トイレの床掃除に使える洗剤5選!床材や汚れ別のおすすめも紹介!
この記事では、トイレの床掃除に使える洗剤についてまとめています。トイレの床はさまざまな要因で汚れるため、清潔な空間を維持するためにも定期的な掃除は大切です。
床掃除にもいくつか方法はありますが、中でも効果的な方法のひとつが洗剤を使った掃除です。トイレの床掃除に利用できる洗剤を紹介するため、床掃除時の参考にしてください。
あわせて、汚れごとのおすすめ洗剤や床材別の掃除方法、注意点についても解説します。
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この記事の目次
トイレの床掃除におすすめの洗剤5選
あらゆる原因で汚れるトイレの床は、清潔な環境を保つため、そして劣化を防ぐためにも定期的な掃除が必要です。
効率的に床の汚れを落とせる人気の洗剤を5つピックアップしたため、それぞれの特徴と使い方を紹介します。トイレの床掃除に使う洗剤にお悩みの方は、洗剤選びの参考にしてください。
ルーキーV トイレの洗剤
「ルーキーV トイレの洗剤」は、トイレの床や便器、温水洗浄便座などの掃除に幅広く対応した中性洗剤です。
業務用の大きなボトルで販売されているため、自前のスプレーボトルに詰め替えて使用するのがおすすめです。
使用方法は以下を参考にしてください。
- 床の汚れが気になる箇所に、スプレーを数回プッシュする
- ティッシュペーパーや布で拭き取り、汚れが落ちたか確認する
汚れた箇所に噴射してすぐに拭き取るだけでよいため、使い方も簡単で定期的な掃除用としても向いています。
参考:ルーキーV トイレの洗剤(https://daiichisekken.co.jp/goods/b_lk.html)
オキシクリーン
「オキシクリーン」は、家中のあらゆる汚れで活躍する弱アルカリ性の漂白剤です。カビや黒ずみなど酸性の汚れに効果があり、トイレの床掃除にも最適です。
床掃除におけるオキシクリーンの使用方法は、以下を参考にしてください。
- 40℃〜60℃に調整したお湯4Lに対して、スプーン1杯分のオキシクリーンで希釈液を作る
- 布に希釈液を染み込ませてよく絞ったら、床の汚れている箇所を拭く
- 汚れを拭き取れたら、最後は水拭きで洗剤の成分を取り除く
オキシクリーンの希釈液、いわゆるオキシ液は床だけでなくトイレ全般の掃除にも役立ちます。オキシ液は作り置きできないため、一度作ったタイミングでさまざまな箇所を掃除しましょう。
参考:オキシクリーン(https://www.oxicleanjapan.jp/)
洗剤能力PRO
「洗剤能力PRO」は、トイレやキッチン、浴槽の汚れ取りに便利な多目的洗剤です。
スプレータイプでトイレの床掃除にも使いやすく、汚れ具合に応じて液の濃度を調整することで、しつこいカビや黒ずみの汚れ落としにも効果的です。
使用方法は以下を参考にしてください。
- 床の汚れが気になる箇所に、スプレーを数回プッシュする
- ティッシュペーパーや布で拭き取り、汚れが落ちたか確認する
床掃除の場合は、原液を水で3〜5倍程度に薄めて使用すると効果的です。落としにくい汚れの場合は、スプレーをかけた後に5分程度放置してから拭き取りましょう。
参考:洗剤能力PRO(https://www.chs.co.jp/products/pro-spray.html)
オール床クリーナー
「オール床クリーナー」は、名前の通りあらゆる床のしつこい汚れをスッキリと落としてくれる洗剤です。
フローリングやクッションフロアなど幅広い床材に利用でき、皮脂や黒ずみも綺麗に解消できます。
使用方法は以下を参考にしてください。
- 水で30倍程度に薄めた希釈液を作る
- 希釈液を布に染み込ませて、床の汚れている箇所を磨く
- 汚れを拭き取れたら、最後は水拭きで洗剤の成分を取り除く
希釈液は濃度が高くなりすぎないよう、薄める水の分量にも注意しましょう。
参考:オール床クリーナー(https://www.rinrei.co.jp/home_care/wax/06/allyukacleaner.html)
トイレマジックリン
「トイレマジックリン」は便器の汚れ落としに人気の中性洗剤です。便器まわりだけでなくトイレの床掃除にも有効で、軽い汚れであれば隅々まで除去できます。
床に使う場合の使用方法は以下を参考にしてください。
- 汚れている箇所に数回スプレーする
- ティッシュや布でスプレーした箇所を磨いて、汚れが落ちたか確認する
スプレータイプで手軽かつ万能に利用できるため、洗剤選びに悩む方は1本購入することをおすすめします。
参考:トイレマジックリン(https://www.kao.co.jp/magiclean/products/toilet/)
トイレ床の汚れ原因と使うべき洗剤
トイレの床はさまざまな原因で汚れますが、汚れの原因と除去に効果的な洗剤が何かを理解しておけばより効率的に掃除ができます。
主な汚れ原因と使うべき洗剤の種類をそれぞれ紹介するため、洗剤選びにも役立ててください。
尿のはねやこぼれ
尿のはねやこぼれの放置は、トイレの床でも特に多く見られる汚れになります。尿の成分に含まれるカルシウムが長時間の放置によって固まることで、落としづらい汚れとなってしまうのです。
尿はアルカリ性のため、酸性洗剤を使うことで効果的に汚れを除菌できます。酸性洗剤がない場合は、中性洗剤でも一定の除菌効果は見込めます。
水拭きでも表面上は綺麗な見た目になりますが、長時間の放置で汚れが床に浸透している場合もあるため、なるべくは洗剤を使っての掃除がおすすめです。
