トイレタンクの掃除は洗剤が効果的!おすすめと使用時の注意点を紹介
この記事では、トイレタンクの掃除に効果的なおすすめ洗剤についてまとめています。
トイレタンクはトイレ利用に欠かせない部品ですが、長らく使用していると内も外も掃除によるメンテナンスが必要です。掃除を怠るとさまざまなリスクも考えられるため、効果的な洗剤を使って綺麗にしておきましょう。
部位別の使い方や注意点も紹介するため、トイレタンクの掃除を検討中の方は記事を参考に作業を進めてください。
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この記事の目次
トイレタンクの掃除におすすめの洗剤5選
トイレタンクの掃除におすすめできる洗剤を5つ紹介します。トイレは便器本体や周囲の床・壁も掃除の必要はありますが、中でも見落とされがちなのがトイレタンクです。
特に、普段目視できないタンクの内部は常に水が溜まっている状態で、長期間の放置は汚れやカビ発生の原因にもなります。
汚れやカビ落としに効果的な洗剤を紹介するため、洗剤を使ったトイレタンク掃除の参考にしてください。
木村石鹸 トイレタンク洗浄剤
「木村石鹸 トイレタンク洗浄剤」は、トイレタンクの汚れやカビを解消してくれるつけ置きタイプの便利な洗剤です。
洗浄成分と酵素の力で汚れやカビを分解・除菌可能、トイレタンクの蓋を開けず上部の手洗い鉢から簡単に入れられるため手間もかかりません。
使い方の手順は以下の通りです。
- タンク内を一度排水して、タンク上部にある手洗い鉢の排水口から粉末を1包分入れる
- 2時間以上放置する
- 放置後、泡が出なくなるまで2〜3度排水する
トイレタンクに手洗い鉢が付いていない場合は、蓋を開けて粉末を投入してください。
参考:木村石鹸 トイレタンク洗浄剤(https://www.kimurasoap.co.jp/products/toilet-tank?srsltid=AfmBOoruzoFRKjT160tttc9K7TcEaXjYYMgivAlg7AcEuqFT96hBdVj4)
トイレマジックリン
「トイレマジックリン」は便器の汚れや黒カビ落としに効果的ですが、トイレタンク掃除でも役立てられる中性洗剤です。便器の清掃用に所持している方は、トイレタンクの掃除にも活用してみましょう。
使い方の手順は以下の通りです。
- トイレタンク全体で汚れ・カビが気になる箇所に製品を噴射する
- 柔らかいスポンジや歯ブラシで噴射した箇所を優しく磨く
- 水で洗い流して、綺麗になったか確認する
可能であれば、蓋や部品は取り外して洗面所やお風呂場で入念に磨きましょう。水を流しながら作業できる場所であれば、効率よく汚れも落とせます。
参考:トイレマジックリン(https://www.kao.co.jp/magiclean/products/toilet/)
ボタニキャン
「ボタニキャン」は、トイレタンクに粉末を入れて放置するだけで簡単に内部を掃除してくれる弱アルカリ性の洗剤です。
トイレタンクだけでなく、つけ置き後に排水した水が便器奥の汚れも落としてくれるW洗浄によって、トイレつまりの解消・予防にも役立ちます。
使い方の手順は以下の通りです。
- タンク内を一度排水して、タンク上部にある手洗い鉢の排水口から粉末を1包分入れる
- 2時間以上放置した後、数回排水して洗剤成分を取り除く
- 汚れが落ちて綺麗になったか確認する
このようなつけ置き洗剤は便利ですが、タンクの水を利用するタイプの温水洗浄便座では使わないように気をつけましょう。
参考:ボタニキャン(https://item.rakuten.co.jp/bijin-seikatsu/3065-0101/)
トイレハイター
「トイレハイター」は、漂白・除菌効果の高さで便器掃除にも人気の液体洗剤です。トイレタンク内の汚れやカビにも効果があるため、気になる箇所に使ってみてください。
