トイレの手洗いの水が止まらない原因はタンク内!対処法を解説

2024/11/03

2024/11/06

この記事では、トイレの手洗いの水が止まらない場合の原因と対処法について紹介しています。水が止まらないトラブルはトイレの使用にも差し支えるため、早急な対処が必要です。

トイレの手洗いの水が止まらない原因は多岐にわたるため、原因を把握して適切な対処を取りましょう。

原因が何かを特定する方法や、自分で修理する際の手順についても紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

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手洗いの水が止まらないときはトイレタンクを確認

手洗いの水が止まらないときはトイレタンクを確認

トイレの手洗いの水が止まらないとき、原因はほとんどの場合でトイレタンクの内部にあります。

水が流れたままではトイレタンク内のチェックができないため、まず止水栓を閉めて水を止め、レバーを回して水を流しきります。その後、フタをまっすぐ持ち上げてトイレタンクを開けましょう。

オーバーフロー管の目安より上ならボールタップ

トイレタンクのフタを開けたら、上の図を参考にオーバーフロー管に注目しましょう。もし水位がオーバーフロー管を超えている場合には、ボールタップに原因があります。

ボールタップが原因のときの対処法はこちら!

オーバーフロー管の目安より下ならゴムフロート・チェーン

もし水位がオーバーフロー管を超えていない、もしくは大きく下回っているような場合には、ゴムフロートとそれに繋がっているチェーンに原因があります。

ゴムフロートは、別名フロートバルブとも呼ばれ、トイレタンクの底で栓の役割をしています。ゴムフロートやゴムフロートにつながったチェーンに劣化や破損すると、トイレの水が止まらない事象が起きるのです。

ゴムフロートやチェーン原因のときの対処法はこちら!

ボールタップの不具合が原因のときの対処法

ボールタップの不具合が原因のときの対処法

ボールタップの不具合が原因の場合、対処法は以下の3つのパターンに分かれます。

ボールタップは、トイレタンク内に規定の量の水が溜まったら給水栓を閉じる役目を果たしている部品です。ボールタップに異常があると給水栓が閉じないため、手洗いの水が止まらない原因になります。

いくつかのパーツに分けられる部品でもあるため、パーツごとに起こりやすいトラブルとその対処法を見ていきいましょう。

浮き球の不具合:調整する・交換する

ボールタップの一部である浮き球は、アームの先に取り付けられた球体の部品です。

トイレタンク内の水面に浮かぶことで給水弁の開閉を調節する機能を持っているため、浮き球の不具合は手洗いの水が止まらないトラブルに直結します。

浮き球で最も多いトラブルは、浮き球自体がアームから外れてしまっているケースです。その場合はアームに浮き球を固定し直すだけで良いので簡単に修理できます。

また、トイレタンク内に洗浄剤や、水を節約する目的のペットボトルなどの異物を入れている場合は、それらが浮き球の動きを妨げていないかをチェックする必要があります。

もし、異物が邪魔になったり引っかかったりしている場合には位置を変えるか、トイレタンク内には余計なものを入れないようにしましょう。

もし、浮き球が割れたりヒビが入ったりしてしまっている場合には、浮き球そのものを交換する必要があります。浮き球の交換の手順は以下の通りです。

  1. 止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流し切る
  2. トイレタンクのフタを開ける
  3. ボールタップから手洗いに繋がっている管を外す
  4. アームと浮き球を接続しているナットを緩める
  5. 浮き球を交換する
  6. ボールタップと手洗いの接続を元通りにし、トイレタンクを閉める
  7. 止水栓を開ける

浮き球を交換した後は、トイレタンクを閉める前に手で浮き球の動きを確かめてみましょう。軽い力で上下するのが正しい状態です。

力を入れないと動かないなどの場合には、アームとの接続が正しく行われているか確認しましょう。

浮き球が原因となってトイレの水が止まらないときの対処法をより詳しく確認したい方はこちら!

パッキンの不具合:交換する

ボールタップの給水弁にはパッキンが使用されています。パッキンはゴム製のため、経年劣化や水垢の付着によって役目を果たせなくなり、手洗いの水が止まらない原因となることがあります。

パッキンの交換手順は以下の通りです。

  1. 止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流し切る
  2. トイレタンクのフタを開ける
  3. ボールタップから手洗いに繋がっている管を外す
  4. 給水管のナットを外す
  5. パッキンを取り替える
  6. タンクの内側・外側、2ヶ所にあるパッキンを取り替える
  7. 給水管のナットを締める
  8. ボールタップと手洗いの接続を元通りにし、トイレタンクを閉める
  9. 止水栓を開ける

ボールタップのパッキンの交換は、交換箇所も多く複雑なため、自分で修理をするハードルがやや高めです。どうしても自分で修理したい場合には、次の項目を参考にボールタップ全体を交換した方が簡単です。

ボールタップ全体の不具合:交換する

ボールタップに不具合がありそうなものの細かい故障箇所がわからない場合や、パッキンのみの交換が面倒な場合にはボールタップ全体を交換します。

ボールタップの交換手順は以下の通りです。

  1. 止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流し切る
  2. ボールタップとトイレタンクを接続している2ヶ所のナットを外す
  3. 古いボールタップを外す
  4. 新しいボールタップを差し込む
  5. レンチで2ヶ所のナットを締める
  6. 止水栓を開ける

ボールタップの交換後は、トイレタンク内に水が十分溜まったら手洗いの水が止まることと、トイレタンク内の水位を確認しましょう。トイレタンク内の正常な水位は、オーバーフロー管の先端から2〜3cm下です。

水位の調節は、ボールタップの根本にある水位調節ネジで行います。適切な水位より低い場合はネジを右に回し、高い場合には左に回して調節しましょう。

ボールタップの不具合でトイレの水が止まらないときの対処法はこちら!

