排水管のつまりに効果的な薬剤7選!タイプ別特徴や使用時の注意点も
この記事では、排水管つまりに効くおすすめの薬剤をまとめています。
トイレやキッチン、お風呂などの水まわり設備に欠かせない排水管は、日々の利用に応じて溜まった油や汚れ・異物が原因でつまりを起こす場合があります。
水まわり設備の排水が阻害されると生活も不便になるため、発見したら早急に応急処置をしなければなりません。
応急処置に効果的な薬剤や利用時の注意点をまとめたため、お悩みの方は参考にしてください。
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この記事の目次
排水管のつまりに効果的な薬剤7選
排水管のつまり解消に効果的な薬剤を7つ紹介します。排水管つまりはあらゆる原因で起こるため、急なトラブルにも自身で対応できるように薬剤の使い方を覚えておくと安心です。
薬剤ごとにタイプや利用手順も異なるため、状況に応じて最適なものを用意しましょう。
パイプユニッシュ
パイプユニッシュは、排水管のつまり解消で有名なアルカリ性洗剤です。液体・粉末など複数のタイプが発売されており、状況に応じて使い分けられるのが特徴です。
液体タイプは強粘度のジェルが排水管にしっかりと密着することで、つまりの原因や悪臭を落としてくれます。
日々の掃除にもおすすめのため、メンテナンス用として1本備えておくとよいでしょう。
サンポール
サンポールは、便器や排水管内のしつこい汚れ落としに効果的なトイレ用酸性洗剤です。
尿石など、アルカリ性の汚れに強い効果があり、引っかかっていたトイレットペーパー等の除去が期待できます。
サンポールに含まれている塩酸は揮発性があるため、使用する際はトイレの空間をしっかり換気してください。
また、トイレ以外への利用は推奨されていないため、排水管や各設備の損傷を防ぐためにもトイレのみの利用に留めておきましょう。
デオライト
尿石除去剤として効果の高いデオライトは、トイレの排水管つまりに有効な薬剤です。
デオライト・デオライトL・デオライトSSなどいくつかシリーズが販売されており、とくに排水管の深部や屈曲部の尿石除去にはデオライトSSの利用が効果的です。
ただし、医療用外劇物にも指定される強力な薬剤のため、まずは市販で手に入りやすいサンポール等でつまり解消を試みることをおすすめします。
ピーピースルーF
ピーピースルーFは、排水管の汚れや雑菌の除去に効果的なアルカリ性洗剤です。
粉末タイプのため、排水口部分に粉末を撒き40℃程度に調節したお湯を流すことで、反応により発泡した泡がこびりついた汚れを落としてくれます。
排水管に浸透させた後は30分〜1時間程度放置するだけでよいため、手軽につまり解消を実践できておすすめです。
ダイソー 液体パイプクリーナー
ダイソー液体パイプクリーナーは、キッチンやお風呂、洗面所の排水管におすすめの液体洗剤です。
油の分解に効果的な水酸化ナトリウムの配合量も1%と多く、油がひどいキッチンの排水管でも活躍してくれる1本です。
タンパク質を分解できる次亜塩素酸もナトリウムも含まれており、つまりの原因になりやすい髪の毛を溶かすのにも効果があります。
液体の粘度自体は高くないため、利用の際は排水管の側面を伝うよう工夫しましょう。
パイプハイター 高粘度ジェル
パイプハイター 高粘度ジェルは、文字通り高粘度なジェルが排水管内をゆっくりと進み、こびりついた汚れを落としてつまり解消が期待できる薬剤です。
効果的な成分も十分に配合されているため、あらゆる排水管のトラブルに活躍できる1本になります。
サニボン 泡パワー
サニボン泡パワーは、排水管のつまりや悪臭を強力な泡によって解消できる薬剤です。
泡は髪の毛から油汚れまで幅広く溶かす効果があり、黒ずみ除去など日々のメンテナンスにも向いています。
効果が強力な分、利用の際は手を保護したり十分な換気は忘れずに行いましょう。
つまりに効く薬剤のタイプごとの特徴
薬剤にはさまざまな製品があるのと同様に、タイプにもいくつか違いがあります。主な薬品のタイプは、以下の3つです。
- 液体タイプ
- 固形・粉末タイプ
- 泡タイプ
それぞれの薬剤で特徴も異なるため、状況にも応じて最適なタイプを選択できれば、つまり解消の効果もより高まります。
タイプごとの特徴を以下で紹介します。
液体タイプ
液体タイプは、文字通り液状になっており多少のとろみがある洗剤です。
とろみによって排水管内側の壁にへばりつき、ゆっくりと流れることでつまりの原因となる油や汚れを削ぎ落とします。
液体タイプは単体で流れてくれるため、水に溶かす必要がありません。そのため、水が溜まっていない排水管でも利用できるのが特徴です。
液体タイプを利用するときは、飛び散って手や肌に付着しないように注意してください。
固形・粉末タイプ
固形・粉末タイプは、水に溶けることで洗浄液になるタイプの洗剤です。
塩素系漂白剤などの成分が含まれるものが多く、排水管内で水に溶けて化学反応を起こすことで、つまりの原因となる汚れを分解する効果があります。
トイレの封水や台所・洗濯機の排水トラップなど、水が溜まっている箇所への利用が向いています。
固形・粉末タイプは、液体タイプと異なり手に付着する心配もなく、手軽に扱える点が特徴です。