使い方の手順は以下の通りです。
- 水1Lに対して10mLのトイレハイターを薄めたものに布を浸してよく絞る
- 気になる箇所を浸した布で拭いた後、対象箇所をしっかりと水拭きする
- 汚れが落ちて綺麗になったか確認する
タンクに使用する場合は水で流せないため、上記の方法で洗剤はしっかり拭き取りましょう。
参考:トイレハイター(https://www.kao-kirei.com/ja/item/khg/haiter/4901301018755/?tw=khg)
ブルーレット ドボン 漂白剤
「ブルーレット ドボン 漂白剤」は、トイレタンクの蓋に設置するだけで長期間汚れやカビ予防が期待できる洗剤です。
トイレタンクを普段掃除する習慣のない方でも、置いておくだけでメンテナンスができる優れものになります。
使い方の手順は以下の通りです。
- 専用容器に薬剤を入れて、タンク上部の手洗い鉢の排水口にセットする
- 水を流すと薬剤の成分が溶け出して、トイレタンク内に浸透する
薬剤がなくなった場合は詰め替え用を補充するだけで、再度利用できます。塩素系の漂白剤であるため、他の酸性洗剤と混ぜて使わないように注意してください。
参考:ブルーレット ドボン 漂白剤(https://www.kobayashi.co.jp/seihin/bld_h/)
トイレタンク部位別のおすすめ洗剤と使い方
トイレタンクはいくつかの部位に分けられるため、部位ごとに最適な洗剤を使うことで効率よく汚れを落とせます。それぞれの部位におすすめな洗剤と使い方を紹介するため、洗剤利用時の参考にしてください。
手洗い鉢
トイレタンク上部の手洗い鉢は磨きやすい箇所となっているため、柔らかいスポンジを使ってそのまま磨けば問題ありません。
トイレマジックリンのような中性洗剤を汚れ箇所にかけてすぐに磨く、もしくは洗剤を染み込ませたティッシュを汚れ箇所に貼り付けてしばらく放置してから磨きましょう。
しつこい汚れがある場合は、研磨剤入りのクレンザーなどを利用して磨くのもおすすめです。
クレンザーを使う場合は、タンク内部にまで成分が入り込まないよう排水口部分を布などで塞いでおく、または手洗い鉢を取り外して単体で掃除してください。
トイレタンク内部
トイレタンクの内部の汚れやカビは、軽いものであれば中性洗剤の利用がおすすめです。タンクにはさまざまな部品が入っているため、以下の手順で慎重に作業を進めてください。
- トイレの止水栓を閉める
- 水洗レバーを回して、タンク内の水を排出する
- タンク内の水を排出したら、タンクの蓋を開ける
- 洗剤を内部に吹き付けて歯ブラシなどでこする
- 蓋の裏側も洗剤をつけてこすり洗いする
- タンクの蓋を閉めて、止水栓を開ける。
汚れがひどい場合は、ティッシュペーパーや布を貼りつけて中性洗剤を湿布すれば落ちやすくなります。
トイレタンク内部(つけ置き)
トイレタンクの内部は、酸素系漂白剤やタンク用の洗剤でつけ置きする掃除方法もあります。
内部の隅々まで浸透して汚れを落とせるため、細かな部品も含め全体的に汚れが目立つ場合には、以下の方法でつけ置きを進めてください。
- トイレの止水栓を閉める
- 水洗レバーを回して、タンク内の水を排出する
- タンクの給水と同時に手洗い鉢の排水口からタンク用洗剤を入れる
- 各製品の目安時間放置する
- 何度か排水して、タンク内の水を入れ替える
汚れ具合にも応じて、放置する時間や作業回数を調整してみましょう。
トイレタンク外部
トイレタンクの外部は手洗い鉢と同じく、汚れ落としに効果的な中性洗剤を使ってスポンジで磨く、もしくはティッシュ等を貼り付けてしばらく放置する方法を取りましょう。
外側であっても汚れやカビ、尿はねが付着して不衛生な状態となっているため、必ずゴム手袋など着用のうえで作業してください。
トイレタンクの掃除についてより詳しく知りたい方はこちら!
