すっぽん(ラバーカップ)でのトイレつまり解消法!使い方と注意点

2024/02/27

2024/05/20

この記事では、トイレつまり時に役立つ道具であるすっぽん(ラバーカップ)の使い方をまとめています。

トイレつまりが発生しても、すっぽんを所有していれば自身の手で解消できる可能性があります。

正しい利用方法を覚えて、スムーズにトイレつまりを解消できるよう備えておきましょう。

すっぽんが有効なトイレつまりの原因や事前準備、注意点やメンテナンス方法についてもあわせて紹介します。

今週の
No.1 おすすめ優良業者!!

水廻り修理サポートセンター

【水道局指定工事店だから安心!】トイレの水漏れ・つまりなど水トラブルに最短30分で駆けつけます。もちろん〈出張費用・見積もり費用無料!〉大阪をはじめ関東/東海/近畿など幅広いエリアに対応。お困りの際はお気軽にご相談下さい!

詳細を見る

すっぽん(ラバーカップ)が効果的なトイレつまりの原因

すっぽん(ラバーカップ)が効果的なトイレつまりの原因

すっぽんはその構造上、強い水圧をかけてトイレつまりの原因となっている異物を吸い出せます。

すっぽんを効果的に利用できるトイレのつまりの原因は主に以下の通りです。

  • 排泄物
  • トイレットペーパー
  • 水溶性のトイレクリーナー

このように水溶性でほぐれやすいものがトイレのつまりの原因となっている場合はすっぽんでのつまり解消が期待できます。

一方で不溶性の異物や、大きな異物がつまっている場合にはすっぽんの利用はおすすめしません。

これらの原因に対して無理にすっぽんを使用すると便器を傷つけてしまったり、異物を奥深くに押し込んでさらに解消が困難となる恐れもあります。

すっぽんを使うかどうかは、つまりの原因に応じて慎重に判断してください。

トイレつまり解消ですっぽん(ラバーカップ)を使う前の準備

トイレつまり解消ですっぽん(ラバーカップ)を使う前の準備

すっぽんでトイレつまりを解消する場合は、事前の準備が欠かせません。

以下項目についてあらかじめ確認しておき、すっぽんを万全の体制で使えるようにしておきましょう。

  • 便器や周辺の床・壁をビニール等で養生する
  • 止水栓を閉める
  • 温水洗浄便座の電源プラグを抜く
  • 便器内の水を汲み出す

すっぽん利用時は水が跳ねやすいため、衛生面や温水洗浄便座等の電子機器に配慮しなければなりません。

また、水がまったく排水されないほどの深刻なトイレつまり時に誤ってレバーを引いて水を流してしまうと漏水の恐れもあるため、止水栓を閉めることも重要です。

便器内の水が多すぎる場合は、すっぽん先端のカップが水に浸かる程度の水量にまで汲み出して調整しましょう。

トイレつまり時のすっぽん(ラバーカップ)の使い方

トイレつまり時のラバーカップの使い方

トイレつまり時のすっぽんの使い方を順序ごとに紹介します。

基本的な使い方は以下の手順で完結しますが、どの手順も決して焦らず冷静に実施しましょう。

前述の通り、すっぽんが十分に効果を発揮するよう便器内に多少の水を入れて水位を上げてから作業してください

1.排水口にすっぽんを押し付ける

まず、排水口全体が塞がるようにすっぽんを被せたら、そのまま静かにすっぽんを押し付けます。

この時、力任せに強く押し付ける必要はありません

十分な水位があれば軽く押し付けるだけですっぽんは密着します。

静かに軽い力を加えつつ、もう押し込めないという所まで進めていくのがコツです。

2.力を入れて引き抜く

押す時は軽くでよいですが、すっぽんが密着していれば引き抜く時には力が必要です

異物をまとめて吸い出すという気持ちで引き抜きましょう。

この時、引き抜くのに力は入れても動作自体は大きくせず、なるべく水が飛び散らないよう心がけましょう。

3.つまりの原因が取れるまで数回繰り返す

すっぽんを引き抜いてもつまりの原因が取れていなければ、取れるまで1と2の手順を数回繰り返します

1度だけで諦めず、何度も繰り返すことで奥で引っ掛かった異物の絡まりが徐々に解き始める場合があります。

つまるの原因が無事に取れたようであれば、手順4へ進んでください。

4.水を流してつまりが解消されたことを確認する

すっぽんで異物が取れたら、水を流してつまりが解消されたかを確認します。

この時にいきなり水洗レバーを引いて勢いよく水を流してしまうと、まだつまりが解消されていなかった場合便器から水が溢れる恐れがあります

そのため、バケツ等で少しずつ水を流して便器内の水位が上昇せず流れているかを見てください。

スムーズに流れていることを確認できたら、最後に水洗レバーを引いて水を流して応急処置は完了です。

すっぽん(ラバーカップ)利用時の注意点

すっぽん(ラバーカップ)利用時の注意点

すっぽんを利用する時は、以下の注意点を覚えておいてください。

効率よくトイレつまりを解消するため、そして修理時にトイレを傷つけないためにも大切な要素です。

無理に強く押し付けない

すっぽんを排水口に押し付ける際は、無理に力強く押し付けないよう気をつけましょう。

経年劣化している便器の場合、すっぽんを押し付けるだけでも破損する恐れがあります

静かに押して引き抜く時は強く、このコツを意識して扱うようにしましょう。

トイレのサイズに合ったものを選ぶ

トイレの種類に合わせたすっぽんを買っても、サイズが合わなければ十分に効果を発揮しない場合もあります。

