給湯器の水漏れ原因は?今すぐできる応急処置まで徹底解説

2026/06/25

2026/06/25

本記事では、給湯器の水漏れの原因と対処法を紹介します。

給湯器からポタポタ・ジャージャーと水が漏れているのを発見したら焦りますが、放置すると一酸化炭素中毒・火災・周囲への浸水被害につながるおそれがあります。まずは使用を中止し、ガス栓・止水栓を閉めて安全を確保することが大切です。

結論は以下の通りです。

  • 【まずやること】使用を中止し、ガス栓・止水栓を閉める
  • 【水抜き栓】少量の水滴は正常動作の場合がある
  • 【配管水漏れ】分解せず業者に相談する
  • 【業者依頼】本体内部・熱交換器・ガス管付近はDIYしない
  • 【費用目安】修理は5,000〜50,000円、交換は100,000〜300,000円程度

本記事を読めば、給湯器の水漏れ原因を正しく把握し、危険な状況かどうかを判断したうえで、適切な応急処置と修理方法を選び、安心して問題を解決できます。


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給湯器の水漏れが起きる5つの原因

給湯器の水漏れは「どこから漏れているか」で原因と対処法が大きく異なります。箇所を正確に確認することが解決への第一歩です。

水漏れ箇所 主な原因 危険度
配管接続部 パッキンの劣化・ナットのゆるみ・配管の劣化
水抜き栓・過圧防止安全装置 圧力調整による排水・部品劣化 低〜中
熱交換器 亀裂・腐食による破損
本体底部・内部 内部部品の劣化・腐食・故障
凍結した配管 気温低下による凍結膨張・破裂

①配管接続部のパッキン劣化

給湯器と配管のつなぎ目には、水漏れを防ぐためのパッキンが使われています。長年使用するとパッキンが劣化し、ポタポタ・じわじわと水が染み出すことがあります。外側から目視で確認できることもありますが、接続部の分解や交換作業は水道設備・ガス機器周辺に関わるため、自己判断で行わず業者に相談するのが安全です。

②水抜き栓・過圧防止安全装置からの水漏れ

給湯器底部にある水抜き栓や過圧防止安全装置からのポタポタは、必ずしも故障とは限りません。機器内の圧力が高くなったときに、安全のため少量の水を排出することがあります。

ただし、常に水が出続けている・大量に漏れている・水漏れ量が急に増えた場合は、部品劣化や故障の可能性があります。少量の水滴でも不安な場合は、取扱説明書を確認し、メーカーや専門業者へ点検を依頼しましょう。

③熱交換器の亀裂・破損

給湯器の心臓部である熱交換器に亀裂や腐食が生じると、内部から水が漏れ出します。本体底部から水が大量に落ちている場合は、熱交換器の損傷が疑われます。修理費用が高くなりやすく、使用年数が長い場合は本体交換を検討するケースもあります。

④凍結による配管破裂

気温が氷点下になると、配管内の水が凍結・膨張し、配管が破裂することがあります。気温が上昇して氷が溶けると、破裂箇所から一気に水が漏れ出します。

給湯器の凍結予防は、機器内のヒーターやポンプ循環、給湯栓から少量の水を流す方法、水抜き作業などで行います。凍結後に熱湯をかけると配管や機器を傷めるおそれがあるため避けてください。

⑤本体内部の腐食・経年劣化

給湯器の標準的な寿命は10年前後といわれています。10年を超えた機器は内部部品の劣化や腐食が進み、本体内部から水漏れが発生することがあります。この場合は部分修理だけでなく、本体交換も含めて検討しましょう。

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給湯器の水漏れを放置してはいけない理由

「ポタポタ程度だから様子を見よう」と放置するのは危険です。給湯器の水漏れには、建物や人体に関わるリスクが潜んでいます。

一酸化炭素中毒のリスク

給湯器内部のバーナー付近に水が入り込むと、不完全燃焼が起きるおそれがあります。不完全燃焼によって一酸化炭素(CO)が発生すると、密閉空間では命に関わる危険があります。

特に、室内設置型の給湯器や換気が不十分な場所では注意が必要です。異臭・異音・エラー表示・炎の異常がある場合は、すぐに使用を中止してください。

ガス漏れ・火災のリスク

水漏れがガス管や電気部品の近くで起きている場合、腐食や故障につながる可能性があります。ガス臭がする場合は、ガス漏れの疑いがあります。火気を使わず、電気スイッチにも触れず、窓を開けて換気し、すぐにガス会社へ連絡してください。

