キッチンの蛇口から漏水!水栓種類ごとの原因や自身での対処法を紹介

2025/04/06

2025/04/09

この記事では、キッチンの蛇口から漏水した場合の対処法をまとめています。

水まわり設備の中でも頻繁に使われるキッチンは、蛇口が原因で漏水が起きるケースも多いです。

蛇口が漏水した場合、自分でも多少の応急処置が可能なため、被害が拡大する前に対処を進めていきましょう。

記事を読むことで、水栓の種類やそれぞれで考えられる漏水原因、作業時の注意点が分かります。

キッチンの漏水にお悩みの方は修理の参考にしてください。

今週の
No.1 おすすめ優良業者!!

水廻り修理サポートセンター

【水道局指定工事店だから安心!】トイレの水漏れ・つまりなど水トラブルに最短30分で駆けつけます。もちろん〈出張費用・見積もり費用無料!〉大阪をはじめ関東/東海/近畿など幅広いエリアに対応。お困りの際はお気軽にご相談下さい!

詳細を見る

キッチン蛇口に使われる水栓の種類

キッチン蛇口に使われる水栓の種類

キッチンの蛇口に使われる水栓の種類には、主に以下の2つがあります。

※それぞれの応急処置をすぐに確認したい場合は、当てはまる水栓タイプをクリックしてください。

蛇口から漏水が確認できる場合、水栓ごとに原因や応急処置方法が変わるケースもあるため、それぞれの違いは事前に押さえておきましょう。各水栓の特徴について紹介します。

シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓とは、水とお湯をひとつのレバーで操作できるタイプの水栓です。レバーを上下に動かすと水を流して、左右に動かすことで温度を調節できます。

レバーひとつで手軽に操作できるため、新居では標準設備として設置されるケースが多いです。

ハンドル混合水栓

ハンドル混合水栓とは、水用・お湯用の2つのハンドルで水量と温度を調節するタイプの水栓です。

ハンドルを2つ操作する点が面倒に感じられますが、シングルレバー混合水栓に比べて温度と水量をより細かく調節でき、構造がシンプルで故障しづらいのがメリットです。

シングルレバー混合水栓の漏水原因と応急処置方法

シングルレバー混合水栓の漏水原因と応急処置方法

シングルレバー混合水栓で考えられる主な漏水原因は、以下の通りです。

  • バルブカートリッジの劣化
  • パッキン劣化やナットの緩み
  • 給水管との接続不備

各接続部のパッキンやナットに異常があれば交換や締め直し、異常が見られなければバルブカートリッジそのものを交換しましょう。

バルブカートリッジの交換方法は、以下の手順を例に実践してください。

  1. レバー部分を上に引き抜いて分解する
  2. 内部にある止めバネ、スペーサー、ストッパーをマイナスドライバーで取り外す
  3. カートリッジの押さえを取り外す
  4. マイナスドライバーを使って、てこの原理で古いカートリッジを取り外す
  5. 内部のフレアパッキンとバネをペンチで取り外す
  6. 新しいフレアパッキンとバネを取り付ける
  7. 新しいバルブカートリッジを取り付けて、外した部品を逆の手順ですべて取り付ける