洗剤によるトイレタンク掃除の注意点
洗剤によるトイレタンク掃除を実施する際の注意点をいくつか紹介します。
トイレタンクは多数の部品で構成されているため、壊さないよう慎重な作業が必要ですが、洗剤を使う場合には加えて意識すべき以下の点があります。
素手で触れないように気をつける
洗剤を使う際は、素手で触れないように気をつけてください。
洗剤の成分は汚れ落としに効果的ですが、素手で触れてしまうと肌の皮脂まで落としてしまい、皮膚が過敏になることで手荒れへとつながります。
皮膚が弱い方はアレルギー症状が出る恐れもあるため、安全対策を徹底した利用が求められます。
清掃時はゴム手袋等を着用して衛生対策するのが当然ではありますが、特に肌への影響が強い洗剤には気をつけておきましょう。
塩素系洗剤と酸性洗剤は絶対に混ぜてはいけない
トイレタンク掃除に使える洗剤にはさまざまな種類がありますが、塩素系洗剤と酸性洗剤の2つを混ぜるのはNGです。
これらの洗剤を混ぜ合わせると反応によって塩素ガスが発生しますが、塩素ガスは人体にとって非常に有害な気体です。
塩素ガスが持つ腐食性は皮膚や目、気道を強く刺激する者で、吸い込んだ場合には肺気腫を引き起こすケースもあります。
許容濃度を超えて吸い込みすぎると最悪の場合死に至るため、狭い空間のトイレでこの塩素ガスを発生させることは非常に危険です。
使う洗剤の性質はよく確認のうえで、絶対に混ぜないようにしてください。
汚れ落としには柔らかいスポンジ等を使用する
トイレタンクは、便器本体と同様に陶器製の製品が多いです。金属製のブラシやサンドペーペーなど表面が粗いもので力任せに磨いてしまうと、タンクを傷つける恐れがあります。
陶器製は丈夫なため磨くだけでひび割れは起こしませんが、傷に汚れが入り込むとさらに落としづらいものになるため、柔らかいスポンジ等を使用して掃除をしてください。
トイレタンクの掃除をしないリスク
トイレタンクの掃除は、便器の掃除とは違ってつい見落とされがちです。定期的に掃除ができていなければ、以下のようなリスクが起こる可能性が高まります。
安心してトイレを使い続けるために、面倒に感じても必ずトイレタンクは掃除してください。
悪臭の発生
トイレタンクの内部は常に水が溜まっている状態のため、メンテナンスを怠るとカビが発生します。カビの繁殖が進むと汚れになるだけでなく、カビ特有の悪臭を放つようになります。
悪臭はトイレ利用者の体調不良も招きかねない不衛生な環境を作ってしまうので、洗剤による掃除で早めにカビを取り除きましょう。
汚れの蓄積による性能の低下
トイレタンク内部に汚れが蓄積すると、便器への水の流れが悪くなるなど性能の低下を招きます。これによりトイレつまりや漏水のトラブルに発展する恐れもあるため、被害が出る前に対処が必要です。
もしトイレつまりが起きた時、自身で解消できる見込みがなければ被害が悪化する前に水道修理業者を呼びましょう。
費用の安いおすすめの水道修理業者は、こちらの記事も参考にしてください。
便器に汚れが移る
トイレタンク内部の汚れやカビは溜まっている水にまで浸透するため、便器には汚れやカビを含む水が流れます。この水によって便器に汚れやカビが付着してしまい、便器も悪臭やトイレつまりのリスクが高まるので注意が必要です。
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トイレタンクの洗剤を使った掃除に関するよくある質問
- トイレタンクの掃除で使ってはいけない洗剤はありますか?
- トイレタンクの掃除で気をつけるべき点は何ですか?
- トイレタンクの掃除には必ず洗剤を使うべきですか?