トイレの床の漏水を自分で直す方法|原因や業者に依頼するべきケース

2024/02/18

2024/02/18

本記事では、トイレの床に漏水した場合の対処法や、原因について詳しく解説しています。

トイレの床の漏水を発見したら、まずは止水栓を閉め、症状や原因に応じて適切に対処することが重要です。

また、原因が分からなかったり作業が難しかったりする場合は、水道修理業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼する際の費用目安も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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トイレの床の漏水を発見したらやるべきこと

トイレの床の漏水を発見したらやるべきこと

トイレの床に漏水を発見したら、まずは水の供給を止めましょう。

その後水を拭きとり、原因を特定します。

ここでは、トイレの床の漏水での対処法を紹介します。

止水栓を閉める

トイレの床の漏水を発見したら、まずは止水栓を閉めましょう

止水栓とは水道管とタンクの間にある栓のことです。

水の供給量を調節する役割があり、ここを閉めることで水の流れを止められます。

止水栓を閉めるには、右(時計回り)に回せばOKです。

止水栓の種類には、以下の3つがあります。

  • 外ネジタイプ
  • 内ネジタイプ
  • ハンドルタイプ

外ネジタイプや内ネジタイプの場合は、マイナスドライバーや水栓ドライバーなどの工具が必要です。

ハンドルタイプは水道の蛇口のように回せば止水栓を閉められます。

万が一、トイレに止水栓がない場合は、水道の元栓を閉めて水を止めてください。一般的に水道の元栓は、水道メーターの近くに設置されています。

床の水を拭きとる

止水栓を閉めたら、床に広がった水を拭きとります。まずは必要な道具を準備しましょう。

  • 大きめのタオル(あればモップ)
  • バケツや大きな容器
  • ゴム手袋

タオルは吸水性の高いものがおすすめです。

ペーパータオルはすぐに捨てられ、処分するには便利ですが、大量の漏水の拭きとりには向いていません。

また水を捨てるバケツなどの容器も用意しましょう。手を保護するための、ゴム手袋も必要です。

道具が準備できたら、タオルやモップを使い、床に広がった水を丁寧に拭きとってください。

漏水原因を探す

水を拭きとったら、漏水原因を探しましょう。

適切に修理するには、原因を突き止めることが重要です。

原因がわからないと根本的な解決ができず、何度修理しても再発してしまう可能性があるからです。

トイレの漏水箇所を1カ所ずつチェックしていけば、原因が見つかります。

症状別:トイレの床に漏水が起きる原因

症状別:トイレの床に漏水が起きる原因

ここでは、トイレの床に漏水が起きる原因を紹介します。

タンクから漏水している場合

タンクから漏水して床まで流れている場合は、以下の原因が挙げられます。

  • タンク内の部品が劣化・破損している
  • タンクがひび割れて劣化・破損している
  • タンクと便器の接続部から漏水している

トイレタンク内にはフロートバブル、ボールタップ、オーバーフロー管と呼ばれる部品が入っています。

これらの部品が劣化・破損すると、水がタンクからあふれ出ることも。その結果、タンクと便器の間や床に水が漏れてしまうこともあるのです。

また、タンク本体にひび割れが起きている場合、中の水が漏れ出て床にたまることがあります。

物理的な衝撃や、長年の使用による経年劣化が原因で、タンクの破損は起こりえます。

タンクの下から漏水しているときは密結パッキンの劣化、または密結ボルトのゆるみが起きている場合があります。

長期間使用することにより、起こる症状です。

部品の交換ならDIYでの修理も可能ですが、密結パッキンの交換や密結ボルトの締め直しは、重いタンクを持ち上げる必要があります。

力に自信がない方や修理に不安がある方は、業者に依頼しましょう。

給水管・止水栓から漏水している場合

給水管や止水栓から漏水している場合は、以下の原因が考えられます。

