自分でできる排水管掃除簡単3ステップ!薬剤の使い方&高圧洗浄まで

2025/04/06

2025/04/06

本記事では、自分でできる排水管掃除について解説します。

排水管のつまりは、悪臭や水漏れの原因となり日常生活に支障をきたします。

この記事を読めば、適切な手順がわかり、ご自宅で簡単に排水管の掃除が可能です。

自分でできる簡単な掃除方法に加え、市販の薬剤を使った洗浄方法も紹介します。それぞれのステップにおける注意点や効果についても詳しく説明しているので、排水管のトラブルに悩む方は、ぜひ参考にしてください。

排水管つまり修理の
No.1 おすすめ優良業者!!

水廻り修理サポートセンター

【水道局指定工事店だから安心!】トイレの水漏れ・つまりなど水トラブルに最短30分で駆けつけます。もちろん〈出張費用・見積もり費用無料!〉大阪をはじめ関東/東海/近畿など幅広いエリアに対応。お困りの際はお気軽にご相談下さい!

詳細を見る

排水管を自分で簡単に掃除する3ステップ

排水管を自分で簡単に掃除する3ステップ

排水管は、日々の生活排水が流れる場所のため、排水管内には汚れが蓄積していきます。

そのため、日ごろから手入れをするのが大切です。ここでは、自分でできる簡単な排水管掃除を3ステップに分けて解説していきます。

1.排水口を掃除する

排水口は、髪の毛や食べ物のカスなどが溜まりやすく、排水管のつまりの原因となる場所です。定期的に掃除することで、排水管のつまりやトラブルを予防できます。

キッチン・浴室・洗面所・洗濯機などの排水口の掃除を、以下の手順を参考に行ってください。

  1. 排水口のゴミ受けに溜まったゴミを取り除く
  2. 排水口の蓋やヘアキャッチャーを外す
  3. 歯ブラシやスポンジなどで排水口のヌメリや汚れをこすり落とす
  4. 水で洗い流して元に戻す

排水口の掃除は、毎日行うのが理想的です。特に、髪の毛が抜けやすいお風呂場や油汚れが溜まりやすいキッチンは、こまめな掃除を心がけましょう。

また、ゴミ受けにストッキングや水切りネットをかぶせておくと、ゴミが直接排水口に入り込むのを防げます。

2.ワイヤーブラシで汚れを落とす

2.ワイヤーブラシで汚れを落とす

排水管の奥につまった汚れは、ワイヤーブラシを使うことで効果的に落とせます。

汚れを落とす手順は、以下の通りです。

  1. 排水口の蓋やヘアキャッチャーを外す
  2. ワイヤーブラシを排水管に入れる
  3. ワイヤーブラシを回転させながら、ゆっくりと奥に進める
  4. 引っかかりを感じたらワイヤーブラシを前後に動かして汚れを削り取る
  5. 汚れが取れたらワイヤーブラシを引き抜く
  6. 排水口に水やお湯を流し、汚れを洗い流す

ワイヤーブラシは、排水管の形状に合わせて選びましょう。細い排水管には細いワイヤーブラシ、太い排水管には太いワイヤーブラシを使用します。

ワイヤーブラシを使用する際は、排水管を傷つけないように、ゆっくりと丁寧に作業してください。

3.お湯を流す

排水管に溜まった油汚れなどには、お湯を流すのが効果的です。

お湯を使って排水管を掃除する手順は、以下の通りです。

  1. バケツや鍋に、40~50℃のお湯を用意する
  2. 排水口にゆっくりと、お湯を注ぎ込む
  3. しばらく時間をおいてから、再度お湯を流す
  4. 排水口に水やお湯を流し、汚れを洗い流す

排水管の素材によっては、熱湯を流すと変形する可能性があるため、お湯の温度に十分注意しましょう。

また、お湯を流す際は、火傷に注意して作業を行ってください。

市販の薬剤を使った排水管の掃除方法

市販の薬剤を使った排水管の掃除方法

市販の薬剤を使用した排水管の掃除は、日頃の手入れでは落としきれない頑固な汚れやつまりに効果的です。

薬剤にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や効果が異なります。ここでは、代表的な薬剤の使い方を見ていきましょう。

重曹・クエン酸

重曹やクエン酸は、自然由来の成分でできているため人体への影響も少なく安心して使用できるアイテムです。

排水管に重曹を大さじ3杯ほど振りかけ、その上からクエン酸を大さじ2杯ほど振りかけます。

コップ1杯程度のぬるま湯をゆっくりと注ぎ、発泡させてください。発泡が終わったら、30分から1時間ほど放置して最後に水でしっかりと洗い流します。この方法は定期的な手入れに適しており、軽いつまりやニオイの除去に効果的です。

