら、ワイヤーブラシの先端を排水口から入れていきます。このとき、勢いよく押し込むのではなく、排水管の側面に沿うようにゆっくりと進めてください。
壁に沿ってゆっくり進めることで、つまりの原因に到達したときに手元で気付きやすくなります。引っかかりの手応えを感じるまで、じわじわと奥に進めていきましょう。
3.異物や汚れで引っかかった場所を掃除する
先端が何かに引っかかった手応えがあれば、そこに異物や汚れがあります。その場で少しずつ押し込みながらワイヤーを回転させて、先端のブラシで異物や汚れを掃除しましょう。
手元にハンドルが付いているタイプは、回すことで先端のブラシも回転します。ハンドルなしのタイプは本体を回しつつ、その場で上下させる動きを繰り返してください。
しばらく繰り返したら一度ワイヤーを引き抜いて、異物や汚れが付着していれば拭き取り、再度同じ箇所までワイヤーを進めて掃除を再開しましょう。
4.水を流してスムーズに排水されるか確認する
3の手順を何度か繰り返した後、引っかかりの手応えが少なくなっていれば、つまりが解消されたか確認します。このとき、水を勢いよく流して排水の状況を確認する方法がもっとも手軽です。
バケツなどの容器に入れた水を流してみて、つまり時と比べてスムーズに排水されるようなら解消されています。排水がいまだスムーズではない、排水管からゴボゴボと異音が聞こえる場合などは、まだつまりが解消できていない可能性が高いです。
もう一度ワイヤーブラシで掃除をするか、他の手段を試みてみましょう。
排水管つまりで100均のワイヤーブラシを利用する注意点
排水管つまり解消に100均のワイヤーブラシを利用する場合、いくつか注意点があります。以下の注意点を踏まえつつ、安全に作業を進めてください。
落とせない汚れがある点を理解しておく
ワイヤーブラシは、長年蓄積されたひどい汚れなどは落とせないケースがある点を理解しておきましょう。髪の毛や石鹸カスなどの細かな汚れ・ゴミには効果的ですが、固まった汚れはワイヤーで絡め取るのが困難です。
また、100均のワイヤーブラシは手軽に購入できる分、耐久面などは他の製品の方が優れている場合もあります。長さに限界があり奥まで届かない、汚れをうまく落とせないなどのデメリットがあるのも要注意です。
固形物のつまりには対応できない
こびりついて固まった汚れを落とせないのと同様に、固形物のつまりにもワイヤーブラシは対応できません。スプーンなどの食器や子どものおもちゃ、スマートフォンなどを排水口に落とした場合は、ワイヤーブラシではなく他の方法で除去しましょう。
奥深くでつまった異物は自力での対処も困難なため、業者への依頼をおすすめします。
ワイヤーを無理に奥まで進めない
排水管の奥深くまで届くのがワイヤーブラシのメリットですが、無理に奥まで進めて使うのはやめておきましょう。汚れなどに引っかかってワイヤーが切れてしまうと、先端のブラシが排水管内部に取り残されるリスクがあります。
これではワイヤーが新たなつまりの原因となり、状況が悪化してしまいます。無理に奥まで進めず、また作業中はワイヤーが切れないよう慎重に動かしてください。
難しいと感じたら他の手段を試みる
ワイヤーブラシを何度か試してもつまりが解消されなければ、他の手段を試みましょう。
つまりの原因が固まった汚れや固形物の場合、ワイヤーブラシでの解消は難しいです。ラバーカップや薬剤などを使った方法もあるため、これらの手段でつまり解消を試みてください。
また、自力で解決できないと感じたら早めに水道修理業者を呼びましょう。対応エリアであれば1時間以内に駆けつけてくれる業者も多いため、急なトラブルでも安心です。
おすすめの水道修理業者については、こちらの記事でも紹介しています。
ワイヤーで解消できない排水管つまりはプロに依頼
排水管つまりの原因や程度によっては、100均のワイヤーを使っても解消できないケースが多々あります。ワイヤーで解消できない排水管つまりは「水廻り修理サポートセンター」にご依頼ください。
水道局指定工事店として、豊富な知識と経験を持つスタッフが、ワイヤーで解決できない排水管つまりも迅速に対処します。24時間365日の対応で早朝深夜のトラブルも対応可能、急なつまりで水まわりが使えなくなった場合でも安心です。
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排水管つまりのワイヤー利用に関するよくある質問
- ワイヤーで除去できるのはどのようなつまりですか?
- 排水管つまりを放置するリスクを教えてください
- ワイヤー以外で役立つ排水管つまり解消の道具はありますか?