トイレタンクが原因で漏水?チョロチョロ水漏れを止める方法

2023/12/01

2024/02/22

本記事ではトイレタンクが原因で起こる漏水の、より詳細な理由について解説しています。

チョロチョロと便器内へ水が流れ込み続ける理由や、関連するトイレタンク内の不具合などについてもお伝えしますので、修理すべきポイントも見えてくるはずです。

トイレで水漏れが発生している場合の解決ポイントとして参考にしてください。

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トイレの漏水の多くはトイレタンク内の不具合が原因

トイレの漏水の多くはトイレタンク内の不具合が原因

トイレではさまざまな水漏れトラブルが発生しますが、その多くがトイレタンク内の部品の劣化や故障などが原因となっています。

たとえばトイレを流していないのに便器内へチョロチョロと水が流れ込むような場合は、トイレタンク内のパーツに問題があると考えられます。

トイレタンクは、トイレを流す際に使用する1回分の水の量を溜めておくための装置です。

その中には、適切な量を計り・溜め・排出するためのパーツがいくつか取り付けられています。

それぞれ役割があり、劣化や故障が発生すると十分に水を蓄えられなくなり、水漏れを起こす原因となるのです。

幸い、便器の損傷や給水管の故障とは違い、トイレタンク内のパーツの不具合であれば自力で交換できることもあります。

多くの場合、使われているパーツなどはホームセンターやオンラインストアなどで手に入るものがほとんどです。

トイレの水漏れの症状をもとに、どのパーツに問題があるのか突き止めていきましょう。

 

チョロチョロと水が流れるときのトイレタンク内の不具合3つ

チョロチョロと水が流れるときのトイレタンク内の不具合3つ

トイレの水漏れ症状をよくよく観察してみると、トイレタンクのどこに問題があるのかなどおおよそ絞り込むことが可能です。

チョロチョロと少量の水が常に漏れているような場合、トイレタンク内のいずれかのパーツに問題があります。

とくに「オーバーフロー管」の不調や「排水口(ゴムフロートとの接面)」からの水漏れである可能性が高いです。

トイレタンクのフタが開けられるようでしたら、実際に中身を見て状況を確認してみましょう。

 ※フタを持ち上げるだけで外れるタイプと、手洗金具とタンクをつなぐナットを緩めてから外すタイプなどがあります。

 

オーバーフロー管の不具合

オーバーフロー管はタンクの水があふれてしまうことがないよう、管から水を便器内へと排出する役割をしています。

オーバーフロー管の水位が正常な位置にない場合や破損がみられるときは、あふれた水が少しずつ便器内へと流れ込んでしまいます。

これがチョロチョロと水漏れする大きな原因です。

またピストンバルブと呼ばれるパーツに劣化がみられると、ポタポタと少量の水漏れが発生することも。

ちなみにオーバーフロー管自体は日常的にトイレを使用しているだけでは、位置がずれることも破損することは滅多にありません。

水漏れが起こるようになる直前に、トイレタンク内の清掃をしたことがないかなど、思い起こしてみるとよいでしょう。

 

ゴムフロート(排水弁)の劣化

ゴムフロートはトイレタンクの底にある、ゴム素材の栓です。別名「フロートバルブ」や「排水弁」とも呼ばれており、弁でフタをすることでたまった水をタンク内へとどめておく役割をしています。

ゴムフロートが劣化すると排水口との間に隙間ができ、その間から水が少しずつ染み出てしまうことがあります。見た目では判断できないことも多いので、実際にゴムフロートの底面に触れてみて黒い汚れが付くかどうかで判断します。

ゴムフロートの寿命は一般的に5年~8年程度といわれています。設置から10年経過している場合は、交換時かもしれません。

またゴムフロート本体ではなく、つながっているチェーンの長さが短いために水漏れが起こることもあります。

交換前に一度調整して様子を見てみるのもアリでしょう。

 

ボールタップの破損

ボールタップはトイレタンクの水の給水・止水を調節するパーツです。「フロート弁」や「定水位弁」などとも呼ばれています。

タンク内の水位に異常がみられず、レバーハンドルも正常な位置に戻っているのに手水栓から水が出続ける、なかなかタンクに水がたまらないというときは、ボールタップの状態を確認してみましょう。

ボールタップの先端には「浮き球」と呼ばれるパーツが設置されています。通常、十分な水位に達すると浮き球が上がり、ボールタップの便も閉じて水が止まる仕組みになっています。

浮き球の劣化や破損等により、適切な高さまで浮き球が上がらなければ、水が流れ出たままの状態となってしまうのです。

またゴムフロートについている「ダイヤフラム」と呼ばれるパーツが故障した場合にも、正常な水位を判断できず水が流れ続けてしまう場合があります。

勢いよく水が出続けるような場合やポタポタと水が漏れ出てくる場合には、ボールタップの不調も疑ってみるとよいでしょう。

※浮き球がないタイプのボールタップもあります。この場合、浮き球ではなく「フロート部」と呼ばれる青色のパーツが同様の役割を果たします。

 

