この記事では、タンクレストイレの便座交換をまとめています。機能性・省スペース性の面で優れているタンクレストイレですが、安全に使い続けるためには便座交換などのメンテナンスも必要です。
タンクレストイレは型番によって便座交換が可能

タンクレストイレは、型番次第で便座交換の可否が決まります。中には便座のみの交換に非対応で、本体そのものの交換が必要なケースもあります。
タンクレストイレの便座に異常が見られる場合は、原因特定・対策を可能な限り進めつつ、便座・本体の交換の必要性も見極めなければなりません。
便座のみの交換可否によって費用も大きく変わるため、導入予定の製品、すでに設置済の製品の仕様等を確認しておきましょう。
便座だけを交換できるパターン
便座だけを交換できるのは以下のようなパターンです。
- メーカーが交換用の便座を販売している
- 温水洗浄便座が後付けになっている
主要メーカーのタンクレストイレは、交換用の便座が別途販売されることがあります。この場合、指定の便座を購入することで交換が可能です。
温水洗浄便座が後付けされているケースでも、サイズや電源・給水部分が合っていれば交換ができます。
業者依頼・DIYなど便座取り付けの方法は分けられますが、一定の知識・技術は求められるため、不安な方は必ず業者に依頼しましょう。
便座のみの交換が難しいパターン
対して、便座のみの交換が難しいのは以下のようなパターンです。
タンクレストイレには便座一体型の製品も多く、本体ごとの交換が必要です。
また、汎用部品が使えずメーカー純正品のみ対応の場合もあり、便座交換ができない状況があります。本体交換は便座のみの交換よりも費用が高くなります。
メーカー別|便座交換ができる・できない型番例

タンクレストイレの便座交換ができる・できない型番の例をそれぞれ紹介します。
同メーカーの同シリーズでも、できる・できないは型番・条件に応じて分かれているので要注意です。
ここでは、TOTO・LIXIL・パナソニックの3つのメーカーのシリーズ製品を例に、交換可否をまとめました。
TOTO(ネオレストなど)
TOTOの主要シリーズ「ネオレスト」における、型番の便座交換可否の例は以下の通りです。
| 便座交換できる型番 |
便座交換できない型番 |
RHシリーズ:
TCF9768系・TCF9878系・TCF9767系 など |
RHシリーズ:
TCF9754系・TCF9764系・TCF9774系 など |
本体を残して便座および機能部の取り替えが可能な型番もありますが、部品の保有期間の都合で修理が難しく、本体交換を余儀なくされるものもあります。
LIXIL(サティスなど)
LIXILの主要シリーズ「サティス」における、型番の便座交換可否の例は以下の通りです。
| 便座交換できる型番 |
便座交換できない型番 |
| DV-118・DV-218 ・DV-318 など |
低流動圧対応ユニット搭載時全般 |
LIXILのサティスシリーズは、水圧不足を補うための「低流動圧対応ユニット」を後付け可能ですが、このユニットが搭載された便座の取り外しができません。
この場合は便器を丸ごと交換しなければならないので要注意です。
パナソニック(アラウーノなど)
パナソニックの主要シリーズ「アラウーノ」における、型番ごとの便座交換可否は以下の通りです。
| 便座交換できる型番 |
便座交換できない型番 |
アラウーノV・
New アラウーノV
(CH3000/ CH3010 など) |
セパレート型以外のアラウーノシリーズ
(L150・S160シリーズなど) |
アラウーノは便座を自由に選べるセパレート型の型番が多く、型番に合う部品が供給される限りは便座交換に対応しています。
タンクレストイレの便座交換方法は2通り

タンクレストイレの便座交換は、以下2通りの方法で行います。
それぞれの方法について紹介します。
業者に依頼する
トイレの交換・修理実績の豊富な水道修理業者、またはトイレの製造メーカーのアフターサポート等に依頼して、安全かつ確実に便座を交換してもらう方法です。
工事費や諸経費など業者特有の費用は発生しますが、その分丁寧かつ迅速に便座を取り替えてもらえて、トイレがふたたび利用できるまでの時間も短くて済むのが特徴です。
業者は事前に費用相場を把握しつつ、公式サイトやお問い合わせ、実際の見積もりを通して慎重に依頼先を選択しましょう。
自力で交換する
タンクレストイレの便座は、交換品や必要工具の用意、作業手順の把握ができていればDIYで対処することも可能です。
ただし電気系統の接続など、タンクレストイレはタンク付きトイレに比べて順序が複雑で、専門的な知識・技術がなければ安全に交換できません。
失敗すると本体にまで悪影響がおよび、結果的に業者依頼より高額な修理費がかかるおそれもあります。
無理に作業はせず、不安要素があれば業者に依頼することが確実です。
便座交換ではなく本体交換が必要になるケース

タンクレストイレは便座交換だけでなく、本体交換すべきタイミングも訪れます。
本体交換が必要になるケースは、主に以下の通りです。
- 本体側(給水・排水・センサー)に不具合がある
- 制御基板や内部ユニットが本体側に組み込まれている
- メーカーが便座単体の補修部品を供給していない
- 修理費用が高額で本体交換の方が合理的な場合
- 製造終了から年数が経過し部品供給が終了している場合
電気系の部品が数多く内蔵されているため、一般的なタンクレストイレよりも故障リスクが高いです。
異常が見つかれば部品の修理・交換が必要ですが、メーカーの部品供給や組み込み場所の都合で本体交換を余儀なくされることも多いです。
本体を交換する場合は便座交換以上に費用がかかるので、予算も考慮しつつ次に導入するトイレは慎重に選びましょう。
タンクレストイレの便座交換費用