建物・近隣への浸水被害

集合住宅(マンション・アパート)では、水漏れが床や壁を伝い、階下の部屋まで浸水することがあります。隣人・階下への損害賠償に発展するケースもあるため、発見したら早めに対処することが重要です。

電気系統のショート

給湯器は電子基板を搭載しています。内部に水が入り込むと、電気系統がショートし、故障や火災につながるおそれがあります。異音・焦げ臭さ・エラーコード点灯が同時に起きている場合は、特に危険なサインです。

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給湯器の水漏れ:今すぐできる応急処置3ステップ

水漏れを発見したら、修理より先に安全確保を優先してください。以下の3ステップをすぐに実施します。

  1. 給湯器の使用を中止する(リモコンの電源をオフにする)
  2. ガス栓を閉める(給湯器に接続されているガスの元栓を閉める)
  3. 止水栓を閉める(給湯器の給水管についている止水栓を閉める)

ただし、ガス臭がする場合は、電気スイッチや換気扇に触れず、窓を開けて換気し、屋外など安全な場所からガス会社へ連絡してください。

応急処置後は、給湯器メーカー・ガス会社・水道修理業者・給湯器専門業者のいずれかに連絡し、専門家による点検を受けてください。リモコンにエラーコードが表示されている場合は、番号をメモしておくと修理対応がスムーズです。

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給湯器の水漏れ:自分でできる対処と業者に頼むべきケース

給湯器の水漏れ対処は、ガス管・熱交換器・内部基板・配管の分解作業はDIYしないことが大切です。自分でできるのは、使用中止・止水・状況確認・写真記録などの応急対応に限られます。

状況 対処 DIY可否
外部配管接続部からのにじみ 止水して業者に点検を依頼 分解作業は不可
水抜き栓から少量の水滴 取扱説明書を確認し、少量・一時的なら様子を見る 確認のみ可
水抜き栓から常時・大量に漏れる 使用を中止し業者に連絡 不可
本体底部・内部からの水漏れ 使用中止しメーカー・専門業者に連絡 不可
熱交換器の損傷 業者による修理または本体交換 不可
凍結による配管破裂 止水して配管修理を依頼 不可
ガス管近くの水漏れ・ガス臭 使用中止・換気・ガス会社に連絡 不可

自分でできる安全な対応

給湯器の水漏れに気づいたときは、無理に分解せず、以下の範囲で対応しましょう。

  1. 給湯器の使用を中止する
  2. ガス栓・止水栓を閉める
  3. 水漏れ箇所を目視で確認する
  4. 水漏れ箇所の写真や動画を撮る
  5. エラーコードがあればメモする
  6. メーカー・ガス会社・管理会社・専門業者へ連絡する

接続ナットを外す、パッキンを交換する、給湯器本体を開ける、ガス管周辺を触るといった作業は避けてください。誤った作業をすると、水漏れ悪化・ガス漏れ・感電・火災につながるおそれがあります。

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給湯器の水漏れ修理費用の相場

修理費用は水漏れの箇所と症状によって大きく異なります。事前に相場を把握したうえで、作業前に見積もりを確認しましょう。

修理内容 費用相場
配管接続部のパッキン交換・軽微な部品交換 5,000〜20,000円
水抜き栓の交換 5,000〜20,000円
逃し弁・減圧弁などの交換 10,000〜30,000円
配管の修理・交換 10,000〜50,000円
熱交換器の修理・交換 30,000〜100,000円
給湯器本体の交換 100,000〜300,000円

上記に加え、出張費・点検費・深夜早朝の割増料金・部品代が別途発生することがあります。給湯器本体の交換費用は、号数・追いだき機能の有無・エコジョーズかどうか・設置場所・配管工事の有無によって変動します。

複数の業者から見積もりを取り、作業前に費用の内訳を書面で確認してから依頼するのが安心です。

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給湯器の水漏れ修理はどこに頼む?依頼先4選

依頼先によって対応範囲・対応速度・保証内容が異なります。水漏れ箇所や症状に合わせて、適切な窓口を選びましょう。

依頼先 特徴 こんな場合に向く
給湯器メーカー 純正部品での修理や保証対応を受けやすい 保証期間内・本体内部の故障が疑われる場合
ガス会社 ガス漏れ・ガス機器まわりのトラブルに対応しやすい ガス臭がする・ガス管付近の異常がある場合
水道局指定工事店 給水配管や水道設備の修理に対応できる 配管・止水栓・給水側の水漏れが疑われる場合
給湯器専門業者 修理から交換・取り付けまで一括対応しやすい 本体交換も検討している・費用を比較したい場合