排水口よりも小さなものだと隙間ができてしまい、密着させた内部が真空になりません。

かといって大きすぎる場合も塞ぎきれず真空を作れないため、引き抜く時の力が弱まります。

100円ショップでもすっぽんは手軽に入手できますが、その多くは和式用のタイプです。

洋式用や節水タイプにも使える汎用型のすっぽんはホームセンター等で販売されているため、使うトイレとサイズに合った製品を探しましょう

トイレつまり解消後のすっぽん(ラバーカップ)メンテナンス方法

トイレつまり解消後のすっぽん(ラバーカップ)メンテナンス方法

便器に入れて使用するもののため、一度でも使えば当然すっぽんは汚れてしまいます。

使い終わった後そのまま放置するとすっぽん自体や置き場に雑菌が繁殖するため、必ずメンテナンスを実施してください。

メンテナンスを行う際は、必ずゴム手袋を着用の上で衛生的な掃除を心がけましょう。

すっぽんのメンテナンスは以下の手順で進めてください。

  1. ツバ付きのタイプであれば、ツバを引き出す
  2. すっぽんの内側・外側ともに流水でしっかりと洗い流す
  3. 目立つ汚れはスポンジを使って擦り洗いする
  4. 洗い終わったすっぽんは日当たりの良い場所で天日干しする

すっぽんはゴム製でちょっとした汚れであれば付きにくいため、水洗いでも十分汚れを落とせます。

目立つ汚れが付着していた場合のみ、すっぽんを傷つけないよう柔らかいスポンジで擦り洗いしましょう。

洗い残した雑菌を天日干しで殺菌して、乾けばメンテナンス完了です。

すっぽん(ラバーカップ)でもトイレつまりが解消しない場合

すっぽんでもトイレつまりを解消できなければ、以下の方法もトイレつまり解消に効果があります。

  • 手で直接つまりを取り除く
  • ワイヤーブラシを利用する
  • 重曹とクエン酸を使う

トイレつまりを急ぎ解消したい場合には、実践してみてください。

手で直接つまりを取り除く

もっとも手軽な応急処置方法が、手で直接つまりを取り除く方法です。

すっぽんよりも自由に動かせるため、細かな異物も掴んで除去しやすいです。

作業時はゴム手袋を装着して、衛生面に配慮した状態で取り掛かりましょう。

ワイヤーブラシを利用する

ワイヤーブラシの使い方

トイレつまりは奥深くにある異物が原因で起こるケースもあるため、ワイヤーブラシを使って掃除するのもよいでしょう。

ワイヤーブラシは排水管の奥まで柔軟に入り込んで、つまった異物を削り取れる道具です。

トイレットペーパーなど水溶性の柔らかい異物が奥でつまっている場合、ワイヤーブラシは効果的です。

重曹とクエン酸を使う

重曹とクエン酸の使い方

トイレットペーパーのつまりが中々取れない場合は、重曹とクエン酸を使うことで除去できる場合もあります。

これは、重曹とクエン酸を混ぜることで発生する炭酸ガスがトイレットペーパーを溶かす効果があるからです。

重曹を大さじ1杯に対してクエン酸を大さじ2杯便器に入れてしゅわしゅわと炭酸ガスが発生してきたら、500ml程度のぬるま湯を流し入れて1時間ほど放置しておきましょう。

しばらくするとトイレットペーパーが溶けており、つまりが解消されます。

重曹もクエン酸も、掃除用のものは100円ショップで手軽に入手可能です。

クエン酸がなければお酢でも代用できるため、一度試してみることをおすすめします。

解決できなければ水道修理業者に依頼する

自身の応急処置でも解決しない、そもそも原因が分からず手のつけようがないといった場合には、水道修理業者に修理を依頼しましょう

トイレのトラブルでも特に多いのがトイレつまりであるため、十分なノウハウを持っている水道修理業者であれば迅速かつ的確に修理を進めてくれます。

すっぽんなどの修理に必要な道具を自身で揃える必要もないため、無駄な労力もかかりません。

業者に依頼する場合は費用面はもちろん、サービス内容や対応についても評判がよいところを選ぶのがコツです。

地方の水道局から一定水準の技術力を認められている、水道局指定工事店であればサービスもよく料金も相場に見合っているためおすすめです。

また、急なトイレつまりでも修理してくれる24時間対応の業者も数多くあるため、いくつか候補を押さえておくとよいでしょう。

後悔しない業者選びにするためにも、以下の記事をぜひ参考にしてください。

すっぽんで直せないトイレつまりは「水廻り修理サポートセンター」が解決

深刻なトイレつまりは「水廻り修理サポートセンター」が解決

すっぽんを試してみても解消できない深刻なトイレつまりは「水廻り修理サポートセンター」が解決します。

水廻り修理サポートセンターは24時間の修理に対応しており、水道局指定工事店として難しいトイレつまりトラブルも対処可能です。

現場への出張や見積もりに費用は一切かからず、相場に見合う作業料金で修理にあたるため急な出費にも安心です。

最短30分で駆け付け可能なため、突然のつまりで使えなくなったトイレもすぐに修理します。

トイレつまりはもちろんその他のトイレトラブル、水まわりに関するお困りごとは何でもご相談ください。

>>>水廻り修理サポートセンターへの無料お見積りはこちら!

>>>トイレつまり・漏水など緊急対応が必要なときはお電話でご相談ください。

トイレつまりやすっぽんのよくある質問

すっぽんでの押し引きは何回程度繰り返すとよい?
すっぽんをうまく使うコツは?
トイレのつまりは修理しなくても自然に治る?