トイレつまりが直ったか確認する方法3選|見極めポイントと注意事項を解説
本記事では、トイレつまりが直ったかどうか確認する方法を解説します。
確認前にいきなりレバーを引いてしまうと、つまりが残っていた場合に便器から水があふれる危険があります。必ずバケツやペットボトルで少量の水を流し、段階的に確認することが大切です。
結論は以下の通りです。
- 【最初に確認】便器内の水位が通常に戻っているか見る
- 【基本の確認】少量の水を流し、排水を確認する
- 【最終確認】少量のトイレットペーパーを流す
- 【解消できない場合】水道修理業者に相談する
本記事を読めば、トイレつまりが解消されたかどうかを安全に判断でき、まだつまっている場合の対処法まで理解できます。
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この記事の目次
トイレつまりが直ったか確認する3つの方法
トイレつまりが解消されたか確認するには、水位チェック→少量の水で排水確認→ペーパーテストの3ステップで安全に確認するのが基本です。焦っていきなりレバーを引くのは避けましょう。
①水位が正常な位置まで下がっているか確認する
水位チェックは、つまりの解消を確認する最初のステップです。つまりが発生しているとき、便器内の水位は通常より高くなっていることがあります。
つまりが解消されると水位は自然と通常の位置に戻ります。水位が高いまま変わらない場合は、まだつまりが残っている可能性があります。まずこの確認から始めましょう。
②バケツやペットボトルで少量の水を流してみる
水位が正常に見えても、少量の水を流して排水状態を確かめることが重要です。レバーを引くとタンクから一度に多くの水が流れるため、つまりが残っていた場合に水があふれるリスクがあります。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 水を準備する | バケツやペットボトルで少量の水を用意する。最初は500ml〜1L程度から試す |
| 2. ゆっくり流し込む | 便器内の水位を見ながら、排水口に向けて少しずつ水を注ぐ |
| 3. 水位の変化を見る | スムーズに水位が下がればつまりは解消している可能性が高い。下がらなければまだつまりが残っている可能性がある |
| 4. 音を確認する | 「ゴボゴボ」と音がする場合は、排水不良や配管内の空気の影響などが考えられる |
③トイレットペーパーテストで最終確認する
少量の水で問題なく排水できたら、「トイレットペーパーテスト」で最終確認しましょう。少量のトイレットペーパーを便器に入れ、レバーの「大」で流します。
| 結果 | 判断 |
|---|---|
| ペーパーがきれいに流れた | つまりは解消されている可能性が高い。通常通り使用できる |
| ペーパーが残る・戻ってくる | まだつまりが残っている可能性がある。再度解消作業が必要 |
注意点として、完全につまっている状態でテストすると水があふれる危険があります。必ず①②の確認を先に行ってから実施してください。
つまりが解消されていないサインを見逃すな
以下のサインが出ている場合は、まだつまりが残っている可能性があるため、いきなりレバーを引くのは避けてください。
| サイン | 状況の説明 |
|---|---|
| 水位が下がらない | 少量の水を流しても水位が下がらない、または下がるまでに時間がかかる |
| ゴボゴボ音がする | 排水時に「ゴボゴボ」と音がする場合は、排水不良や通気不良などが考えられる |
| 流れが極端に遅い | 水は下がるが通常より時間がかかる場合、配管内に汚れやつまりが残っている可能性がある |
| ペーパーが戻ってくる | トイレットペーパーテストで流したペーパーが便器内に残る・戻ってくる |
| 異臭がいつもより強い | 下水のような臭いが強い場合は、つまり・封水切れ・排水管の汚れなど複数の原因が考えられる |
確認時に必ず守るべき2つの注意点
つまりが直ったか確認する際には、状況を悪化させないために守るべき注意点が2つあります。
注意点①:確認時にいきなりレバーを引かない
確認時にもっとも重要なのは、最初にレバーを引かないことです。レバーを引くとタンクから一度に多くの水が流れ込み、つまりが残っていた場合に便器から水があふれるおそれがあります。
必ずバケツやペットボトルで少量ずつ水を流す方法で、段階的に確認してください。
注意点②:熱湯は絶対に使わない
つまりを溶かそうと熱湯を流し込む方がいますが、100℃近い熱湯は便器を破損させる危険があります。急激な温度変化で陶器が割れてしまうことがあるためです。
お湯を使う場合は、必ず40〜50℃程度のぬるま湯にとどめてください。
まだつまっている場合|自力でできるトイレつまりの解消方法
確認の結果、つまりがまだ残っていた場合は以下の方法で解消を試みましょう。原因の種類によって有効な方法が異なるため、当てはまる方法を選んでください。
ラバーカップ(スッポン)を使う方法
ラバーカップは、トイレットペーパーや排泄物などの軽度なトイレつまりに使われる代表的な解消法です。ホームセンターなどで数百円〜2,000円程度で購入できます。購入の際は、トイレ専用のラバーカップを選んでください。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 事前準備 | 床・壁を養生し、ゴム手袋とエプロンを着用する |
| 水位を調整する | 水が多すぎる場合はバケツなどに汲み出し、少なすぎる場合はラバーカップのゴム部分が浸る程度まで水を足す |
| 押し当てる | ラバーカップを排水口にしっかり押し当てて密着させる |