水漏れ箇所が分からない場合は、メーカー・ガス会社・給湯器専門業者・水道局指定工事店のいずれかに状況を伝え、対応範囲を確認してから依頼しましょう。

なお、水道局指定工事店であることは、給水装置工事を行える事業者であることを示すものです。料金の安さや対応品質まで保証するものではないため、作業前の見積もり確認は必ず行ってください。

業者を選ぶ際のチェックポイント

確認項目 確認内容
対応範囲 給湯器本体・ガス機器・給水配管のどこまで対応できるか
水道局指定工事店かどうか 給水配管まわりの工事が必要な場合は確認する
作業前に見積もりを提示するか 追加費用が発生する場合も事前説明があるか
出張費・点検費・キャンセル料 作業しなかった場合でも費用が発生するか
24時間対応しているか 緊急時の深夜・休日対応が可能か
アフターサービスがあるか 修理後の保証期間と対応範囲を確認する
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賃貸住宅で給湯器が水漏れした場合の対処法

賃貸(アパート・マンション)で給湯器の水漏れが起きた場合、自分で修理業者を手配する前に管理会社・オーナーへ連絡することが最優先です。

賃貸での対応手順

  1. 給湯器の使用を中止し、ガス栓・止水栓を閉めて安全を確保する
  2. 水漏れ箇所の写真や動画を撮って記録する
  3. 管理会社またはオーナーに状況を連絡する
  4. 管理会社の指示に従い、指定業者による修理を受ける

賃貸物件の設備(給湯器を含む)の修繕義務は、原則として貸主(オーナー)にあります。入居者が自己判断で業者を手配すると、費用が自己負担になる場合があるため、必ず管理会社を通じて対応してください。

なお、入居者の故意・過失(物をぶつけた、勝手に分解した等)による破損は、入居者の費用負担になることがあります。水漏れ発見時の状況を記録しておくことが、トラブル防止につながります。

修理か交換か?給湯器の判断目安

水漏れが発生したとき、修理で対応できるのか、本体交換が必要なのかを判断する基準を紹介します。

状況 推奨対応
使用年数7年未満・局所的な部品劣化 修理を優先検討
使用年数10年超・複数箇所に不具合 交換を優先検討
熱交換器の損傷 修理費用と交換費用を比較して判断
エラーコードが頻繁に表示される 交換を含めて検討
補修用部品の保有期間を過ぎている 交換を優先検討

給湯器メーカーの補修用部品の保有期間は、製品によって異なります。製造終了後7〜10年程度が目安ですが、メーカーや機種によって異なり、期間内でも部品が手配できない場合があります。

使用年数10年以上の給湯器で水漏れが発生した場合、修理できても別の箇所が故障する可能性があります。修理費用が高額になる場合は、本体交換の方がトータルコストを抑えられることもあります。

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まとめ

給湯器の水漏れは「ポタポタ程度だから大丈夫」と放置するのは危険です。一酸化炭素中毒や火災、浸水被害につながるおそれがあるため、発見したらすぐに使用を中止し、ガス栓・止水栓を閉め、速やかに専門業者へ相談しましょう。

確認ポイント 内容
主な原因 パッキン劣化・水抜き栓の排水・熱交換器の破損・凍結・経年劣化
まず行うこと 使用中止 → ガス栓を閉める → 止水栓を閉める
DIYの可否 分解・配管作業・本体内部作業は避け、確認と応急処置にとどめる
修理費用の目安 5,000〜50,000円程度(部品交換・配管修理)、100,000〜300,000円程度(本体交換)
依頼先の選び方 ガス臭はガス会社、本体内部はメーカー・給湯器専門業者、給水配管は水道局指定工事店へ相談
修理か交換か 使用年数10年超は交換を優先検討、7年未満は修理を優先検討
賃貸の場合 自分で業者を手配せず、まず管理会社に連絡

給湯器の水漏れでお困りの場合は、水道局指定工事店である水廻り修理サポートセンターにご相談ください。作業前の見積提示と内容説明を徹底し、関東・関西・中部エリアで迅速に対応いたします。ガス臭やガス管付近の異常がある場合は、まずガス会社へ連絡してください。

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よくある質問

給湯器の水抜き栓からポタポタ水が落ちているのは故障ですか?
給湯器の水漏れに気づいたらすぐにすることは何ですか?
ガス会社と水道修理業者、どちらに連絡すべきですか?
給湯器の水漏れを放置するとどうなりますか?
賃貸で給湯器が水漏れした場合、修理費用は誰が払いますか?