パイプクリーナー

パイプクリーナーは、強力なアルカリ性の薬剤で髪の毛や油汚れなどの有機物を分解します。

排水管にパイプクリーナーを適量注ぎ、30分から1時間ほど放置してから大量の水で流してください。

排水管のつまりがひどい場合は、放置時間を長くしたり再度繰り返したりすると効果的です。パイプクリーナーには、ジェルタイプ・液体タイプ・粉末タイプなど多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

排水管の状態やつまりの原因に合わせて、適切なタイプを選びましょう。また、パイプクリーナーを使用する際は、ゴム手袋とマスクを着用して十分に換気を行ってください。

ピーピースルー

ピーピースルーは強力なアルカリ性の排水管洗浄剤で、髪の毛・油汚れ・石鹸カスなどの有機物を分解し、排水管の詰つりの解消だけでなく、悪臭の原因となる細菌の繁殖を抑制する効果も期待できます。

ピーピースルーの中でも、排水管の掃除には「ピーピースルーF」がおすすめです。以下を参考に、排水管の掃除に使用してみてください。

  1. バケツに40~50℃ぬるま湯を用意する
  2. 約250gのピーピースルーFを溶かす
  3. 排水管に流す
  4. 数時間から一晩放置する
  5. 大量の水で洗い流す

パイプクリーナーと同様、ピーピースルーFを使用する際はゴム手袋などを着用して、換気を徹底しましょう。

排水管つまりに使える薬剤についてはこちら!

自分で排水管を掃除する際の注意点

自分で排水管を掃除する際の注意点

続いて、自分で排水管を掃除する際の注意点を紹介します。

熱湯は使わない

油汚れは高温で溶け出す性質があるため、熱湯を使った方が汚れが落ちると考える方もいると思いますが、排水管の掃除で熱湯を使用するのはNGです。特に、塩化ビニル製の排水管は熱に弱く、変形や破損を引き起こす可能性があります。

40~50℃程度のぬるま湯でも、重曹やクエン酸と組み合わせれば十分な洗浄効果を得られるので、適切な温度のお湯で安全かつ効果的に排水管の掃除を行いましょう。

強くこすりすぎない

ワイヤーブラシなどで強くこすり過ぎると、排水管を傷つける原因となります。過度な力を加えることで、ひび割れや破損を引き起こす可能性があるので注意してください。

また、排水管の内部には、パッキンやゴム製の部品が使用されている場合があり、強くこすることでこれらの部品が傷付いて水漏れの原因となることもあります。排水管の掃除は、優しく丁寧に行うことを心がけましょう。

薬剤は混ぜない

排水管の掃除に複数の薬剤を混ぜて使用することは、非常に危険です。掃除用の薬剤には、塩素系や酸性などさまざまな種類の薬剤があり、それぞれ異なる化学反応を起こします。

塩素系と酸性の薬剤を混ぜると塩素ガスが発生し、吸い込むと呼吸困難や意識障害を引き起こす危険性があるため、十分な注意が必要です。単体で使うことを意識するほか、換気も忘れずに行うようにしてください。

【場所別】排水管を掃除するタイミング

【場所別】排水管を掃除するタイミング

排水管の掃除は、場所によって汚れの種類や蓄積速度が異なるため、適切なタイミングで行うことが重要です。

場所別の頻度を以下の表にまとめました。

場所 掃除頻度
キッチン 週2~3回
お風呂場 週1~2回
洗面所 週1~2回
洗濯機 月1回

キッチンは、油汚れや食べ物のカスが排水管に蓄積しやすい場所です。市販の洗剤などを使用して、こまめに掃除するようにしましょう。

お風呂場や洗面所は、髪の毛や石鹸カスが排水管に蓄積しやすく、放置すると悪臭やつまりの原因となります。掃除の頻度は週1~2回ですが、ゴミ受けに溜まったゴミはできる限り毎日取り除いてください。

また、洗濯機の排水管は洗剤カスや糸くずなどが蓄積しやすい場所です。汚れを放置すると排水の流れを悪くするだけでなく、洗濯機の故障の原因となることもあります。

月に1回程度の頻度で掃除するのが理想的ですが、排水口に溜まった糸くずやゴミは洗濯のたびに取り除くとより効果的です。

排水管が汚れる主な原因

排水管が汚れる主な原因

排水管の汚れは、日々の生活で避けられない問題ですが、その原因を理解して適切な予防策を講じることで清潔な状態を保つことができます。排水管が汚れる主な原因は、以下の通りです。

