トイレに異物を流した!つまってないかの判断方法や取り方を解説

2025/05/05

2025/05/05

本記事では、トイレに異物を流してしまったときの判断方法やNG行動、自分でできる取り出し方まで、具体的に解説します。

「異物を流してしまったけど、水は普通に流れてるし…本当につまっているの?」と、不安を感じつつ様子を見ている方も多いかもしれません。しかし、見た目に異常がなくても、実は配管の奥でつまっているケースもあります

この記事を読めば、トイレに異物を流してしまったときに慌てずに適切な対処ができるはずです。今まさに「どうしたらいいの?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

今週の
No.1 おすすめ優良業者!!

水廻り修理サポートセンター

【水道局指定工事店だから安心!】トイレの水漏れ・つまりなど水トラブルに最短30分で駆けつけます。もちろん〈出張費用・見積もり費用無料!〉大阪をはじめ関東/東海/近畿など幅広いエリアに対応。お困りの際はお気軽にご相談下さい!

詳細を見る

トイレに異物がつまっていないか判断する方法

トイレに異物がつまっていないか判断する方法

トイレに異物を流してしまっても、すぐに異常が出るとは限りません。見た目では問題がなくても配管の奥でつまりかけている可能性もあるため、慎重に確認することが大切です。以下のポイントをチェックして、つまりの状況を見極めましょう。

  • 便器内の水位に変化がないか
  • 排水時に異音や異常な流れ方をしていないか
  • ほかの排水設備に影響はないか
  • 排水桝(汚水桝)の状況はどうか

それぞれ詳しく解説します。

便器内の水位に変化がないか確認する

便器内の水位がいつもより高い、または低いと感じたときは、排水に異常が起きているサインです。例えば、水位が高くなるのは、流れが悪くなっていて水がたまりやすくなっている証拠です。逆に低くなっている場合は、水が通常よりも早く引いてしまい、空気の流れが乱れていることも考えられます。

また、水位が毎回変動して安定しない場合は、配管の中で異物が動いているとも考えられます。放置すると、急に逆流やあふれが起こる可能性もあるので注意が必要です。

排水時に異音や異常な流れ方をしていないか

通常、トイレを流したときの音や水の流れはスムーズです。しかし「ゴボゴボ」「コポコポ」といった空気の漏れるような音がするときは、配管内で異物がつまりかけている兆候かもしれません。

これは「隠れつまり」と呼ばれる現象で、異物が完全には流れきっておらず、空気や水の通り道を狭めてしまっている状態だと考えられます。

また、水が渦を巻かずに、そのまま吸い込まれていくような流れ方も異常のサインです。ちょっとした違和感が重大なつまりの前触れになることもあるため、気になる症状があれば、注意して観察しましょう。

ほかの排水設備に影響はないか

トイレだけでなく、洗面所・お風呂・キッチンなど、ほかの排水口でも異常がないかをチェックしてみましょう。もし複数の場所で同時に水の流れが悪くなっている場合、配管の奥でつまっているかもしれません。

例えば、以下のような症状があれば要注意です。

  • 洗面台や浴室の排水口から「コポコポ」と音がする
  • 排水後に水が流れきらずたまりやすくなる
  • キッチンや浴室で水を流すとトイレの水位が変化する

こうした症状は、イレに異物を流した直後に現れるとは限らず、時間差でじわじわと進行することもあります。

特にマンションなど集合住宅では、排水管が複数の部屋で共有されていることも多いです。そのため、異物によるトラブルが自室だけにとどまらず、階下の部屋にも影響を与えるおそれがあります。早期に気付いて対処し、被害の拡大を防ぎましょう。

排水桝(汚水桝)の状況はどうか

排水口を探っても異物が見つからない場合は、すでに配管を流れて排水桝(汚水桝)まで到達している可能性があります。

排水桝は、トイレやキッチン、洗面台、お風呂など各排水口からの水を一時的に集め、汚れやゴミを沈殿させるための設備です。戸建て住宅では、家の外壁沿いや庭の隅に、地面に埋め込まれたフタ付きの四角い桝として設置されているのが一般的です。

多くの場合、フタはマイナスドライバーなどで開けられます。中を確認して異物が見える位置にあり、安全に取り出せそうであれば、トングや火ばさみなどを使って慎重に取り出しましょう。

ただし、無理に取り出そうとすると配管や桝を傷つける恐れがあるため、不安な場合は無理をせず専門業者に任せるのが安心です。

なお、マンションなど集合住宅では排水桝が共用部分にあたることが多いため、個人で確認することはできません。この場合は無理に開けようとせず、必ず管理会社に相談しましょう。

トイレに異物を流したときにやってはいけないNG例

トイレに異物を流したときにやってはいけないNG例

慌てて間違った対処をすると、かえって事態が悪化することがあります。以下のNG行動は、できるだけ避けましょう。

  • 異物を無理に流そうとする
  • ラバーカップ(すっぽん)を使用する
  • 何も対処せず放置する

それぞれ詳しく解説します。

異物を無理に流そうとする

「とりあえず流してしまえばなんとかなるだろう」と、もう一度水を流してしまうのはよくありません。流れていったように見えても、異物が排水管の奥で引っかかっているケースがあるためです。

その状態で水を流すと、異物がさらに奥へ押し込まれ、排水管の曲がり角などでつまることも考えられます。場合によっては、便器の取り外しなど大がかりな作業が必要になることもあるのです。

状況が悪化する原因になるため、「とりあえず流す」という行動は避けるようにしましょう。

ラバーカップ(すっぽん)を使用する

ラバーカップは「水に溶けるものがつまったとき」には有効ですが、異物が原因の場合は注意が必要です。特にプラスチックや金属製のものを流してしまった場合、ラバーカップで吸引・加圧すると、それらが配管の奥に押し込まれてしまうことがあります。