  • パッキンの劣化
  • ナットのゆるみ
  • 給水管の経年劣化

止水栓やタンクと給水管の接続部分にあるパッキンは、経年とともに劣化していきます。

また、長期間使っていると、少しずつナットがゆるみ始めるため、そこから漏水が起きやすくなります。

もし、経年劣化により給水管が破損している場合は、一刻も早く水道修理業者に依頼しましょう。

中には防水テープで処置する方もいますが、無理に力を加えると、給水管が折れてしまう可能性もあります。

便器から漏水している場合

便器から漏水している場合は、以下の原因が考えられます。

  • 便器の亀裂や破損
  • ワックスリングの劣化
  • タンクと便器の接続部の漏水

便器自体に亀裂や破損がある場合、漏水することもあります。

亀裂や破損は、物理的な衝撃や長年の使用による劣化が原因で起こりえます。

便器と排水管の接続部分には、ワックスリングまたはゴム製のシーリング材が使用されています。

トイレの便器と排水管をつなぐために必要な部品となっており、劣化すると便器の底から水が漏れ出る原因となります。

便器や便器回りの部品交換は、専門技術や力を要するため、業者への依頼がおすすめです。

温水洗浄便座から漏水している場合

温水洗浄便座から漏水している場合は、以下の原因が考えられます。

  • 接続ホースのゆるみや損傷
  • 給水フィルター・水抜き栓の損傷

温水洗浄便座と給水管はホースでつながっています。

このホースのゆるみや損傷が原因で漏水することもあります。

また温水洗浄便座には給水フィルターや水抜き栓という部品があり、それが壊れると漏水の原因となることもあるのです。

水の色別:トイレの床に漏水が起きる原因

水の色別:トイレの床に漏水が起きる原因

トイレの床に漏水している場合は、水の状態によって、原因や対処法が異なります。

そのため、トイレの床に漏水を発見したら、水の色やにおいをチェックすることも重要です。

水は透明でにおいがない場合

透明でにおいがない漏水の場合は、以下の原因が考えられます。

  • タンク内の部品の劣化
  • 給水管のナットのゆるみ
  • 便器の施工不良
  • 温水洗浄便座の故障
  • 結露

主にタンクや給水管、温水洗浄便座など、上水がとおっている部分の不具合が原因です。

また、寒い日は結露が起きている可能性もあります。

水は茶色く異臭がする場合

漏水の水は茶色く、異臭がする場合は、以下の原因が考えられます。

  • 便器のひび割れ
  • 排水管のサビ

茶色の水が漏水している場合は、汚水がトイレの外に出てきてしまっている状態です。

不衛生な水があふれているため、水を拭きとったあとは消毒用エタノールで掃除しておきましょう。

自分でできるトイレの床の漏水修理方法

自分でできるトイレの床の漏水修理方法

トイレの床に漏水した場合、自分で修理できることもあります。

ここでは2種類の修理方法を紹介します。

部品やパッキンの交換

パッキンや内部部品の交換など、簡単な作業なら自分で修理できることがあります。

パッキンの交換が比較的簡単にできる箇所は、給水管やレバーハンドル、止水栓などです。

パッキン交換の一般的な手順は以下のとおりです。

  1. 止水栓を右に回して閉める
  2. タオルを敷いておく
  3. ナットをゆるめて、古いパッキンを取り出す
  4. 新しいパッキンと交換する
  5. 止水栓を左に回して開ける

なお、パッキンや部品はホームセンターやトイレメーカー、オンラインショッピングサイトなどで購入可能です。

現在使用している部品と同一商品か、規格に対応している品物を選ぶ必要があります。

また、止水栓が内ネジタイプや外ネジタイプの場合は、閉める際にマイナスドライバーや水栓ドライバーが必要となりますので、あらかじめ用意しておきましょう。

タンク内部にある部品を交換する際は、水を完全に抜いてから、以下の手順で取り掛かりましょう。

  1. タンクのふたを開けて、中の水を出しきる
  2. 古い部品を取り外す
  3. 新しい部品を付け替える
  4. 止水栓を開けて、正常な状態になるかチェックする

