水栓レバーの交換方法を解説|自分でできる手順を紹介

2024/02/29

2026/08/19

本記事では、水栓レバー(蛇口ハンドル)の交換方法を種類別に解説します。

水栓は長年使用すると、レバーのぐらつきや破損、内部部品の劣化による水漏れなどが起こることがあります。症状によってはレバーだけでなく、水栓内部の部品や水栓本体の交換が必要です。

結論は以下の通りです。

  • 【種類確認】種類・メーカー・型番を確認する
  • 【DIY可否】レバー・ハンドルのみなら交換できる場合がある
  • 【費用目安】DIYは部品代、業者依頼は作業料+部品代
  • 【迷ったら】型番や原因が不明ならメーカーや業者に相談する

本記事を読めば、水栓レバーの種類の見分け方から交換手順、費用の目安までを理解し、自分で交換するか業者へ依頼するか判断しやすくなります。

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水栓レバーとは?種類と交換前に確認すべきこと

水栓レバーの種類と交換前に確認すべきこと

水栓レバーとは、レバーの上下・左右の操作によって水量や温度を調整する水栓の操作部分です。ひねって操作する蛇口ハンドルとは操作方法が異なります。

交換する場合は、購入した部品が取り付けられないトラブルを防ぐため、メーカー名・型番・水栓の種類を事前に確認しましょう。

操作部分の種類

種類 特徴
シングルレバー混合栓 1本のレバーで水量や温度を調整する
ツーハンドル混合栓 水用・お湯用のハンドルがそれぞれ付いている
サーモスタット混合栓 温度調節用のハンドルと吐水・止水用の操作部が分かれている

蛇口本体の設置タイプ

タイプ 特徴
ワンホールタイプ シンクや洗面台などに設けられた1つの取付穴へ水栓を設置する
ツーホールタイプ シンクや洗面台などに設けられた2つの取付穴へ水栓を設置する
壁付きタイプ 壁面の給水・給湯配管に水栓を取り付ける

交換前に確認すべき3つのポイント

確認ポイント 確認方法
メーカー名・型番 水栓本体の側面・裏側・根元などの表示やシールを確認する
止水栓の位置 シンク下や洗面台下などを確認し、ない場合は元栓の位置を確認する
必要な工具 取扱説明書や施工説明書を確認し、ドライバーやレンチなどを準備する

レバーハンドルは水栓によって適合する部品が異なります。メーカー名と型番を確認し、純正品やメーカーが適合を確認している部品を選びましょう。

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【タイプ別】水栓レバー・蛇口ハンドルを自分で交換する方法

レバーやハンドル部分だけであれば、製品によっては自分で交換できます。ただし、固定方法や部品の構造は水栓によって異なるため、必ず取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。

シングルレバーの交換方法・手順

【準備するもの】

  • 適合する新しいレバーハンドル
  • ドライバーなど製品に合った工具

【交換方法・手順】

  1. 止水栓を閉める(必要に応じて元栓を閉める)
  2. 取扱説明書に従ってキャップなどを外す
  3. 固定ネジがある場合は取り外す
  4. 古いレバーハンドルを取り外す
  5. 新しいレバーハンドルを取り付ける
  6. ぐらつきや動作に問題がないか確認する

レバーの固定方法にはネジ式や差し込み式などがあります。無理に引っ張ったりこじったりせず、製品ごとの取り外し方法を確認しましょう。

蛇口ハンドル(ツーハンドル)の交換方法・手順

【準備するもの】

  • 適合する新しい蛇口ハンドル
  • ドライバーなど製品に合った工具

【交換方法・手順】

  1. 止水栓を閉める(必要に応じて元栓を閉める)
  2. ハンドルのキャップを取り外す
  3. 固定ネジを取り外す
  4. 古いハンドルを取り外す
  5. 新しいハンドルを取り付けて固定する

ハンドルのみを交換する場合は、水栓内部のコマやスピンドルなどをむやみに分解する必要はありません。ハンドルを交換しても水漏れや操作不良が直らない場合は、内部部品の点検が必要です。

ハンドルからシングルレバーへ交換する方法

古いツーハンドル混合栓から、シングルレバー混合栓へ交換できる場合があります

ただし、ツーハンドルの持ち手部分をシングルレバーへ付け替えるのではなく、基本的には対応する水栓本体への交換が必要です。既存の取付穴の数・間隔・配管位置などに適合する製品を選びましょう。