| 引っ張る | ゆっくり押し込み、勢いよく引く動作を繰り返す |
| 確認する | つまりが抜けたように感じても、少量の水で排水状態を確認する |
引き上がった汚れがある場合は、バケツなどですくって取り除いたあと、上記の3ステップ確認方法でつまりが解消されたか確認してください。
ぬるま湯を流し込む方法
トイレットペーパーや排泄物による軽度なつまりには、ぬるま湯が有効な場合があります。40〜50℃程度のぬるま湯を少しずつ便器に注ぎ、30分〜1時間ほど放置します。お湯でつまりの原因がやわらかくなり、流れやすくなることがあります。
ただし、熱湯は便器を傷めるおそれがあるため使用しないでください。また、水位が高い場合はあふれる危険があるため、無理にお湯を足さないようにしましょう。
重曹とクエン酸を使う方法
重曹とクエン酸の発泡により、軽い汚れやぬめりをゆるめられる場合があります。ただし、固形物や重度のつまりを押し流すほどの強い効果は期待できません。
複数の洗剤を混合すると有毒ガスが発生する危険があるため、混合は重曹とクエン酸、または酢のみにしてください。塩素系洗剤などとは絶対に混ぜないようにしましょう。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 重曹を入れる | 便器に重曹を入れる |
| クエン酸を入れる | クエン酸、または酢を入れる |
| ぬるま湯を注ぐ | 40〜50℃程度のぬるま湯を静かに注ぎ込む |
| 放置する | 30分〜1時間ほど放置してから、少量の水で排水状態を確認する |
改善しない場合は、無理に繰り返さず別の方法を試すか、専門業者へ相談してください。
ワイヤーブラシ(パイプクリーナー)を使う方法
配管の奥で汚れがつまっている場合は、ワイヤーブラシが使えることもあります。先端のブラシでつまりを削りほぐす仕組みです。ただし便器を傷つけたり、固形物をさらに奥に押し込んだりするリスクがあるため、慎重に使用してください。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 便器を傷つける危険 | ワイヤーが便器内面を傷つける場合がある |
| 届かない場合がある | ワイヤーの長さより奥でつまっていると届かない |
| 悪化させる危険 | 異物を押し込んでつまりを深刻化させることがある |
| 固形物には不向き | おむつや生理用品、おもちゃなどの固形物には向かない |
放置でつまりが自然に直る目安時間
原因が水溶性の場合は、放置するだけで自然に解消されることがあります。原因に見当がつく場合は、まずしばらく様子を見るのも有効です。原因別の目安時間を以下にまとめました。
| つまりの原因 | 放置の目安時間 | 可否 |
|---|---|---|
| トイレットペーパー | 2〜3時間 | ○ 水にほぐれやすい |
| 排泄物 | 1〜2時間 | ○ 自然に崩れることがある |
| 水に流せるお掃除シート | 半日〜1日 | △ 分解に時間がかかる場合がある |
| ティッシュペーパー | 解消しにくい | × トイレットペーパーより水にほぐれにくい |
| おむつ・生理用品 | 解消しない | × 吸水して膨張するおそれがある |
| 固形物(おもちゃ等) | 解消しない | × 取り出し作業が必要 |
放置で解消できない原因のつまりは、自力での解消も困難なケースが多いため、早めにプロへ相談することをおすすめします。
自力で解消できないときはプロに相談しよう
以下のケースに当てはまる場合は、自力で試し続けるよりプロへ相談する方が安全です。
| 状況 | 理由 |
|---|---|
| 繰り返しつまりが発生する | 排水管内部の汚れや劣化など、根本的な問題が原因の可能性がある |
| 異音・異臭を伴うつまり | つまり以外にも、排水管や下水側のトラブルが関係している可能性がある |
| 複数の排水口が同時につまる | 建物全体の排水管に問題がある可能性がある |
| おむつ・生理用品が詰まった | 吸水して膨張しやすく、便器の取り外し作業が必要になる場合がある |
| 自力で試しても改善しない | 専門の機材が必要なほどつまりが深刻な可能性がある |
無理に作業を続けると、つまりの悪化や水漏れにつながるおそれがあります。改善しない場合は、早めに専門業者へ相談しましょう。
まとめ
本記事のポイントをまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 確認の順番 | 水位確認→少量の水で排水確認→ペーパーテストの順で安全に確認する |
| 最重要の注意 | 確認時はいきなりレバーを引かず、少量の水を流して確認する |
| つまりのサイン | 水位が下がらない・ゴボゴボ音・ペーパーが戻る場合は、つまりが残っている可能性がある |
| 放置で直る原因 | トイレットペーパーや排泄物は、1〜3時間ほどの放置で自然解消することがある |
| プロへの依頼目安 | 繰り返すつまり・固形物・異音異臭を伴う場合は早めにプロへ相談 |
自力での対処で解消できない場合や、固形物・生理用品・おむつによるつまりの場合は、無理に自力で解消しようとせずプロの水道修理業者に相談するのが安全です。
お困りの際は水廻り修理サポートセンターにお気軽にご相談ください。
よくある質問
- トイレつまりが直ったか確認するとき、なぜレバーを引いてはいけないのですか?
- トイレットペーパーテストとはどんな方法ですか?
- ゴボゴボ音がするのはつまりのサインですか?
- トイレつまりは放置するとどのくらいで自然に直りますか?
- 自力での解消をあきらめてプロに依頼する目安はありますか?