ただし、水が溜まっていない場所では効果を得られないため注意してください。また、水に溶ける際に発砲してガスが発生する製品もあるため、十分に換気して使用しましょう。
泡タイプ
泡タイプは、ボトルから直接濃密な泡が出てきて、排水管の汚れに密着することでつまりの原因を落としてくれる洗剤です。
泡の密着により汚れ等を落とす効果があるため、水が溜まっていない場所で大きな効果が期待できます。
液体タイプと同様に、水が溜まっていない排水管で手軽に利用できるのが特徴です。
排水管のつまりを除去する成分
排水管のつまりは設備や状況に応じて原因もさまざまですが、原因を溶かす成分が含まれている薬剤を使用すれば、つまり解消に効果的です。
薬剤を用意する場合、以下の成分が含まれているかも事前に確認してみましょう。
次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウムは、タンパク質を溶かす効果のある成分です。そのため、お風呂・洗面所・洗濯機など、髪の毛がつまりやすい排水管への利用に向いています。
泡タイプ、もしくは液体の中でも粘土の高いジェルタイプなどを利用することで、排水管の中をゆっくりと伝っていき効率よく髪の毛を溶かせます。
薬剤のパッケージの成分表記は、配合量の多い成分から順に記載されているため、次亜塩素酸ナトリウムがはじめに記載された商品を選ぶことで髪の毛によるつまり解消効果をより高められるでしょう。
水酸化ナトリウム
水酸化ナトリウムは、油分を溶かす効果のある成分です。キッチンの油やお風呂・洗面所の皮脂など、つまり原因としても多い油汚れによるつまり解消に向いています。
濃度が高いほどしつこい油を落とせるため、こびりついた汚れをしっかりと落としたければ濃度1%以上水酸化ナトリウムが含まれる高濃度な薬剤を選択しましょう。
製品によっては、次亜塩素酸ナトリウム・水酸化ナトリウムともに含まれているものもあるため、あらゆる排水管に対応したい場合は1本備えておくと安心です。
排水管のつまりで薬剤を利用する際の注意点
排水管のつまり解消に薬剤を利用する際は、いくつかの注意点があります。
注意点を守らなければ排水管のつまりが解決しないだけでなく、自身の健康を損なう恐れもあるため、薬剤は慎重に利用しなければなりません。
以下の点を心がけて作業を進めてください。
「まぜるな危険」の薬剤は慎重に取り扱う
薬剤の容器に「まぜるな危険」の記載があるものは、とくに慎重に取り扱ってください。
この表記は塩素系洗剤で見られるもので、場合によっては命の危険をともなうため、目立つように強調して記載されています。
塩素系洗剤は酸性洗剤と混ぜ合わせることで塩素ガスを発生させますが、この塩素ガスは人体にとって非常に有毒な気体です。
皮膚や気道に対して強い腐食性があり、吸入することで肺気腫を起こしたり、許容濃度を超えた場合は死亡する恐れもあります。
とくにトイレやお風呂など換気の悪い空間では、濃度の高い塩素ガスが体内に入り込みやすいため、まぜるな危険の表記がある薬剤は十分に注意して利用しましょう。
薬剤を素手で触らない
薬剤を使う時は必ず素手で触らず、手袋をするなどで保護してから作業しましょう。
つまり除去に効果的な成分である水酸化ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウムなどは刺激が強いため、肌に触れると皮膚がただれてしまいます。
薬剤を握る手はもちろん、飛び散りも考慮して肘部分までビニールで覆うなど、万全な対策のもと利用してください。
十分に換気してから使用する
いずれの薬剤でも、空間は十分に換気してから使用してください。薬剤の中には強い臭いを発するものや、発泡によってガスが広がるものがあり、充満した空間に居続けると利用者に悪影響を及ぼします。
とくに、人体にとって有害な塩素ガスを発生させてしまった場合、換気されていない空間では許容濃度を超える量を吸い込んで命の危険にも晒されます。
ドアや窓、換気扇を回して空気の循環を作り出しておき、自身もマスクなどの対策を施した上で作業しましょう。
解決しなければ水道修理業者に依頼する
薬剤によるつまり解消を試みても一向に解決しなければ、水道修理業者に依頼してください。
排水管のつまり解消は他の手段でも可能ですが、奥深くのつまりは素人の対応では難しく、薬剤が効かなければ解決するのは困難です。
水まわり設備のトラブルに強い水道修理業者に依頼すれば、スムーズに原因を特定の上修理に進んでくれるため、急いでつまりを直したい場合も安心です。
各エリアに対応する業者は数多くありますが、業者ごとに修理費用や諸経費の相場も異なるため、安く抑えたければ事前に情報をよく確認しましょう。
費用の安いおすすめ業者は、こちらの記事でも紹介しています。
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排水管つまり解消の薬剤に関するよくある質問
- 食器用洗剤も排水管つまり解消に役立ちますか?
- 複数の薬剤を組み合わせて使うのはよくないですか?
- 薬剤で解決しない排水管のつまりは他にも対処法がありますか?