取付条件がわからない場合や、配管の変更を伴う場合は無理にDIYせず、メーカーや専門業者へ相談してください。

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蛇口本体ごと交換する場合の方法

蛇口本体ごと交換する場合の方法

レバー・ハンドル部分だけでは不具合を解消できない場合や、交換部品が入手できない場合は、水栓本体ごとの交換を検討します。

以下の手順は一般的な流れです。固定方法や給水ホースの接続方式は製品によって異なるため、実際の交換作業では必ず施工説明書を確認してください。

ワンホールタイプの交換手順

【準備するもの】

  • 設置条件に適合する新しい水栓
  • ドライバー
  • モンキーレンチなど指定された工具

【交換方法・手順】

  1. 止水栓を閉める(止水栓がない場合は元栓を閉める)
  2. 水栓を開いて水が止まっていることを確認する
  3. 給水・給湯ホースを取り外す
  4. 水栓本体を固定している金具を取り外す
  5. 古い水栓を取り外す
  6. 施工説明書に従って新しい水栓を固定する
  7. 給水・給湯ホースを接続する
  8. 通水して接続部から水漏れがないか確認する

水栓を取り付けたあとは、レバーが止水位置になっていることを確認してから止水栓を開けましょう。接続部は乾いた布などで確認すると、小さな水漏れにも気付きやすくなります。

ツーホールタイプの交換手順

【準備するもの】

  • 取付穴の寸法に適合する新しい水栓
  • モンキーレンチなど指定された工具

【交換方法・手順】

  1. 止水栓を閉める(止水栓がない場合は元栓を閉める)
  2. 水が止まっていることを確認する
  3. 給水・給湯管やホースを取り外す
  4. 水栓を固定しているナットや金具を外す
  5. 古い水栓を取り外す
  6. 施工説明書に従って新しい水栓を取り付ける
  7. 給水・給湯管やホースを接続する
  8. 通水し、水漏れがないか確認する

シンクや洗面台の裏側は作業スペースが狭く、通常のレンチではナットを回しにくい場合があります。必要に応じて、立水栓取付レンチなど狭い場所で使用できる工具を利用しましょう。

壁付きタイプの交換手順

【準備するもの】

  • 設置条件に適合する新しい水栓
  • モンキーレンチ
  • 製品の施工説明書で指定されたシール材

【交換方法・手順】

  1. 元栓または該当する止水設備を閉める
  2. 水が止まっていることを確認する
  3. 水栓本体を取付脚から取り外す
  4. 必要に応じて取付脚を取り外す
  5. 施工説明書に従ってシール材を使用し、新しい取付脚を取り付ける
  6. 新しい水栓本体を取り付ける
  7. 通水し、水漏れがないか確認する

シールテープの巻き数や施工方法は、製品や使用する材料によって異なります。「何周」と一律に決めず、水栓や部材の施工説明書に従いましょう。

壁内の配管を傷めたり接続部から水漏れしたりする可能性があるため、取付脚の取り外しに不安がある場合は専門業者への依頼がおすすめです。

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水栓レバー交換にかかる費用相場

レバー・ハンドルのみを自分で交換する場合は、基本的に交換する部品の購入費用がかかります。価格はメーカーや機種、交換部品によって異なります。

業者へ依頼する場合は、作業内容や交換する部品によって料金が変わります。水廻り修理サポートセンターでは、キッチンの水漏れ修理を作業料金3,080円(税込)~と案内しており、別途部品料金がかかる場合があります。

依頼方法 費用の内訳 費用目安
自分で交換(レバー・ハンドルのみ) 部品代 製品・部品によって異なる
業者に依頼(レバー・ハンドル交換) 作業料金+部品料金 作業内容・部品によって異なる
業者に依頼(水栓本体交換) 作業料金+水栓本体・部品料金 水栓の種類や設置状況によって異なる

水廻り修理サポートセンターの料金は、作業内容や交換部品によって異なります。作業を依頼する前に見積もりの総額と作業内容を確認しておきましょう。

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水栓レバー・蛇口ハンドルの購入場所

水栓レバー・蛇口ハンドルの購入場所

水栓レバーや蛇口ハンドルは、ホームセンター・メーカー・オンラインショップなどで購入できます。

購入場所 メリット 向いている人
ホームセンター 実物を確認でき、店舗によってはスタッフに相談できる 実物を見て選びたい人
メーカー・公式部品販売 型番から適合する純正部品を確認しやすい 純正部品を探している人
オンラインショップ さまざまな商品を比較しやすい 型番や適合部品がわかっている人

特にレバーハンドルは、見た目が似ていても取り付けられない場合があります。メーカー名や型番だけでなく、交換部品の適合情報まで確認してから購入しましょう。

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古い水栓レバーを交換しないとどうなる?