吐水口やレバーハンドルの下から漏水している場合は、バルブカートリッジが原因の可能性が高いです。

必要な道具を揃えた上で、作業は慎重に進めてください。

2ハンドル混合水栓の漏水原因と応急処置方法

ハンドル混合水栓の漏水原因と応急処置方法

2ハンドル混合水栓で考えられる主な漏水原因は、以下の通りです。

  • パッキン・シールテープの劣化やナットの緩み
  • 本体の劣化

シングルレバー混合水栓と同様、基本的には部品の劣化が原因です。

2つのハンドルを頻繁に開閉、またハンドルを左右に動かして使う場面が多いため、摩擦により接続部のパッキンが劣化しやすいです。

そのため、2ハンドル混合水栓ではハンドル下からの漏水が多く見られます。新しいパッキンに交換する、接続部のナットを締め直すといった対策が必要です。

蛇口の取り付け部分の漏水も、パッキンや隙間を埋めるシールテープの劣化が考えられるため、これらを調整することで改善が期待できます。

キッチン蛇口の漏水を応急処置する際の注意点

キッチン蛇口の漏水を応急処置する際の注意点

キッチン蛇口の漏水を応急処置する際は、いくつかの注意点があります。

確実に被害を食い止めるためにも、以下の注意点は踏まえた上で慎重に作業を進めてください。

止水栓を閉めてから作業する

漏水修理は、必ずキッチンの給水管に付いている止水栓を閉めてから作業を始めましょう

止水栓を閉めることで給水管からの水の流れが止まるため、漏水被害の拡大を止められます。

キッチンの止水栓はシンク下の給水管側面に取り付けられており、ほとんどが蛇口タイプのハンドルです。蛇口をひねって完全に閉まったことを確認してから、修理を進めてください。

修理後は止水栓を開けば水も流れるようになりますが、開きすぎると水の勢いが強くなるため、閉めた時に回した回数を覚えておき元に戻すようにハンドルを回しましょう。

部品交換時はサイズ・型番の合うものを用意する

蛇口の部品を交換する時は、必ずサイズ・型番の合うものを用意してください。

フィルターやカートリッジ、接合部のパッキンなどはサイズや型番が合致しなければ適切に機能せず、漏水は解消されません。

合致しない部品は無理に取り付けることで蛇口の故障リスクも高まるため、事前によく確認してから購入を進めましょう。

必要な道具はすべて揃えておく

蛇口を修理する場合は、作業前に必要な道具をすべて揃えておきましょう。

蛇口の故障原因にもよりますが、主に必要な道具は以下の通りです。

  • ウォーターポンプフライヤー
  • モンキーレンチ
  • ドライバー
  • 交換用部品

止水栓を閉めていれば作業中の被害拡大は防げますが、必要な道具を揃えて修理に臨まなければ余計な時間がかかってしまいます。ナットやネジを外す場合は、適切な道具を使わなければ破損するおそれもあり危険です。

自分で修理すると決めたら、ホームセンター等で道具をすべて揃えた上で臨みましょう。

無理だと感じたらすぐに業者に依頼する

しばらく修理を試みて、自力解決が無理だと感じた場合はすぐに水道修理業者に依頼しましょう

直る見込みもなく、闇雲に作業を続けていると、蛇口を破損させて被害が拡大するリスクもあります。

結果的に修理費が高くつく場合もあるため、そうなる前に業者を呼ぶのが大切です。業者に依頼する際は、技術力が高く適切な費用でサービスを提供する水道局指定工事店を探してください。

おすすめの水道局指定工事店は、こちらの記事でも紹介しています。

根元の漏水はウォーターハンマー現象による可能性も

根元の漏水はウォーターハンマー現象による可能性も

蛇口の根元から漏水が確認できる場合は、ウォーターハンマー現象による可能性も考えられます。

ウォーターハンマー現象とは、蛇口を閉めた時、ドンという音とともに水道管が振動する現象です。

これは蛇口に流れる水を急に止めたことで、配管内に圧力変動が起こり発生します。ウォーターハンマー現象によるダメージが蛇口に蓄積すると、蛇口付近が破損して根元から漏水する恐れがあるのです。

