トイレ掃除にはクエン酸が有効!汚れや尿石の除去方法と注意点を紹介
この記事では、トイレ掃除に有効なクエン酸についてまとめています。ブラシを使うだけでは落とせない頑固な汚れや尿石も、クエン酸を使えば除去できるケースがあります。
クエン酸を所持している場合は適切な使い方を覚えて、安全にトイレ掃除へと活用してみましょう。クエン酸を使った代表的なトイレ掃除の方法と、利用時の注意点をそれぞれまとめました。
より効率的にトイレ掃除を行いたい方は参考にしてください。
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この記事の目次
トイレ掃除におけるクエン酸の使い方
トイレ掃除に効果的なクエン酸ですが、使用方法はいくつかあります。トイレの状況や手元にある道具にも応じて、最適な方法で活用しましょう。
クエン酸の利用方法として代表的なのは以下2つです。
クエン酸を水で薄めて使う
クエン酸は粉末状のため、ある程度の水で薄めたものをスプレーとして利用する方法が主流です。スプレー式であればトイレにはもちろん、汚れを落としたい他の箇所にもピンポイントでクエン酸を噴射できます。
クエン酸スプレーの作り方は以下の通りです。
- 空のスプレーボトルを用意して、クエン酸を小さじ1投入する
- 水またはぬるま湯を100mlスプレーボトルに投入して、よく混ぜ合わせる
クエン酸の濃度については厳密に小さじ1ではなく、小さじ2分の1などに調整しても問題はありません。スプレーボトルは100円ショップでも手に入るため、クエン酸をこれから購入予定の方はまとめて揃えておくとよいでしょう。
また、水に溶かしたクエン酸は長期間放置すると腐敗が進んでしまうので、1〜2週間を目安に使い切ってください。トイレ以外の場所の掃除でも役立つため、汚れ落としにクエン酸スプレーを活用しましょう。
クエン酸を重曹と組み合わせて使う
クエン酸と重曹を組み合わせて使用することで、クエン酸単体よりも汚れを落とす効果が高まります。クエン酸と重曹を混ぜると発生する炭酸ガスによって、しつこくこびりついた汚れや尿石を除去できます。
この炭酸ガスはトイレットペーパーなどを溶かすのにも効果的で、トイレつまりの解消方法としてもおすすめです。重曹も掃除用の製品であればドラッグストアや100円ショップで手軽に入手できるため、クエン酸とセットで購入して持っておくとよいでしょう。
クエン酸をペーストやパック状にするのも効果的
スプレーにしたり重曹を組み合わせる方法以外でも、クエン酸に水をほんの少しだけ混ぜてペースト状にして使うのも効果的です。また、トイレットペーパーやトイレ掃除用のシートにあらかじめクエン酸を染み込ませてパック状にして使うのもおすすめです。
トイレは使い続けるとあらゆる箇所が汚れてくるため、どんな場所にも応用できるような方法を考えることが重要になります。中々落とせない汚れには、これらの方法も実践してみてください。
クエン酸スプレーによるトイレ掃除方法
クエン酸スプレーを使ったトイレの掃除方法を紹介します。クエン酸を溶かした水はスプレーにすることで扱いやすくなり、便器の掃除にも効果的です。
具体的には、以下の手順で掃除を実施してください。
- 汚れ箇所にスプレーを噴きつける
- 上からトイレットペーパーを貼り付けて、さらにスプレーを噴きつける
- しばらく放置した後、汚れを拭き取る
クエン酸スプレーを対象箇所に染み込ませるために、トイレットペーパーも駆使しつつ作業していきます。水垢や赤カビといったアルカリ性の汚れはクエン酸によって落ちやすくなるため、最後に貼り付けていたトイレットペーパーで拭き取って完了です。
作業時は衛生面に配慮して手袋を装着したり、便器にあたる可能性がある肘部分までを保護しておきましょう。
クエン酸と重曹を組み合わせたトイレ掃除方法
クエン酸と重曹を組み合わせたトイレの掃除方法を紹介します。この方法はトイレつまりのトラブル解消にも効果的なため、急なトイレつまりで困っている場合には試してみてください。
1.便器内に重曹を50ml、クエン酸を100ml入れる
まずは便器内に重曹を50ml、その後続けてクエン酸を100ml目安に入れてください。この2つを入れることで炭酸ガスが勢いよく発生します。
通常の水位であれば問題ありませんが、この時つまり等で水位が高くなっていると水が溢れ出るリスクもあるため、ある程度水位を調整してから作業を進めてください。
2.ぬるま湯を入れて1時間程度放置する
ぬるま湯を入れることで炭酸ガスの効果も高まり、こびりついた汚れやつまりの原因を除去しやすくなります。熱湯をかけると便器や排水管が破損する恐れもあるため、約50度に調節したぬるま湯を便器の半分近くの水位まで入れて1時間程度放置してください。
この時、炭酸ガスが蔓延しないようトイレのフタは閉めておきましょう。
3.トイレの水を流す
1時間程度放置したら、最後に水洗レバーを引いて水を流して作業は完了です。
もしトイレつまりの解消を確認する場合であれば、バケツに汲んだ水を少しずつ便器に流して、スムーズに流れるかを見てみましょう。つまりが解消されていれば、徐々に水が流れていくことを確認できます。
クエン酸と重曹の組み合わせはトイレつまり解消に効果的ですが、ラバーカップなどの専用道具、その他日用品の代用でも軽度なトイレつまりは解消可能です。トイレつまり解消に役立つさまざまな道具についてはこちらの記事も参考にしてください。
クエン酸はなぜトイレ掃除におすすめ?
