自宅のキッチンが臭い!原因不明時に確認するべき箇所や対処法を解説

2025/09/07

2025/09/07

この記事では、自宅キッチンが原因不明の臭いで悩まされる場合の、確認箇所や対処法などをまとめています。日々の利用頻度や使い方次第で臭いが広がりやすい場所がキッチンですが、悪臭の原因が分からないケースも多々あるのが実状です。

記事を読むことで、原因不明時に確認するべき箇所や箇所別の対処法、放置するリスクなどを把握できます。予防法についても紹介するため、キッチンの臭いに悩まされたくない方は必見です。

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キッチンから原因不明の臭いがしたら確認すべき箇所

キッチンから原因不明の臭いがしたら確認すべき箇所

キッチンから原因不明の臭いが広がってきたら、気付かないだけで設備のどこかに異常が起きている可能性が高いです。臭いの原因を突き止めるためにも、まずは以下の箇所を確認してください。

排水口

排水口は、調理油や食べ残しが流れていく入り口として、汚れが付着しやすい場所です。食べ残しなどがそのまま残っていると腐敗して悪臭を放つのはもちろん、目に見えない汚れの成分が蓄積して臭いを発することもあります。

とくに、排水口にはゴミ受け・水切りネット等を設置する家庭が多いですが、これらを長時間放置すると雑菌やカビが繁殖しやすいです。キッチンから臭いがしてきたら、まずは排水口を確認してみましょう。

排水管

調理油や食べ残し、食器洗いに使った洗剤などは排水管に付着しやすく、この汚れが原因で臭いを発する可能性も高いです。側面にこびりついたわずかな成分だけでも臭いは発生するため、発生源としても特定しづらいです。

排水口の掃除をしても臭いが広がる場合は、排水管が原因と考えて対処を進めましょう。

排水トラップ

排水管とシンクの間には、排水管から上がる臭いの侵入を防ぐための排水トラップがあります。トラップ内に一定量の水を溜めることで機能しますが、何らかの理由でこの水が溜まっていない・量が少ない場合などはキッチンに臭いが拡散してしまいます。

トラップの故障や長期間キッチンを使わないことによる蒸発など、水が溜まらない原因もさまざまなため、排水トラップの状態を一度確認してみましょう。

シンクやシンク下

シンクにゴミが残っていたり、シンク下に収納した物が原因で臭いがするケースもあります。とくにシンク下の場合、長らく扉を閉めたままだと湿気がこもり、カビが繁殖して臭いを発しやすいです。

また、排水管の劣化・故障によって隙間から汚水が漏れ出していると、そこからも臭いが広がります。物をたくさん置いているとつい掃除を忘れがちなシンク下ですが、原因不明の臭いがする場合は中の物を取り出して一度状況を確認してみましょう。

コンロ周辺や換気扇

水まわりではないコンロ周辺や換気扇(レンジフード)も、飛び散った油や食材を放置することで臭いの原因になります。細かな食材が放置されていると、臭いだけでなく害虫を発生させるおそれもあるので要注意です。

キッチンが臭い場合の水まわり対処法

キッチンが臭い場合の水まわり対処法

キッチンを一通り確認しても何かしらの異常が見られなければ、水まわりを優先的に掃除していきましょう。目に見えない汚れを落とすことで、臭いのもとになる雑菌などを除去できます。

箇所ごとの掃除方法を紹介するため、作業時の参考にしてください。

排水口

排水口はとくに汚れが目立ちやすい箇所のため、定期的に掃除をすることで臭いの発生を抑えられます。排水口は、以下の手順を参考に掃除を進めてください。

  1. 排水口のフタやゴミ受けを取り外す
  2. スポンジやブラシに台所用の中性洗剤をつけて、全体的に磨いていく
  3. 全体的に磨いたら、洗剤の残りをすべて洗い流す

取り外したフタやゴミ受けは、袋にお湯と酸素系漂白剤を入れて、その中で浸け置きするのも効果的です。5分〜10分ほど放置してから洗い流すことで、こびりついた汚れを除去できます。

作業時はゴム手袋を装着の上、汚れや洗剤に素手で触れないように注意してください。

排水管

排水管は油汚れがこびりつきやすく、臭いも発生しやすい箇所です。以下の手順を参考に掃除を進めてください。

  1. 40℃〜50℃程度のお湯を流して、固まった油を溶かす
  2. 市販のパイプクリーナーを適量入れて、一定時間放置する
  3. 放置後、薬剤が残らないよう十分な量の水で洗い流す

上記手順を完了させたら、排水管からの臭いがなくなっているか確認しましょう。お湯や薬剤を使って手軽にできる方法のため、普段掃除の習慣がない人も実践してみてください。

排水トラップ

排水トラップは、キッチンに設置される種類によって掃除方法が異なります。

まず、ゴミ受けの下に設置されており容易に取り外せるワントラップは、外したらブラシかスポンジを使って丁寧に汚れを落としましょう。しつこい汚れがこびりついている場合は、塩素系漂白剤を使ってしばらく浸け置きする方法もおすすめです。

シンク下に設置されているSトラップ・Pトラップなどのタイプは、シンクからお湯を流したり、パイプクリーナーを使うことで排水管とまとめて洗浄が可能です。

排水トラップにこびりつく汚れの多くは油です。そのため、勢いよくお湯を流したり、パイプクリーナーなどの溶剤を使うと効率よく汚れを落とせます。

水まわり設備の対処後も臭うときの原因

水まわり設備の対処後も臭うときの原因

水まわり設備を対処した後でも臭いが残る場合、他の原因が考えられます。たとえば以下のような原因が当てはまるため、臭いが収まらない時は確認してみましょう。

換気扇の油汚れ

キッチンの油汚れは水まわりだけでなく、換気扇(レンジフード)も注意が必要です。調理時の油や煙、蒸気等を屋外に排気するのが換気扇の役割ですが、長らく掃除を怠っていると飛び散った油が蓄積していきます。