なお、トイレタンクのふたは重量があるので、落とさないよう気をつけてください。

さらに詳しい修理方法はこちらも参考にしてください。

ナットを締める

給水管の接続部分にあるナットを締めると、漏水を止められることもあります。

ナットを締める際は、モンキーレンチ等の工具を使って「右(時計回り)」へ回してください。強く締めすぎると破損の原因となりますので、注意が必要です。

ナットを締めたら止水栓を開けて、正常に水が流れるかを確認してください。

長期間トイレを使っていると、徐々にナットがゆるんでいきます。

大きな漏水被害が発生しないよう、定期的にゆるみをチェックしておくとよいでしょう。

たとえば年に一回など、ナットのゆるみを確認する時期を決めておくと安心です。

自分で修理できないと判断したときは、速やかに水道修理業者に修理を依頼しましょう。

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トイレの床の漏水を放置するとどうなる?

トイレの床の漏水を放置するとどうなる?

トイレの床の漏水を放置すると、以下のようなトラブルが起こる可能性もあります。

  • 床や壁にカビが生える
  • 悪臭が漂う
  • 害虫がわく
  • 階下への漏水
  • 大規模なリフォームが必要になる

特にカビや害虫は、健康被害を引き起こすことも考えられます。トイレの漏水は、家全体や人体に被害がおよぶ恐れもあるのです。

また、放置すればするほど、被害が大きくなり、修理費用は高くなります。トイレの床の漏水は、気づいた時点で早急に修理しましょう。

賃貸住宅のトイレの床の漏水で注意したいこと

賃貸住宅のトイレの床の漏水で注意したいこと

賃貸住宅におけるトイレの床の漏水は、快適性を損ねるだけではありません。建物自体への損害を引き起こす可能性もあります。

特に、2階以上に住んでいる場合、階下の住民にも被害がおよぶこともあるので、早急な対応が必要です。

漏水を発見したら、止水栓を締めて水を拭きとったあと、管理会社や大家さんに連絡しましょう。

その際に漏水の状況や発生箇所、対処法を詳細に説明することが重要です。

漏水箇所の写真を撮影しておくと、保険請求や修理のための証拠として残せます。

なお、勝手に業者を手配した場合、その修理費用の負担に関してトラブルになることがあります。

経年劣化や建物の構造的な問題で漏水が発生した場合、大家さんや管理会社が費用を負担することが一般的です。

独断で業者を呼んだ場合は、修理費用を入居者が負担すると定めているところもあります。

必ず管理会社や大家さんからの指示を仰ぎましょう。

こんなトイレの床の漏水ケースは水道修理業者に依頼しよう

こんなトイレの床の漏水ケースは水道修理業者に依頼しよう

トイレの床の漏水が起きた際、自分で修理できる範囲は限られています。

ここでは、水道修理業者に依頼すべきケースをまとめているので、対処に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

