賃貸物件のトイレつまりは管理会社に連絡すべし!7つの対処法と予防法
この記事では、賃貸物件でのトイレつまりについて詳しく紹介します。
賃貸のトイレつまりは、初期対応が重要です。まずは、管理会社や大家さんへ連絡する必要があります。賃貸物件は、管理会社や大家さんの所有物だからです。
本記事では、自力でトイレつまりを解消するための具体的な方法や、やってはいけないこと、トラブルの予防法についても解説しています。
賃貸物件のトイレつまりでお困りの方は、ぜひ最後までお読みください。
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この記事の目次
賃貸物件でトイレつまりが起きたらやるべきこと
賃貸物件でトイレつまりが起きたら、いつもと違う光景に慌ててしまうかもしれません。しかし、まずは落ち着いて行動しましょう。
ここではトイレつまりを発見したらやるべきことについて紹介します。
トイレの使用を控える
賃貸物件でトイレつまりがわかったら、トイレの使用を中止しましょう。
トイレがつまっている状態でレバーを流すと、水があふれてしまい、部屋を汚してしまう可能性があります。また、つまりが悪化して修理が難しくなることも考えられます。
すると、修理費用が高額になるだけでなく、家具や床材にも被害が及ぶことがあります。最悪の場合、下の階の住人まで迷惑をかけてしまうことも。
このような被害を防ぐためにも、トイレがつまったら、すぐに使用を控えましょう。
落ち着いて状況確認する
次に状況を確認します。トイレつまりの発生時は、慌てずに冷静になることが大切です。状況を確認することで、適切な対処方法を見つけやすくなります。
水がどの程度たまっているのか、何がつまっているのかを確認しましょう。そうすることで、自分で解決できるか、専門家の助けが必要か判断できます。また、水があふれている場合は、急いで拭き取るようにしましょう。
トイレがつまったら、まずは冷静になり、状況をよく確認することが大切です。
状況を管理会社に連絡する
状況確認を終えたら、管理会社に連絡しましょう。建物内にトラブルが起きた場合、多くの賃貸物件では、管理会社へ連絡するよう規約で定められています。対処法に困った場合は、契約書を確認してみましょう。
管理会社へ連絡する際は、以下の内容を伝えられるよう、簡単にメモしておくとよいでしょう。
- つまりが起きた日時
- つまっているもの(原因)
- 試みた対処法
また、つまりの原因がわからない場合、自己判断で無理に直そうとすると、かえって状況を悪化させてしまうことがあります。管理会社に連絡すれば、経験豊富な業者を手配してくれるので、迅速かつ確実に修理できます。
トイレがつまった際には、まず落ち着いて状況を確認し、その後すぐに管理会社に連絡しましょう。
やってはいけない!賃貸でのトイレつまり対応
トイレつまりの対処法によっては、便器や配管を傷める可能性があります。
熱湯を流す
トイレに熱湯を流すのはNGです。熱湯を流せば、つまりがほぐれると思う人もいるかもしれませんが、便器のヒビや割れにつながるため、やめましょう。
便器の多くは、陶器から作られています。陶器は熱湯をかけると膨張し、最悪の場合破損する恐れがあります。トイレ自体を交換する必要が出てくるかもしれません。
45度程度のぬるま湯なら問題ありませんが、沸騰した熱湯をかけることはやめましょう。
自己判断で配管を分解する
トイレがつまったときに、自己判断で配管を分解するのは避けましょう。
配管を分解するのは専門的な知識と技術が必要です。自己判断で行うと、配管を破損させたり、さらなる問題を引き起こす可能性があります。また、賃貸物件では自己修理が契約違反になることもあり、トラブルの原因になります。
配管を誤って分解してしまい、水漏れが発生すると、床や壁が水浸しになり、大規模な修理が必要になることがあります。このような事態を避けるためにも、配管の分解は専門業者に任せるべきです。
トイレがつまった場合は、自己判断で配管を分解するのではなく、まず管理会社へ連絡しましょう。
自己判断で水道修理業者に依頼する
トイレがつまった際に、自己判断で水道修理業者に依頼するのは避けましょう。
多くの場合、トイレの修理方法については、管理会社や大家さんが決定します。利用者による過失がない場合(経年劣化など)は、修理費用は管理会社や大家さんが負担することになります。
ところが、勝手な判断で水道修理業者に依頼してしまうと、本来払わなくてもよかった費用を自己負担しなければならないこともあるのです。領収書を用意しても、支払ってもらえないケースも考えられます。
対応方法については、契約書に書かれています。トイレつまりが発生した場合は、必ず規約を確認しましょう。
賃貸物件のトイレつまりを自力で解消する7つの方法
賃貸物件でトイレつまりを解消する方法を紹介します。
ただし、つまりの原因が水に溶けるものの場合に有効です。水に溶けないものが原因でトイレつまりが起きている場合は、早急に管理会社へ連絡しましょう。
事前準備として、まずは止水栓を閉めましょう。一般的に、止水栓はトイレタンクの下や壁の近くに設置されています。タンクレストイレの場合は、パネル内にあることが多いです。
ただし、機種によって止水栓の位置は異なるため、わからない場合は取扱説明書で確認してください。
ラバーカップ(スッポン)
ラバーカップはスッポンと呼ばれることもある、トイレつまりに効果のある清掃道具です。柄の先に、お椀型のゴムカップが付いており、便器内に圧力をかけることでつまりを解消します。
ラバーカップの使い方は、以下のとおりです。
- 便器内の水位を通常の半分程度まで汲みだす
- ラバーカップのゴムカップを、ゆっくりと便器に強く押し当てる
- 柄を持って、勢いよく引き抜く
- つまりが解消されなければ3と4を繰り返す
- ゴボゴボと水の流れる音がしたら、バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
なお、和式用・様式用・節水トイレ用など、トイレの形状によって種類は異なります。ラバーカップとトイレのタイプが一致しないと、真空状態が作れません。必ず、自宅のトイレに合ったタイプのラバーカップを使用してください。
ラバーカップの詳しい使い方については、こちらもご覧ください。
食品用ラップ
食品用ラップを使って、トイレつまりを解消できることがあります。ラップで密閉状態を作ることにより、つまりを動かします。
食品用ラップの使い方は以下のとおりです。
- 便座を上げる
- 便器全体に、隙間なくラップをかける
- ラップの真ん中を手でゆっくり押したあと、離す
- ゴボゴボと水の流れる音がしたら、バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
ラップは一枚だと破れてしまう可能性があるので、5枚ほど重ねて、強度を高めておくと安心です。密閉状態にすることがポイントなので、ラップをかける際は、隙間ができないよう注意してください。ピンとひっぱりながら、ラップをかけるのがコツです。
ラップを使った、トイレつまり解消法の詳しい情報はこちらから!