付着した油汚れは酸化によって臭いを放つため、換気扇を回すことでその臭いがキッチン全体に広がってしまうのです。換気扇を定期的に掃除して、油汚れを除去することで臭いは抑えられます。

食品の腐敗や生ゴミ

キッチン付近に保管している食品が腐敗していたり、生ゴミが放置されている場合も臭いには注意です。腐敗した食品や生ゴミは悪臭を放つ大きな原因で、空気がこもっているような場所ではとくに臭いが強くなります。

常温放置していた果物がいつの間にか腐っていた、生ゴミを入れた袋が少し開いていたなど、水まわりを掃除しても臭いが残る場合は確認してみましょう。

集合住宅の他の部屋

集合住宅に住んでいる場合、他の部屋が原因で臭いが広がっている可能性もあります。各部屋の排水管は内部でつながっているため、どこかの部屋で排水管がつまった場合、行き場がなくなった悪臭が他の部屋にまで広がるおそれがあるのです。

悪臭はキッチンだけでなく、お風呂やトイレから侵入して広がるケースもあります。他の部屋が原因の場合は対処しようがないため、管理会社に連絡して調査・点検を進めてもらいましょう。

キッチンの臭いを放置するリスク

キッチンの臭いを放置するリスク

キッチンで発生した原因不明の臭いをそのまま放置するのは、いくつかリスクがあります。いずれのリスクも大きなトラブルに発展しかねないもののため、早めに対処を進めてください。

悪臭拡散により体調を崩す

キッチンからの臭いを放置していると、悪臭は徐々に部屋全体にまで拡散します。日々の疲れを癒してくれるはずの生活スペースに悪臭が充満することで、ストレス増加や体調不良につながります。

心身ともに悪影響のため、臭いの原因をすぐに特定して対処しなければなりません。

汚水が逆流する

キッチンの臭いの原因が排水管にある場合、すぐに調査しなければ汚水逆流のリスクがあります。排水管から広がる悪臭はつまりが原因のケースが多く、キッチンの水が正しく排水されなければ汚水が逆流して溢れ出してしまうのです。

汚水が床や壁に浸み込むと建物が腐食したり、逆流時の負荷によって排水管がひび割れ・破損するおそれもあります。とくに集合住宅の場合、このようなトラブルは他の部屋にも迷惑をかけてしまうため要注意です。

修理費用が高くなる

何らかのトラブルで臭いが発生している場合、放置するほどトラブルの状況も悪化していきます。状況が悪化するほど、問題解決のためにキッチンまわりを修理する費用も高くなるため注意しましょう。

すぐに対処できれば、被害が少ない分修理費用も安く抑えられます。

キッチンの臭いを予防する方法

キッチンの臭いを予防する方法

キッチンの臭いは、いくつか予防する方法があります。設備故障などが原因の場合は修理が必要なものの、日々の使い方次第で抑えられるケースも多いです。

とくに以下の行動を意識しておけば、キッチンから原因不明の悪臭が広がる事態はかなり予防できるでしょう。

キッチン全体を定期的に掃除する

キッチンの臭いを予防するために大切なのが、全体を定期的に掃除することです。調理時の生ゴミや食べ残しが付着しやすい排水口はもちろん、シンクや下の収納部分などは、掃除を怠ると汚れの蓄積で細菌が繁殖しやすいです。

細菌繁殖は悪臭発生のもとになるので、掃除で常に綺麗なキッチンを維持しておきましょう。キッチンの利用頻度に応じて、排水口は毎日や週1〜3回など、なるべく多めの掃除を心がけてください。

薬剤等を毎回使うのが手間に感じる場合は、排水ネットに残っているゴミを除去してフタを水洗いするだけでもある程度の臭いは予防できます。

こまめに換気をする

キッチンから臭いを感じるのは、周辺の空気がこもったままの可能性も高いです。掃除・メンテナンスをしなければ臭いの原因そのものは対処できませんが、こまめに空間を換気できれば臭いの拡散は予防できます。

調理中だけでなく調理後もしばらく換気扇を回しておく、窓がある場合は開けておくなど、換気を習慣付けておくとよいでしょう。

油や食べ残しを排水口に流さない

油や食べ残しを排水口に流すと、排水管に成分が徐々に付着していき、やがては細菌繁殖やつまりを引き起こします。どちらも悪臭を発生させる原因のため、油や食べ残しを排水口に流さないように徹底しましょう。

洗い物をする場合は排水口に必ずネットを装着する、調理油は凝固剤等を使って処分するなど、排水管に流れていかない工夫をしてください。臭いを予防できるだけでなく、環境への配慮にもなる習慣です。

キッチンの原因不明の臭いは水道修理業者が調査可能

キッチンの原因不明の臭いは水道修理業者が調査可能

キッチンから広がる臭いが原因不明の場合、状況が悪化する前に水道修理業者へ調査を依頼することをおすすめします。業者探しにお困りの方は、水道局指定工事店としてあらゆる原因に対処できる「水廻り修理サポートセンター」におまかせください。

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キッチンの原因不明の臭いに関するよくある質問

キッチンの排水管がつまると臭いはすぐに広がりますか?
臭い除去を業者に依頼する際の費用相場を教えてください
自分でキッチンの臭い除去を試みる際の注意点は何ですか?