流せるおしりふきもトイレにつまる!対処法・原因や安全な使い方を紹介

2025/05/07

2025/05/07

この記事では、流せるおしりふきがトイレにつまるトラブルをまとめています。トイレに流せる便利なおしりふきが販売されていますが、使い方によってはつまりが起きる可能性にも注意しなければなりません。

つまる原因や対処法、安全な使い方を紹介するため、記事を読むことでおしりふきによるトイレつまりに冷静に対処できます。流せるおしりふきを使っている方、すでにつまりが起きて困っている方は参考にしてください。

今週の
No.1 おすすめ優良業者!!

水廻り修理サポートセンター

【水道局指定工事店だから安心!】トイレの水漏れ・つまりなど水トラブルに最短30分で駆けつけます。もちろん〈出張費用・見積もり費用無料!〉大阪をはじめ関東/東海/近畿など幅広いエリアに対応。お困りの際はお気軽にご相談下さい!

詳細を見る

流せるおしりふきもトイレにつまる

流せるおしりふきもトイレにつまる

最近ではトイレにそのまま流して処分できる製品が増えており、赤ちゃんのおしりふきも流せるタイプが広く販売されています。しかし、流せるおしりふきもトイレにつまる可能性はあるため注意が必要です。

本来トイレに流す想定で作られていない紙製品に比べればつまりにくいものの、製品の取り扱い方法を守らない、トイレ側に問題がある場合などは十分につまるおそれがあります。

流す際は製品の処分方法に則っているか、またトイレの状態は問題ないかを確認の上、トラブル時にはすぐ対処できる態勢も整えておきましょう。

流せるおしりふきがトイレにつまったときの対処法

流せるおしりふきがトイレにつまった時の対処法

流せるおしりふきがトイレにつまったときは、以下のような方法で除去できる場合があります。

  • ゴム手袋を装着した手で取り除く
  • ラバーカップを使用する
  • お湯を流す

それぞれの対処法について詳しく紹介します。

ゴム手袋を装着した手で取り除く

おしりふきが流れ切らず排水口付近に残っている場合は、ゴム手袋を装着した手を使えば簡単に除去できます。おしりふきが千切れないよう、慎重につまんで引き上げてください

作業時は便器に触れる肘部分もビニール等で保護の上、周囲にも水が飛び散らないように作業を進めましょう。

ラバーカップを使用する

ラバーカップを使用する

ラバーカップを使用すれば、トイレにつまったおしりふきの除去が可能です。正しく使えばつまり解消効果も高いので、手順を覚えておきましょう。

ラバーカップの利用手順は以下の通りです。

  1. 先端のカップがすべて水に浸かるように、便器の水量をバケツ等で調整する
  2. カップを排水口に押し付けて、引き抜く動作を繰り返してつまりを吸い出す
  3. つまりが解消されたか確認する

便器内の水量を正しく調整することが、ラバーカップの効果を高めるコツです。作業時には周囲の床や壁を養生して、水の飛び散り対策も徹底しましょう。

トイレの形状に合った製品を用意する必要はありますが、100円ショップやホームセンターで手軽に入手できるため、1本備えておくことをおすすめします。

お湯を流す

お湯を流す

流せるタイプのおしりふきは強い水流でほぐれやすく、お湯を勢いよく流すとつまりが解消されるケースがあります。自宅であれば手軽に用意できるので、他に取れる手段がない場合には実践してみましょう。

お湯の利用手順は以下の通りです。

  1. 便器の水位を通常時に調整する
  2. 40℃〜60℃に温度調節したお湯を、高い位置からゆっくりと便器に注ぎ入れる
  3. 30分程度放置して、つまった紙がほぐれるのを待つ
  4. つまりが解消されたか確認する

つまりで便器内の水量が増えている場合、漏水を防ぐためにもバケツ等で水を汲み出してから作業してください。

流せるおしりふきのつまり除去時の注意点

流せるおしりふきのつまり除去時の注意点

流せるおしりふきのつまりを除去する際は、いくつか注意点があります。つまりが解消されないどころか状況が悪化するおそれもあるため、以下の点は心がけておきましょう。

熱湯を流さない

お湯を使った対処は効果的ですが、便器に熱湯を流すのはやめましょう。一般家庭の便器はほとんどが陶器製ですが、陶器は急激な温度変化に弱く、熱湯をかけるとひび割れなどのトラブルが起こります。

便器のひび割れは漏水につながり、程度によっては便器全体の交換が必要なケースもあります。つまり解消時に使うお湯は、必ず40℃〜60℃に調節してください。

薬剤利用は成分を確認の上慎重に行う

排水口・排水管に蓄積した汚れがおしりふきをつまらせた場合、市販の薬剤を使って掃除する手段もあります。薬剤使用の際は、薬剤は成分を確認の上で慎重に利用しなければなりません。

薬剤にはさまざまな成分がありますが、塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜ合わせると、人体によって有毒な塩素ガスが発生します。

塩素ガスは多くの健康被害をもたらし、場合によっては死に至るリスクもある危険な気体です。薬剤を使う場合は一種類のみに留めておくなど、健康被害が出ないように気をつけましょう。

作業が難しければすぐ業者へ依頼する

おしりふきのつまり解消が自身で難しい場合は、放置をせずにすぐ水道修理業者へ依頼してください。たとえ少量であっても、放置で自然解消する可能性は低く、つまりの悪化や漏水などの二次被害につながります。