足裏の皮脂
トイレに限らず、屋内の床は素足で踏むと足裏の皮脂が付着します。
この皮脂を拭き取らないまま放置してしまうと、周囲の埃などとくっついて酸化することで、黒ずみ汚れとなってしまいます。
この汚れは酸性のため、アルカリ性の洗剤を使って拭き取れば除菌効果も高いです。オキシクリーンなどの洗剤を利用して、汚れの箇所を綺麗に拭き取りましょう。
こびりついて取れない黒ずみの汚れは、洗剤をまいてしばらく放置することで落ちやすくなります。
赤カビや黒カビ
赤カビや黒カビなどは、前述した尿や皮脂を放置した床で広がります。これらのカビは酸性のためアルカリ性の洗剤や、漂白効果の強い洗剤を使うことで除菌が可能です。
ただし、成分の強い洗剤の使用後は必ず水拭きをして成分を取り除きましょう。成分が残ったままだと床にシミができたり、床材を傷める恐れもあるので注意が必要です。
トイレの床材別の掃除方法
トイレの床材の種類は、家屋によってもさまざまです。床材の性質を理解した上で掃除をしなければ、床材が傷んでしまい汚れが落ちづらくなります。
場合によっては床材の寿命も縮めてしまうため、床掃除が原因で悪影響を与えないように気をつけましょう。床材別の主な掃除方法、おすすめの洗剤の種類について解説します。
タイル
表面が水や汚れに強く、丈夫なタイルを床材に採用しているトイレも多いですが、タイル同士の隙間である目地の部分には汚れが溜まりやすいです。
目地の部分に水や汚れが蓄積すると、カビや黒ずみ発生の原因にもなります。
タイルの表面についている軽い汚れであれば中性洗剤を薄めた水に浸した布で拭き掃除、そして最後に水拭きで洗剤の成分を完全に拭き取りましょう。
カビや黒ずみなど、目地にできたしつこい汚れは塩素系の漂白剤を使った掃除がおすすめです。
掃除後は乾拭きを行って水分を飛ばし、カビや汚れの発生を抑制しましょう。
フローリング
フローリングは木製のため、防水加工が施されていないものは湿気に弱く、水や尿の付着を放置していると傷みの進行も早くなります。
使用する洗剤や道具によって表面を深く傷つける恐れもあるため、中性洗剤を浸した布で優しく拭き上げてから水拭き、そして最後に乾拭きで水分を飛ばしてください。
長時間濡らした状態でいるとフローリングに水が浸透してしまうので、なるべく短時間で済ませるのがポイントです。
クッションフロア
クッションフロアの場合は、水や汚れに強い塩化ビニル素材が使われているケースが多いため、中性洗剤に浸した布で軽い汚れは簡単に拭き取れます。
毎日掃除をするのであれば、水拭きのみでも汚れ落としには効果があります。
ただし、静電気によって埃が吸着しやすい点には要注意です。便器と床の境目などは放置すると埃が蓄積するため、放置することで黒ずみが起こるリスクもあります。
洗剤を使った掃除と合わせて、ブラシや掃除機を使った埃除去も実施しましょう。
洗剤でトイレの床を掃除する際の注意点
洗剤を使ってトイレの床掃除をする際は、いくつかの点に注意してください。
汚れ落としに効果的な洗剤ですが、正しく使わなければ汚れをしっかり落とせない、使用者に悪影響を与えるなどのデメリットもあります。
以下のポイントは意識した上で、安全に掃除を進めましょう。
肌を保護して作業する
洗剤を使う時は、肌が直に触れないように保護した上で作業してください。汚れ落としに役立つ洗剤ですが、素手で触れてしまうと肌荒れやアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
かゆみや痛みが数日間続くような症状が起きることも少なくはないため、身を守るためにもゴム手袋を着用する、長袖やゴーグルを着用して跳ねを防ぐなどの対策を取りましょう。
十分に換気をして作業する
トイレ空間は狭くて空気もこもりやすく、換気を怠ると使用した洗剤の成分や臭いが充満してしまいます。塩素系洗剤は臭いが強いため、吸い込みすぎると体調不良のリスクも高いです。
窓やドアを開ける、換気扇を回すなどは作業前に必ず実施して、作業後もしばらくは換気を続けておきましょう。
また、作業中は換気をしていても洗剤の成分を微量ながら吸ってしまうため、マスクを着用するなどの対策も大切です。
用法を守って使用する
洗剤は、各製品に記載の用法を守って使用してください。
用法を守らずに使用すると汚れをしっかりと落とせない、希釈の配分を間違えて床が傷んでしまうといったリスクも考えられます。
洗剤の性能を十分に発揮させるためにも、用法を守った適切な利用を心がけましょう。
汚れの程度によって自身で濃度を調整するタイプの洗剤であれば、無理のない範囲の調整に留めてください。原液のまま利用すると床が大きく傷む製品もあるため要注意です。
酸性洗剤と塩素系洗剤は混合させない
酸性洗剤と塩素系洗剤の2つは、絶対に混合させてはいけません。この2つの洗剤は反応によって塩素ガスを発生させますが、人体にとっては非常に危険な気体です。
狭く密閉されたトイレ空間で発生すると死亡する恐れもあるため、洗剤の性質は正しく把握した上で同時利用する、そして前後短い間隔で使うのはやめておきましょう。
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トイレの床掃除と洗剤に関するよくある質問
- トイレの床掃除で使ってはいけない洗剤はありますか?
- 洗剤におけるトイレの床掃除で特に気をつけるべき点は何ですか?
- トイレの床掃除は洗剤の利用がもっとも効果的ですか?