ゴムフロート・チェーンの不具合が原因のときの対処法

ゴムフロート・チェーンの不具合が原因のときの対処法

ゴムフロート・チェーンに手洗いの水が止まらない原因がある場合、調整や交換をすることで修理が可能です。

ゴムフロートとチェーンは連動して、トイレタンク内の水を便器へ流す仕組みを調節しています。つまり、トイレタンク内の水が常に流れてしまうため、給水のために手洗いの水が止まらなくなる原因になります。

ゴムフロート、チェーンそれぞれに起こりやすいトラブルとその対処法を見ていきましょう。

ゴムフロートの不具合:調整する・交換する

ゴムフロートは、トイレタンクから便器内へ水が流れていく排水弁にフタをする役割をしています。ゴムフロートの不具合や破損はトイレタンク内の水位の低下を招き、手洗いの水が止まらない原因となります。

意外に多いトラブルが、ゴミやトイレタンク内に直接投入するタイプの洗浄剤がゴムフロートと排水弁の間に挟まってしまい、きちんとフタができなくなっているというものです。

この場合には、異物を取り除くことで簡単に修理が可能です。

ゴムフロートにはゴム製とプラスチック製がありますが、ゴム製のものは経年劣化します。そのような場合には交換が必要です。ゴムフロートの交換手順は以下の通りです。

  • 止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流し切る
  • レバーとチェーンの接続を外す
  • オーバーフロー管とゴムフロートの接続を外す
  • 新しいゴムフロートをオーバーフロー管に取り付ける
  • レバーとチェーンを接続する
  • 止水栓を開ける

交換後は、ゴムフロートが排水弁をぴったりと塞ぐように取り付けられているかを確認します。便器内へ水が流れてこないかどうかでも確認が可能です。

また、ゴムフロートには2つのパッキンが使用されています。ゴムフロートそのものには異常がなさそうに見える場合や、ゴムフロートがプラスチック製の場合にはパッキンの劣化が原因かもしれません。

パッキンの交換の仕方はメーカーや型番によって異なるため、交換したい場合には公式サイトなどを参考にして行いましょう。

チェーンの不具合:調整する・交換する

チェーンは水を流すレバーとゴムフロートを繋いでいる部品です。

レバーを回すことでゴムフロートが引き上げられ、便器内に水が流れる仕組みになっています。チェーンに異常があるとゴムフロートが引き上げられたままになってしまうことでトイレタンク内の水位の低下を招き、手洗いの水が止まらない原因となります。

チェーンはトイレタンク内に垂れ下がった状態になっているため、トイレタンク内に洗浄剤や節水目的のペットボトルなどの異物があるとうまく働かなくなる場合があります。

チェーンの動きを妨げる位置に物が入り込んでいないか確認してみましょう。

チェーンが絡まっている・引っかかっているだけの場合には直すだけで良いので簡単に修理が可能ですが、もしチェーンが切れてしまっている場合には交換する必要があります。

チェーンの交換手順は以下の通りです。

  • 止水栓を閉め、トイレタンク内の水を流し切る
  • ゴムフロートからチェーンを外す
  • レバーからチェーンを外す
  • 新しいチェーンをレバーに取り付ける
  • 新しいチェーンをゴムフロートに取り付ける
  • 止水栓を開ける

新しいチェーンを取り付けた場合の注意事項として、チェーンの長さがあります。ゴムフロートとチェーンを接続した状態で、チェーン2〜3輪程度のたるみがあるのが理想的です。

短すぎるチェーンではゴムフロートを常時引き上げた状態にしてしまい、手洗いの水が止まらないトラブルが解決しません。

逆に長すぎるチェーンの場合は、水が止まらないというトラブルは解決したように見えるかもしれませんが、うまくゴムフロートを引き上げられず水が流れないというトラブルの原因になります。

トイレの手洗いの水が止まらないトラブルは水廻り修理サポートセンターへ!

トイレの手洗いの水が止まらないトラブルは水廻り修理サポートセンターへ!

トイレの手洗いの水が止まらない場合、原因はボールタップやゴムフロート、チェーンなどトイレタンク内の部品にあると考えられます。まずは止水栓を閉め、内部を確認してみましょう。

自分で修理する自信がない・代わりのパーツを手にいれる方法がわからないなどの場合には、「水廻りサポートセンター」へご連絡ください。対応エリア内であれば最短約30分で駆けつけます。

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トイレの手洗いの水が止まらない時によくある質問

トイレの手洗いの水が止まらないのですが、様子を見ても良いでしょうか?
賃貸物件に住んでいてトイレの手洗いの水が止まらない場合、どこに連絡すればいいですか?
トイレの手洗いの水が止まらない場合の修理費用の目安はどのくらいですか?