古い水栓レバーを交換しないとどうなる?

水栓を長期間使用すると、水漏れ・操作不良・ぐらつきなどの不具合が生じる場合があります。

症状 考えられる主な原因
水が止まりにくい・水漏れする カートリッジやパッキンなど内部部品の劣化
レバー・ハンドルが固い 内部部品の摩耗や劣化、水アカなどの付着
レバー・水栓本体がぐらつく 固定ネジや固定金具の緩み、部品の破損・摩耗

レバーがぐらついているからといって、必ずしもすぐ交換が必要とは限りません。固定ネジの緩みなどであれば、締め直すことで改善する場合があります。

一方、部品が破損している、水漏れしている、操作しにくいといった症状がある場合は、部品交換や水栓本体の交換を検討しましょう。

また、古いシングルレバー水栓には、レバーを下げると吐水し、上げると止水する「上げ止め式」の製品もあります。現在は、レバーを上げると吐水し、下げると止水する方式が一般的です。

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賃貸住宅で交換する場合の注意点

賃貸住宅で交換する場合の注意点

賃貸住宅の水栓は物件の設備に含まれていることが多いため、自己判断で交換せず、まず管理会社や大家さんへ連絡しましょう。

  • 交換前に管理会社・大家へ確認する
  • 交換を認められた場合も条件を確認する
  • 原状回復の要否を契約書などで確認する

無断で設備を交換すると、賃貸借契約の内容によっては原状回復を求められる可能性があります。自分で交換してよいと言われた場合も、取り外した部品を保管しておくと安心です。

一方、経年劣化や設備そのものの故障による修理は、貸主側の負担となる場合があります。費用負担を自己判断せず、まず管理会社や大家さんへ状況を伝えましょう。

賃貸住宅での水漏れ修理費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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交換を業者に依頼すべきケースと選び方

交換を業者に依頼すべきケースと選び方

レバー・ハンドル部分のみなら自分で交換できる場合がありますが、状況によってはメーカーや専門業者への依頼が適しています

業者に依頼すべき3つのケース

ケース 理由
水漏れの原因がわからない レバー以外の内部部品や配管が原因の場合がある
水栓本体の交換に不安がある 取り付け不良によって水漏れが起きる可能性がある
配管の加工・変更が必要 給水装置工事に該当する場合があり、専門的な施工が必要

業者を選ぶときのポイント

業者を選ぶ際は、作業前に見積もりが提示され、作業内容や追加料金について説明があるかを確認しましょう。

また、給水管の接続変更など給水装置工事が必要な場合は、自治体の指定給水装置工事事業者であるか確認することも大切です。

指定給水装置工事事業者であることだけで料金の安さやトラブルの有無が保証されるわけではありません。料金に不安がある場合は、見積もりの内訳を確認し、必要に応じて複数の業者を比較しましょう。

まとめ

水栓レバーや蛇口ハンドルは、メーカー・型番・部品の適合が確認できれば自分で交換できる場合があります

一方、水漏れの原因がわからない場合や、水栓本体・配管まで作業する必要がある場合は、無理にDIYせずメーカーや専門業者へ相談しましょう。

チェック項目 ポイント
種類の確認 水栓の種類・設置タイプ・メーカー・型番を確認する
交換前の準備 適合部品・止水栓の位置・必要な工具を確認する
DIYできる範囲 レバー・ハンドルのみなら自分で交換できる場合がある
本体交換 製品ごとに施工方法が異なるため、施工説明書を確認する
業者選び 作業内容・見積もり・追加料金の有無を事前に確認する
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水栓レバーや蛇口のハンドルの交換FAQ

水栓レバーのメンテナンス方法を教えてください。
水栓ハンドルや蛇口の寿命はどのくらいですか?
交換したいレバーハンドルが製造終了で手に入らない場合はどうすればいいですか?
DIYで交換した場合、保証は受けられますか?
水栓レバーがぐらつくだけで、まだ水漏れしていない場合も交換が必要ですか?