タンクレストイレの便座交換費用は「工事費+便座・便器の製品代+諸経費」が発生します。
工事費の場合、便座交換・本体交換のパターンで内訳も大きく変わります。
それぞれの内訳・費用目安を紹介するので、予算の参考にしてください。
便座交換のみの費用
便座交換のみの工事では、作業にかかる費用と、交換する便座の購入費用が発生します。
便座交換の作業にかかる費用の相場は25,000円〜50,000円程度、交換する便座の費用は代表的なメーカー製品で以下の通りです。
| 製品例 |
費用目安 |
| TOTO:ウォシュレット |
約69,800円〜 |
| LIXIL:シャワートイレ |
約37,800円〜 |
| パナソニック:ビューティ・トワレ |
約49,800円〜 |
便座でも製品によって費用感は異なりますが、作業費とあわせ60,000円〜120,000円ほどが相場と考えておきましょう。
本体交換の費用
本体を交換する場合、25,000円〜50,000円程度の工事費用に加えて、便器本体の購入費用がかかります。
代表的なメーカーのタンクレストイレ購入費目安を表にまとめました。
| 製品例 |
費用目安 |
| TOTO:ネオレスト |
約204,000円〜 |
| LIXIL INAX:リフレッシュシャワートイレ タンクレス |
約147,000円〜 |
| パナソニック:アラウーノ S160シリーズ |
約130,000円〜 |
このように、便座のみのケースに比べて費用はかなり高額になります。
機能的な不具合や、メーカーの部品供給が終了している場合などは本体交換が必要なため、再びタンクレストイレに交換するときは費用面に注意してください。
諸経費
業者への依頼時は、作業にあたって以下の諸経費も発生します。
| 諸経費 |
料金相場 |
| 基本料金 |
2,000円~4,000円 |
| 出張費 |
無料~4,000円 |
| 見積もり費用 |
無料~3,000円 |
| 時間外料金 |
3,000円~10,000円 |
処分費
※部品交換の場合 |
3,000円〜10,000円 |
このように、便座・本体交換以外にさまざまな諸経費が発生するので、見積もり時には内容をよく確認しましょう。
業者によっては出張費・見積もり費が無料のケースもあるため、少しでも安く抑えたい方は該当する業者を探してください。
以下では施工事例も確認できます。
トイレの詰まりと古さを解消!便器交換で快適リフレッシュ / 愛知県名古屋市
愛知県名古屋市にお住まいのお客様から「長年使っているトイレが詰まりやすく、水漏れも心配」というご相談をいただきました。トイレは毎日必ず使う場所だからこそ、不具合があると大きなストレスになりますよね。
そこで水廻り修理サポートセンターでは、トイレ便器の交換工事をご提案。施工後は清潔感あふれる空間へと生まれ変わり、お客様にもご満足いただけました。
本記事では、その施工内容や原因、今後のメンテナンス方法についてわかりやすくご紹介します。
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便座交換を業者に依頼する際の注意点

便座交換を業者に依頼する際は、以下の点に注意してください。
- メーカーや型番を事前に控えて共有する
- 賃貸の場合は事前に工事可否を確認する
- 追加費用発生の可能性を確認する
トラブルがなく、当日の作業をスムーズに進めるためにはいずれも大切なポイントです。
メーカーや型番を事前に控えて共有する
タンクレストイレは本体と便座が一体化しているケースも多く、メーカーやシリーズによって構造が大きく異なります。
業者に依頼する際は、あらかじめメーカー名や型番・設置年数などを確認しておき、問い合わせ時に共有することが重要です。
型番だけでも判明していると、便座のみ交換可能かどうか、部品供給が続いているかなどを業者が事前に判断しやすくなります。
トイレ本体の側面や便座裏のラベル等にメーカー名・型番は記載されていることが多いので、写真を撮っておくとスムーズです。
賃貸の場合は事前に工事可否を確認する
賃貸物件でタンクレストイレの便座交換を検討する場合、自身の判断で工事を依頼するのは避けましょう。
賃貸物件の設備は原則として、大家・管理会社側の所有物です。そのため、無断で交換すると原状回復費用を請求される可能性があります。
まずは管理会社や大家に連絡して、便座交換が可能かどうか、費用負担は誰になるのかを確認しましょう。
故障による交換であれば、貸主負担になるケースも多いです。一方で、温水洗浄便座へのグレードアップなど自己都合による交換では、自身の負担になるのが一般的です。
追加費用発生の可能性を確認する
タンクレストイレの便座交換では、基本工事費以外に追加費用が発生するケースがあります。
たとえば、分岐水栓の新設や電源コンセント・給水管の増設が必要な場合などです。
また、長年使用していると内部部品の劣化が見つかり、追加修理が必要なケースもあります。
見積もりを依頼する際は、追加費用が発生する条件を事前に確認しておきましょう。
現地調査を行ってもらい、費用目安を提示してもらうことで、想定外の出費も防ぎやすくなります。
タンクレストイレの便座交換は実績豊富な業者に相談

タンクレストイレの便座交換の可否は、型番に応じても異なります。一体型の場合難しいのはもちろん、汎用部品が使えず高い費用を支払うことで交換できるケースまでさまざまです。
トイレの状況によっては本体交換も必要になるので、自分だけで修理・交換の判断はせず、実績豊富な業者に相談しましょう。
各トイレメーカーも修理・交換の相談には対応していますが、実際に現場で調査してもらいたい場合は、水道修理業者への依頼がおすすめです。
初めての業者依頼で不安な方は、水道局指定工事店の「水廻り修理サポートセンター」におまかせください。
修理・交換などの相談は無料、実際の便座・本体交換作業も、相場に見合う明朗会計で対応します。
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