一度奥に押し込まれた異物は、自力で取り出すことが困難になるだけでなく、曲がり角でのつまりや排水管の損傷を引き起こすリスクもあります。異物の正体がわからない、もしくは水に溶けない固形物の場合は、ラバーカップは使わずに専門業者に相談するのが無難です。

何も対処せず放置する

一見すると問題がなさそうでも、時間が経つにつれてつまりが進行することがあります。最初はスムーズに流れていても、数日後に急に水が流れなくなったり、逆流したりするケースも珍しくありません。

ここでも注意したいのが「隠れつまり」です。異物が排水管内にとどまり、水の流れをじわじわと妨げることで、気付かないうちにつまってしまうことがあるためです。

この状態を放置すると、配管の取り外しなど大がかりな修理が必要になり、時間も費用もかさんでしまいます。少しでも異変を感じたら、早めに対処することがトラブルを防ぐ一番の方法です。

トイレに流してしまった異物は手で取る

トイレに流してしまった異物は手で取る

異物が見える場所にある場合は、自分で取り除けます。次の手順を参考に、無理せずできる範囲で行いましょう。

  1. ゴム手袋を着用する
  2. 便器内の水をくみ取って水位を下げる
  3. 異物を手で取る

それぞれ詳しく説明します。

1.ゴム手袋を着用する

まずは衛生面と安全を考慮し、厚手のゴム手袋を着用しましょう。便器内には見えない汚れや雑菌が付着しているため、素手での作業は避けてください。

家庭用の掃除用ゴム手袋でもOKですが、肘までカバーできるロングタイプだと安心です。また、手袋の下に使い捨てのビニール手袋を重ねて二重にするのもおすすめです。

必要であればマスクやゴーグルを着用して、飛沫や臭い対策をするのもいいでしょう。

2.便器内の水をくみ取って水位を下げる

異物の位置が水中にあると確認しづらいため、まずは便器内の水をくみ取って水位を下げましょう。紙コップやカットしたペットボトルなどを使えば、簡単に水をすくえます。

この作業では水が飛んで周囲が濡れやすくなるため、あらかじめ便器のまわりに新聞紙や古タオルを敷いておくと安心です。

3.異物を手で取る

水をくみ取って異物の位置が確認できたら、手で慎重に取り出します。まずは目視や手袋を着けた手を使い、異物が排水口のすぐ近くにあるかを確認しましょう。

異物が手で届く位置にあり、引っかかりがなければ、ゆっくりと真上に引き上げて取り出します。トングや滑りにくいピンセットを使うのも効果的です。

ただし、軽く引っ張っても動かない場合は、無理に取り出そうとせず、すぐに作業を中止してください。力を入れすぎると、異物が割れたり、便器や配管を傷つけてしまう恐れがあります。取りにくいと感じたら、専門業者へ依頼した方が安全です。

異物を取り出したあとは、手洗いと消毒も忘れずに行いましょう。

マンションのトイレに異物を流したときの対処法

マンションのトイレに異物を流したときの対処法

集合住宅であるマンションの場合、トイレの排水トラブルが自分の部屋だけで済まないこともあります。階下の部屋や共用部分に被害が及ぶ可能性もあるため、より慎重な対応が求められます。適切な対処法を確認しておきましょう。

誤って水を流さないよう止水栓を閉める

異物を流してしまった場合、最初にやるべきことはトイレの止水栓を閉めることです。誤って水を流してしまうと、異物がさらに奥へ移動し、配管の深部でつまってしまうおそれがあります。

止水栓はタンクの近くや便器の横にあることが多く、マイナスドライバーで回して閉めるタイプが一般的です。誤作動や流しすぎによるトラブルを防ぐためにも、「異物を流したかも」と気付いた時点で止水栓を閉めておきましょう

管理会社に連絡する

マンションでトイレに異物を流してしまった場合は、できるだけ早く管理会社に連絡しましょう。排水管は「共用部」にあたる部分が多いため、勝手に業者を呼んでしまうと、費用を全額負担しなければならないケースもあります。

さらに、階下の住戸に水漏れなどの影響が及ぶと、責任の所在や保険の対応が問題になることもあります。自己判断で対応を進めるのはリスクが高いため、まずは管理会社に報告して指示を仰ぐのが安心です。

管理会社に連絡すれば、適切な対応手順や提携業者の紹介を受けられる場合もあります。トラブルを最小限に抑えるためにも、第一報としての連絡が大切です。

トイレに異物を流してお困りなら「水廻り修理サポートセンター」へ

トイレの水が止まらないときは「水廻り修理サポートセンター」へ相談!

異物を流してしまい、自力での対処が難しいと感じたら、無理をせず「水廻り修理サポートセンター」へご相談ください。豊富な経験と実績をもとに、トイレのつまりや異物除去にも迅速かつ丁寧に対応するのが特徴です。

短時間で原因を特定し、的確に処置を行うため、余計な工事や費用を抑えることにもつながります。専用機器による正確な診断で、配管を傷めず安全にトラブルを解消できます。

また、「水廻り修理サポートセンター」は24時間365日対応しており、急なトラブル時も安心です。見積もりは無料ですので、「少し不安かも…」という段階でも、お気軽にご連絡ください。

>>水廻り修理サポートセンターへの無料見積もりや相談はコチラ
>>>キッチンつまりや漏水など緊急対応が必要なときはお電話でご相談ください。

トイレに異物を流してしまった際によくある質問

トイレに流したものはどこへ行きますか?
トイレがつまったときは、流してもいいですか?
トイレにそのまま嘔吐物を流したらどうなりますか?