止水栓部分に水撃防止装置を取り付けることで現象は予防できますが、何も対策せずに利用を続けていると、ダメージ蓄積による蛇口の故障がいつ急に起こるか分かりません。

根元が漏水した時は、配管が破損していないかを業者に確認してもらいましょう。

キッチン蛇口修理の費用相場

キッチン蛇口修理の費用相場

キッチン蛇口修理の費用相場を紹介します。

キッチン蛇口は自分で応急処置する、または水道修理業者へ依頼する2通りの方法から選びますが、それぞれでかかる費用も異なります。

どちらの方法を選ぶ場合でも、あらかじめ相場を理解しておき予算を組みやすくしておきましょう。

自分で応急処置

自力で応急処置する場合は、蛇口本体や各部品交換でかかる費用として、3,000円〜20,000円程度が相場になります。

修理に必要な道具を揃える場合はさらに費用がかかるため、自力での応急処置が最適な手段であるかどうかは慎重に考えてみましょう。

水道修理業者へ依頼

キッチンの蛇口修理を水道修理業者へ依頼する場合の費用相場は、以下の通りです。

サービス内容 費用相場
蛇口の部品交換 3,000円~5,000
蛇口本体の交換 10,000円~30,000

部品の交換のみで済む際は費用も安いですが、根元の漏水などで本体を取り替える必要がある場合は、費用も割高になります。

また、蛇口の種類がシングルレバーかハンドルかにも応じて作業内容や手間も変わるため、費用は変わります。

そして、業者によっては以下の諸経費が追加で発生する点も覚えておきましょう。

諸経費 料金相場
基本料金 2,000円~4,000円
出張費 無料~4,000円
見積もり費用 無料~3,000円
時間外料金 3,000円~10,000円
作業料金 2,000円〜5,000円
処分費
※部品交換の場合
3,000円〜10,000円

出張や見積もり費用については無料の業者もあるため、費用を抑えたい場合は諸経費の有無を確認してみることも重要です。

相場に見合う費用でサービスを提供するおすすめ業者は、こちらの記事も参考にしてください。

キッチンが漏水するその他の原因

キッチンが漏水するその他の原因

キッチンが漏水する原因は、蛇口以外にもさまざまにあります。

蛇口周辺で漏水が確認できない場合は、以下の問題についても確認してみましょう。

配管接合部の不具合

キッチンには排水管・給水管などの配管がつながっていますが、配管接合部に取り付けられたパッキンが劣化していたり、ナットが緩んでいる場合は漏水の原因になります。

パッキンを新しいものに交換する、ナットを締め直すなどの対策をとることで、漏水を食い止められます。

排水管・給水管の破損

排水管や給水管が何らかの原因で破損していると、そこから漏水が発生します。

経年劣化や錆などで小さな亀裂が入った場合、シンク下に収められている配管の異常には気づかず、いつの間にか床が浸水していたケースも少なくありません。

補修用テープで一時的な対処はできても、最終的には業者に交換作業をしてもらってからキッチンを使用してください。

シンク本体の破損

シンク本体が破損していると、破損箇所から漏水が起こります。

シンク破損の原因は、汚れの長期放置や経年劣化、重い物を落としてしまったなどさまざまに考えられます。

キッチンのシンク交換は難易度が高く、知識のない人の実践は困難です。水道修理業者の依頼して、確実に新しいものに取り替えてもらいましょう。

キッチン蛇口の漏水は「水廻り修理サポートセンター」が解決!

キッチン蛇口の漏水は「水廻り修理サポートセンター」が解決!

キッチン蛇口の漏水にお困りなら「水廻り修理サポートセンター」が解決します。

水道局指定工事店として、技術力の高い熟練スタッフがキッチン蛇口の漏水原因を迅速に特定、的確に修理して被害の拡大を阻止します。

関西〜関東まで幅広いエリアに対応、最短30分で現場に駆けつけて、急なトラブルにも対処できるスピード感も強みです。

出張や見積もりにかかる諸経費は無料、早朝深夜も安心の24時間365日対応のためご安心ください。

キッチンの蛇口やその他水まわり設備に関するご相談も、お気軽にお待ちしています。

>>>水廻り修理サポートセンターへの無料お見積りはこちら!
>>>キッチンつまり・漏水など緊急対応が必要なときはお電話でご相談ください。

キッチン蛇口の漏水に関するよくある質問

キッチン蛇口の漏水は自分でも手軽に解決できますか?
キッチン蛇口の漏水で業者に依頼すべきケースはありますか?
キッチン蛇口の漏水を放置するとどのようなデメリットがありますか?