クエン酸はトイレ掃除に使われる道具の中でも特におすすめとされる声が多いですが、それは以下のポイントが優れているからとされています。
殺菌力・消臭力が高い
クエン酸は酸性の性質を持っていますが、トイレで発生する汚れや臭いにはアルカリ性のものも多いため、これらを除去するのに適した殺菌力を有しています。また、クエン酸は衣服の洗濯時にも活用されるほど消臭力が高いのも特徴で、トイレの汚れが原因の悪臭も落とす効果が期待できます。
汚れと臭い、トイレの悩みとして大きなこの2つをまとめて解消できる製品として注目されているのです。
人体への影響が少ない
クエン酸は酸味成分として食品や飲料にも多く用いられており、吸い込んだり皮膚への付着による人体への影響は少ないです。洗剤などの液体に比べても安全に利用できるため、手軽にトイレ掃除をしたい人にはおすすめです。
ただし、水に溶かし液体として使用する場合は目に入らないように注意してください。
安価で手に入りやすい
クエン酸はスーパーやドラッグストア、100円ショップ等で安価で手に入れられるのが特徴です。トイレ用洗剤やその他掃除用の道具に比べて入手しやすいため、手軽に掃除を実践できます。
クエン酸の利用が効果的なトイレ掃除とは?
クエン酸の使用が効果的なトイレ掃除は、主に以下のケースです。手元にクエン酸がある場合は、以下のケースの解消に役立ててみてください。
便器の水垢や赤カビ
便器に付着する汚れとしても多いのが、水垢や赤カビです。これらはアルカリ性の汚れであるため、弱酸性であるクエン酸は除去に非常に効果的です。
放置によって蓄積する水垢や赤カビを一掃できるため、クエン酸を有効活用してみましょう。
こびりついた尿石
便器や排水管には、尿の成分である尿素やタンパク質が変質した尿石が付着します。この尿石が除去されないまま蓄積が続くと、水を流したりブラシでこするだけでは解消できないほどに、しつこくこびりついてしまいます。
尿石もアルカリ性の汚れであるため、酸性であるクエン酸の利用が効果的で、軽度な蓄積であれば自力で除去可能です。尿石の放置は黄ばみや悪臭の原因となるので、自身で対処できる軽度なうちになるべく早く対処しましょう。
しつこい悪臭
尿石の蓄積等により広がるトイレの悪臭は、主にアルカリ性のアンモニア臭になります。そのため、酸性のクエン酸を使ってトイレを掃除することで臭いが中和されて、悪臭軽減に効果的です。
悪臭はトイレの衛生環境を著しく悪化させる一因でもあるため、クエン酸を使って解消して快適な環境を取り戻しましょう。
トイレ掃除におけるクエン酸利用時の注意点
トイレ掃除でクエン酸を利用する場合、以下の点に注意して安全に作業を進めてください。
酸性の汚れを落とす効果は薄い
クエン酸単体では、酸性系の汚れを落とすことが難しい点は覚えておきましょう。トイレに多く見られる水垢や赤カビといった汚れはアルカリ性ですが、空気中の埃などが汚れに付着することで酸性の黒ずみ汚れも発生します。
酸性の汚れはアルカリ性のトイレ用洗剤や重曹によって中和できるため、これらを使用してトイレ掃除を実施してください。クエン酸と重曹を組み合わせて使うのも効果的です。
適切な量を守り肌を保護した上で使用する
どのような方法でクエン酸を使う場合であっても、適量を守って肌を保護した上で使用しましょう。
クエン酸の濃度が高いほど汚れを落とす効果も期待はできますが、素手で触れてしまった際の肌荒れリスクも高まります。皮膚が弱い方は手や腕をしっかり保護してから作業を進めてください。
塩素系漂白剤と混ぜるのはNG
便器の黒ずみなどの汚れは塩素系漂白剤を使用することでも落とせますが、クエン酸との併用は絶対に避けてください。酸性であるクエン酸と塩素系漂白剤が混ざると、人体に有毒な塩素ガスが発生します。
塩素ガスは腐食性が高く、吸入することで肺気腫を起こしたり、最悪の場合は死亡するケースもある危険な気体です。クエン酸との併用はNG、もし直近で塩素系漂白剤を利用していた場合にはしっかりと洗剤を流して時間を置いてから作業を進めてください。
換気してから作業する
作業時はトイレの窓やドアを開けて、ある程度換気できる体制を整えておきましょう。危険な塩素ガスが万が一発生した場合はもちろん、重曹と組み合わせて炭酸ガスを発生させた場合も吸い込みすぎるのは人体によくありません。
自身の体調を崩すことがないよう、安全な環境下でトイレ掃除を進めてください。
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クエン酸を使ったトイレ掃除のよくある質問
- トイレ掃除は食用のクエン酸でも効果はありますか?
- クエン酸の代用品としてトイレ掃除に有効なものはありますか?
- トイレ掃除に使うクエン酸は安いもので問題ありませんか?