原因が特定できない場合

漏水の原因が自分で特定できない、トイレの内部構造に関する知識がない方は、業者に依頼しましょう。

原因がはっきりしないと適切な修理ができません。自己流で対応すると、問題が悪化してしまう可能性もあるのです。

水道修理業者はトイレ修理の専門知識と経験があり、素人ではわからない漏水原因も突き止めてくれます。

また、必要な道具もそろっているので、迅速かつ確実に修理できます。

自分で原因を特定しようとしても、時間がかかるうえに、誤った修理方法でかえって被害を大きくさせてしまうことも考えられます。

これらの理由から、漏水原因が特定できない場合は、水道修理業者に依頼しましょう。

修理が複雑で対応できない場合

修理が複雑で、自分で対応できない場合は、水道修理業者に依頼しましょう。

トイレの床の漏水原因はさまざまです。たとえば排水管が破損している場合、漏水の原因を特定して修理または交換する必要があります。

特別な工具や専門的な技術を要することはもちろん、状況によっては床や壁を取り除く必要があるため、素人では難しいでしょう。

また、排水管や便器に亀裂が入っている場合は、専門知識がなければ見つけ出して修理するのは難しいもの。

水道修理専門業者は豊富な経験と知識で、迅速かつ確実に対応してくれます。

また、一時的に症状を止めるだけでなく、原因を突き止めてから根本的に解決するため、再発を防げるメリットもあります。

自身による修理は難しいと判断したら、水道修理業者に依頼しましょう。

何度も漏水が繰り返される場合

繰り返し漏水が発生する場合は、水道修理業者に依頼しましょう。

自分で修理したあと、何度も同じ箇所で漏水が起こる場合は、根本的な解決ができていないケースが考えられます。

漏水を再発を防ぐためには、原因を特定し、適切な処置を施すことが重要です。

水道修理業者は専門的な知識や経験を持ち、さまざまな専用工具を保有しているため、効果的な修理法や改善策を提案してくれます。

費用はかかりますが、きちんとした業者に修理を依頼すれば、正常な状態を長くキープできます。

業者に修理を依頼した際の費用目安

業者に修理を依頼した際の費用目安

トイレの漏水で業者へ修理を依頼した際の費用目安を紹介します。

漏水修理内容 修理費用相場
パッキン交換・調整作業 5,000円~15,000円
止水栓交換 10,000円~25,000円
トイレタンク内部品交換 8,000円〜15,000円
トイレタンクの脱着・部品交換 15,000円〜30,000円
ウォシュレット修理・部品交換 15,000円〜25,000円
洋式便器交換 25,000円~50,000円

水道修理業者に依頼すると、このほかにも基本料金や出張費、見積もり費用がかかる場合もあります。

実際の契約時には、見積もりして確認してください。

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火災保険はトイレの漏水で使えることもある

火災保険はトイレの漏水で使えることもある

火災保険と漏水は一見関係なさそうに見えますが、漏水や水害、盗難などのさまざまなリスクに対応していることが一般的です。

トイレの漏水で火災保険が適用されるのは、主に「給排水設備に生じた事故による水濡れ」です。

たとえばトイレの部品が故障し、水が止まらなくなって床が水浸しになった場合などがあげられます。

ただし、多くの火災保険では「突発的かつ偶発的」と定められていることが多いため、状況によっては使えないケースもあるので注意しましょう。

また、特約の付帯によっても補償対象は異なるため、具体的な内容については、契約書を確認する必要があります。

火災保険の補償対象にならない漏水のケース

火災保険に加入していても、以下のようなケースは補償が適用されないこともあります。

  • 故意に漏水を引き起こした場合
  • トイレを改造しようとして漏水した場合
  • 自身で修理した結果、漏水が起きた場合
  • 経年劣化が原因で漏水が起きた場合
  • 天災が原因の場合

補償対象については契約内容によって異なるため、契約書を確認してください。

トイレの床の漏水における火災保険の利用手順

火災保険を利用する際は、以下の手順で行いましょう。

  1. 保険会社に連絡:漏水が発生したら、速やかに保険会社に連絡する(マンションの場合は管理会社や大家さんへ連絡)
  2. 被害状況の記録:漏水の被害状況をメモや写真などで記録する
  3. 被害報告書の提出:保険会社の指示に従って、必要な書類や被害報告書を提出する

申請後に保険会社が被害状況を査定し、保険金の支払いが決定されます。

ただしこの手順は一般的な例なので、実際に申請する際は、契約している保険会社に直接確認することをおすすめします。

自分で直せないトイレ床の漏水は水廻り修理サポートセンターへ!

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トイレの床の漏水修理は、パッキンや部品の交換、ナットの締め直しなら自分で対応できることもあります。

しかし便器やタンクの破損、温水洗浄便座の故障が原因の場合は、水道修理業者に依頼しましょう。

水廻り修理サポートセンターでは、ご連絡いただいてから最短30分以内に到着可能です。

安心の「水道局指定工事店」なので、さまざまな原因の漏水修理に対応できます。

また、見積もりや相談、出張費などは一切かかりません。

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