トイレタンク本体から水漏れが起こることもある

トイレタンク本体から水漏れが起こることもある

便器内に水が漏れ出てくるのではなく、トイレタンクの下に水たまりができるような場合には、トイレタンク本体から水漏れが発生している可能性も考えられます。

結露や給水管からの漏れも否定できないので、止水栓を閉めた状態で一度水滴などをきれいに拭き取り、しばらく様子を見てください。

それでも水漏れが止まらない場合や、トイレタンクの下に水滴がついているような場合は、トイレタンクの破損を疑います。

トイレタンクは自然に破損することは少なく、なんらかの衝撃を受けたことでひび割れや破損を起こしてしまうケースが一般的です。

目に見えないようなヒビ割れでも、その隙間から水が染み出てきてしまう場合もあります。

トイレタンクが割れてしまった場合、割れた部分のみを補修するということができません。

トイレタンクのひび割れや破損の際は、新しいトイレタンクへの交換が必要です。

早急に水道修理業者に相談しましょう。

 

トイレタンクから水漏れした場合の対処法

トイレタンクから水漏れした場合の対処法

トイレの水漏れの原因がトイレタンクにあるとわかった場合、どうすればよいのかについて解説します。

 

不具合のある部品を交換してみる

トイレタンク内のどのパーツに問題があるのかまで突き止められるようであれば、自力でそのパーツを交換してみるのもありです。

ゴムフロートやオーバーフロー管、ピストンバルブやボールタップといったパーツは、ホームセンターで簡単に購入できたりもします。

使用しているトイレのメーカーによって、適合するパーツが異なる場合もあるため注意が必要です。古いトイレの場合、メーカー純正品が廃盤となっている場合もあるため、写真を撮影するなどして店頭で相談し、代替品などがないかアドバイスを受けると安心です。

ただし取り外しや設置には、モンキーレンチやラジオペンチ、マイナスドライバーなどの工具を必要とします。細かなパーツなどもあるため交換作業の際は注意しながら進めましょう。

 

水道修理業者に相談する

水道修理業者にパーツの交換を依頼することもできます。業者に依頼する場合は、ご自身で交換パーツを用意する必要はありません。

トイレタンク内の状態を確認し、改めてどのパーツに不具合があるのかも調査してもらえるため安心です。ほかに調子が悪い部分がある場合には、あわせて修理をすべきかなども提案してもらえるでしょう。

トイレタンク内が原因での水漏れ修理なら、30分~1時間程度で完了してしまうことが多いです。ホームセンターへ行ってパーツを買いに行くよりも、短時間で修理が完了してしまいます。

小さなパーツの交換だけでも快く応じてもらえますので、遠慮なく相談するのがおすすめです。

 

トイレタンクが原因の漏水修理費用目安

トイレタンクが原因の漏水修理費用目安

プロの水道修理業者にトイレタンクの水漏れ修理を依頼する場合、気になるのがその修理費用です。

トイレタンク内やその周辺の部品交換がメインとなる場合の修理費用の相場は、意外にもあまり高くはありません。

以下は各種漏水修理を依頼した場合の、修理費用の相場です。

漏水修理内容 修理費用相場
パッキン交換・調整作業 5,000円~15,000円
トイレタンク内部品交換 8,000円〜15,000円
トイレタンクの脱着・部品交換 15,000円〜30,000円

注意しなければならないのは、部品交換の際には修理費用だけでなく部品代もかかってくるということです。

部品の価格はホームセンターで購入した場合2,000~5,000円程度で販売されているのが相場です。

タンクの交換が必要な場合は、数万円の費用が別途かかります。いずれの場合も、水道修理業者にて少し安く提供してもらえる場合もあるかもしれません。

 

また上記修理費用と部品以外にも、水道修理業者によっては諸経費と呼ばれる費用が加算される場合もあります。

業者の中には修理費用の中に基本料や出張費を含めている場合もありますが、別料金で加算のケースもあるため見積もり時に確認が必要です。

トイレタンクの交換を行った場合は、タンクの処分にも費用が必要です。

諸経費 料金相場
基本料金 2,000円~4,000円
出張費 無料~4,000円
見積もり費用 無料~3,000円
時間外料金 3,000円~10,000円
処分費
※部品交換の場合
3,000円〜10,000円

見積もり相談をする際は、修理費用だけでなくトータルでいくらになるのか確認の上、検討することが重要です。

できれば1社のみに相談せず、複数社に相見積もり依頼をしたうえで、価格や対応を比較することをおすすめします。

 

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