  • 油汚れ
  • 食べ物のカス
  • 髪の毛
  • 石鹸カス
  • 洗剤カス

キッチンでは、主に油汚れが原因で排水管が汚れます。

つまりや悪臭を防ぐためには、食器や調理器具に付いた油は事前に拭き取ってから、シンクに入れましょう。

洗面所や浴室では、石鹸カスや髪の毛などが排水管を汚す主な原因です。へアキャッチャーを設置したり、極力髪の毛を流さないようにしたりなどの工夫をすると排水管の汚れを防げます。

また、水回り全般の予防法として洗剤や石鹼を適量使うことも挙げられます。

排水管は高圧洗浄もおすすめ!

排水管は高圧洗浄もおすすめ!

排水管の汚れがひどく、通常の清掃では改善が見られない場合には高圧洗浄がおすすめです。

ここでは、高圧洗浄を行う方法や業者に依頼した場合の料金について解説します。

高圧洗浄を行う方法

高圧洗浄は高圧の水を噴射することで、排水管内部にこびりついた頑固な汚れやつまりを強力に除去する方法です。高圧洗浄機は、ホームセンターなどで購入することができます。

しかし、高圧洗浄は排水管の材質や汚れの種類に合わせて水圧を調整する必要があり、誤った方法で行うと排水管を破損させ、水漏れなどのトラブルを引き起こす可能性があるので注意しましょう。

高圧洗浄は自分で行うのはリスクが高いため、専門の知識と技術を持った水道修理業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。

料金の目安

高圧洗浄を水道修理業者へ依頼した場合の費用相場は、およそ25,000円~60,000円程度です。一軒家とマンション、掃除する場所によっても費用が大きく異なります。

安価で依頼したいときは、複数の業者から見積もりを取得して比較検討しましょう。また、複数箇所の排水管の高圧洗浄を一度に依頼すると、割安になることもあります。

高圧洗浄の料金を詳しく知りたい方はこちら!

一戸建てと賃貸で異なる排水管の掃除

一戸建てと賃貸で異なる排水管の掃除

一戸建てとアパートなどの賃貸住宅では、排水管の掃除に関する責任の所在や対応方法が異なります。

一戸建ての排水管は、基本的に個人が所有し、管理するものです。そのため、排水管の掃除やメンテナンスは所有者の責任において行う必要があり、修理費用も自己負担となります。

一方で賃貸住宅の場合は、排水管は共用部分と専有部分に分かれており、共用部分の排水管は建物の所有者または管理会社が管理責任を負い、定期的な清掃やメンテナンスを行うのが基本です。

専有部分の排水管は、入居者が日常的な清掃を行う必要があります。しかし、構造上の問題や老朽化によるトラブルは管理会社が対応することが一般的です。

賃貸住宅で高圧洗浄などの専門的な作業を行う場合は、必ず管理会社に連絡して指示を仰ぐようにしましょう。勝手に依頼を進めてしまうと、後々トラブルになる可能性もあります。

排水管の掃除は「水廻りサポートセンター」へお任せ!

薬剤で解決しない排水管のつまりは「水廻り修理サポートセンター」まで!

今回は、キッチンの排水管を自分で掃除する方法と共に、使える薬剤や高圧洗浄について紹介しました。

自分では掃除しきれない排水管の汚れを落としたい、高圧洗浄をして欲しいといった場合は、ぜひ「水廻り修理サポートセンター」までご連絡ください。つまりや水漏れの確認も行い、適切な対処ができます。

排水管の高圧洗浄はもちろん、メンテナンスや掃除の依頼も可能です。キレイな排水管を維持して、汚れや臭いによるトラブル、ストレスを防ぎたい方はぜひ気軽にご相談ください。

見積もり・出張・キャンセル料は完全無料なので、依頼前に料金が発生する心配は一切ありません。

>>>水廻り修理サポートセンターへの無料お見積りはこちら!
>>>排水管つまり・漏水など緊急対応が必要なときはお電話でご相談ください。

排水管の掃除に関するよくある質問

排水管の高圧洗浄は自分でもできますか?
排水管の掃除に熱湯を使ってもいいですか?
排水管の掃除を自分で行うのが難しい場合はどうすれば良いですか?