修理経験豊富な業者であれば、原因を速やかに特定してつまりを解消できます。つまり修理を業者に依頼する場合、作業料金の目安は以下表の通りです。

修理内容 料金相場
簡易作業 6,000円
専用器具を使った
つまり取り作業
10,000円
つまり修理に伴う
便器の取り外し作業
30,000円
汚水桝(排水桝)
排水管の清掃
20,000円~40,000円

また、以下のような諸経費も発生します。

諸経費 料金相場
基本料金 2,000円~4,000円
出張費 無料~4,000円
見積もり費用 無料~3,000円
時間外料金 3,000円~10,000円
処分費
※部品交換の場合
3,000円〜10,000円

被害が拡大する前に依頼することで、結果的に費用を安く抑えられたケースも多いです。水道修理業者に依頼する際は、相場に見合う費用でサービスを提供する水道局指定工事店を探してください。

おすすめの業者はこちらの記事でも紹介しています。

流せるおしりふきがトイレにつまる原因

流せるおしりふきがトイレにつまる原因

流せるおしりふきがトイレにつまる原因には、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 一度に流す量が多い
  • 排水管内の蓄積した汚れに引っかかった
  • 流れる水量が少ない

製品自体に問題がなくても、自身の流し方やトイレの状況によってつまるリスクがある点を把握しておきましょう。それぞれの原因について解説します。

一度に流す量が多い

おしりふきを一度に流す量が多いと、水に十分に溶け切らず、排水口付近や排水管内で固まってつまりが発生します。水に溶けるよう設計されているおしりふきでも、量が多ければ溶けるまでに時間がかかります

また、おしりふき単体では量が少なくても、トイレットペーパーや排泄物とまとめて流すのも同様にリスクが高いため注意しておきましょう。

排水管内の蓄積した汚れに引っかかる

排水管に尿石等の汚れが蓄積していると、おしりふきなどの紙は引っかかりやすいです。この引っかかりで水の流れが阻害され、以降に流すトイレットペーパーや排泄物なども巻き込むことでつまりが悪化します。

排水管の汚れは定期的に清掃しておき、流すものが引っかからないように対策しておきましょう。

流れる水量が少ない

トイレに流す時の水量が少ない場合、おしりふきの枚数が多くなくてもつまるリスクがあります。流せるおしりふきの主な素材である「水解性パルプ不織布」は、強い水流を受けると繊維がほぐれて流れやすくなる性質を持ちます。

そのため、トイレの水量が少なければ十分に繊維がほぐれず、つまりを起こしてしまうのです。トイレタンク内の水が少ない、また節水トイレに流す場合などは、おしりふきを流すのに十分な水量か事前の確認が大切です。

流せるおしりふきをつまらせない安全な使い方

流せるおしりふきをつまらせない安全な使い方

流せるおしりふきは、安全な使い方を徹底すればつまる確率を下げられます。流せるタイプだからと決して油断はせず、以下のような使い方を意識しておきましょう。

小分けにして流す

一度に流す量が多いとつまりを起こしやすいのは、流せるおしりふきでもトイレットペーパーでも変わりません。排水口や排水管を塞ぐことがないよう、量が多い場合は小分けにしてください

小分けにする際は、おしりふき以外に流れるものがないかも考慮の上、トラブル防止を最優先に少しずつ流しましょう。

常にレバーの「大」で流す

流せるおしりふきの性質上、大量の水で流せば繊維がほぐれてつまりが起こりづらいです。そのため、トイレに流す際は常にレバーの「大」を引いて流すことを心がけてください。

流せないおしりふきを誤って流したときの対処法

流せないおしりふきを誤って流したときの対処法

流せないおしりふきを誤ってトイレに流すと、流せるタイプと比べてつまる確率は高いです。運良く流れ切った場合は大丈夫ですが、もしつまった場合は以下の手段で対処してください。

  • ゴム手袋を使用する
  • ラバーカップを使用する

つまりが目視できる場合は、流せるおしりふきがつまったときと同様に上記2つの方法で解決できます。漏水や排水管の破損といった二次被害を防ぐためにも、無理やり流し切ろうと考えるのはNGです。

奥深くでつまって対処できない場合には、水道修理業者に対応してもらいましょう。

おしりふきがつまったトイレは「水廻り修理サポートセンター」が解決!

おしりふきがつまったトイレは「水廻り修理サポートセンター」が解決!

流せるおしりふきがつまったトイレは「水廻り修理サポートセンター」が対応可能です。排水管の奥深くでつまった場合でも、修理経験豊富なスタッフが専門的な技術でつまりを除去します。

水道局指定工事店として、つまりなどの水廻りトラブルを迅速に解決、元の快適な状態を取り戻します。サービスは24時間365日受付中、早朝深夜でも急ぎ駆けつけるため、急なトラブルでもご安心ください。

水廻りに関するお悩みは、いつでもご連絡をお待ちしています。

>>>水廻り修理サポートセンターへの無料お見積もりはこちら!
>>>トイレつまり・漏水など緊急対応が必要なときはお電話でご相談ください。

トイレに流せるおしりふきに関するよくある質問

流せるおしりふきがつまった時は放置でも解決しますか?
つまりの長時間放置で起きるリスクを教えてください。
トイレつまり時にやってはいけないことはありますか?