針金ハンガー
クリーニング店からもらえるような、細い針金ハンガーを使って、トイレつまりを解消できます。針金の固くて曲げやすい素材を活かして、つまりに直接アプローチします。
針金ハンガーの加工方法と使い方は以下のとおりです。
【加工方法】
- 肩の部分をペンチでカットする
- 針金の先端部分を「9」の形に成形する
【使い方】
- 成形した部分を下にして、便器へ入れる
- かたまりに当たったら、上下左右にゆっくりと動かす
- ゴボゴボと水の流れる音がしたら、バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
針金ハンガーはコーティングされているものの、強く突いたり動かしたりすると、便器を傷つける恐れがあります。
頑固なつまりの場合、簡単にはほぐれないかもしれませんが、あくまでも優しく動かすようにしてください。
真空式パイプクリーナー
真空式パイプクリーナーとは、トイレの排水管内を真空状態にして、つまりを引き上げる道具のことです。ラバーカップと同じ原理ですが、真空式パイプクリーナーは吸引力がより強力です。
真空式パイプクリーナーの使い方は以下のとおりです。
- 便器内の水位を通常の半分程度まで汲みだす
- 排水口にゴムカップを当てて、レバーをゆっくりと押し下げる
- レバーを勢いよく引き上げる
- 2と3を繰り返す
- ゴボゴボと水の流れる音がしたら、バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
ペットボトル
加工したペットボトルを使って、トイレつまりを解消できることがあります。周囲の水を激しく動かすことで、つまりをほぐしていきます。
ペットボトルのサイズは、1.5〜2リットル程度がよいでしょう。ペットボトルの下から5cmくらいのところをカットして、上の部分を使います使い方は以下のとおりです。
- 排水口に押し当てて、引き上げる動作を繰り返す
- ゴボゴボと水の流れる音がしたら、バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
頑丈なペットボトルは、排水口にフィットしないことがあります。手で押してみて、へこむ程度の柔軟さがあるものを選ぶとよいでしょう。
ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは、ワイヤーの先端や周りにブラシがついている清掃道具のことです。かたまりを削り取ることで、つまりを解消させます。
ワイヤーブラシの使い方は以下のとおりです。
- ワイヤーブラシを排水口にゆっくりと差し込む
- つまりに当たったらハンドルを回す
- ゴボゴボと水の流れる音がしたら、バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
ワイヤーブラシは、5m程度の長さがあればOKです。
無理に押し込むと、便器や排水管を傷つける恐れがあります。ゆっくりと排水口へ挿入し、少しずつつまりを削り取るイメージで行いましょう。
重曹・クエン酸
重曹とクエン酸の発泡作用で、つまりを柔らかくする方法があります。重曹とクエン酸が合わさると、ガスが発生します。このガスがつまりに直接影響し、つまりをほぐしていくというわけです。
重曹・クエン酸を使った方法は以下のとおりです。
- 重曹50mlを排水口に入れる
- クエン酸100ccを排水口に入れる
- 45度程度のお湯を、便器の半分くらいまで入れる
- 1時間程度放置する
- バケツに入れた水を少しずつ流し込む
- 止水栓を開けて水を流す
なお、ガスが発生するため、つまりを除去するときは、必ず換気をよくしてから行うようにしてください。
トイレつまりを回避する予防方法
トイレつまりの原因はさまざまです。トラブルを未然に防ぐためには、適切な使用法が欠かせません。
以下の正しい使い方や、簡単なメンテナンスを心がけましょう。
- トイレットペーパーは、大量に流さない
- 異物(おもちゃやスマホなど)をトイレに持ち込まない
- 定期的な清掃を心がける
- 水の入ったペットボトルをタンクに入れるなど、過度の節水は控える
なお、尿石によるつまりが起きている場合は、中性洗剤を使っても効果がありません。酸性洗剤(サンポール、デオライトなど)を使って除去しましょう。
日常的に予防策を取り入れることで、トイレのトラブルを未然に防げるので、ぜひ実践してみてください。
賃貸でのトイレつまりは水廻り修理サポートセンターへ!
賃貸物件でトイレつまりが起きたら、まずは状況を確認しましょう。水に溶けるものがつまっているときは、自分で直せる場合があります。それでも状況が改善しなければ、管理会社や大家さんに連絡しましょう。
もし「ご自身で水道修理業者に依頼してください」と言われたら、水廻り修理サポートセンターにおまかせください。
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