一戸建ての漏水調査方法は?調査費用や水道水漏れ修理の依頼先も
一戸建てでの漏水調査の費用や依頼先などわかりやすく説明します。
漏水に気づくのは、水道の検針の方に「水漏れしているかもしれないので、調べてもらってください」と言われたり、静かな夜に、チョロチョロと水が流れている音が気になったという場合があります。
漏水をそのまま放置すれば、水道料金が上がるだけでなく、家も傷みます。
漏水調査について知っておきましょう。
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この記事の目次
まずは自分で!一戸建ての漏水調査の方法
漏水調査と言えば、業者に依頼する方法しかないと思いがちですが、実は、ご自分でも簡単なものであれば調べることができます。
「あれっ?」と思った段階なら、まずご自身でチェックしてみるといいでしょう。詳細がわからなくても、漏水の有無、漏水しているであろうだいたいの場所の目途が立ちます。
目・音で確認する方法
家の周りや家の中で、本来、濡れたり、湿ったりしているはずがない場所が濡れていたリ、湿っていたりすると漏水が疑われます。
例えば、ガレージのコンクリートが濡れてまわりのコンクリートと色が違う場合や、使用していないのにトイレの水が流れ続けている場合などがあります。
色が変わって漏水が疑われるような場合は、触ってみると湿気があります。
また、寝静まった夜などに、チョロチョロとかシャーとか水が流れるような音が聞こえると、漏水を疑いましょう。
水道メーターで漏水調査をする方法
水道メーターとは、水道の水の使用量を記録するための計器で、検針や点検の際に用いるものです。
一戸建ての場合、住宅周辺の地面に、「止水付メーター」と書かれたフタのあるメーターボックスがあり、その中に水道メーターと止水栓があります。
水道メーターで漏水調査をするには、家じゅうのすべての蛇口を閉めます。
水道メーターのパイロットと言われる銀色の丸いものが動いているかどうかを見ます。(画像では、中央より少し左よりのところにある中央が赤い銀色の丸いボタン状のもの)
パイロットが回転していると、家の中のどこかから水が漏れていることがわかります。
パイロットの回転速度によって、漏れている量の多寡もわかります。
水道メーターの見方
水道メーターには、「直読式(ちょくどくしき)」と「円読式(えんどくしき)」の2種類があります。
- 直読式:使用水量を立方メートル単位で3桁あるいは4桁のカウンターによって表示しているもの(上の画像)
- 円読式:左側に円形の目盛に黒い針で表示される立方メートル単位のメーター、右側に円形の目盛に赤い針で表示 されるリットル単位のメーターがそれぞれ複数ずつ配置されている方式。黒い針を左下から時計回りに読みます。
目盛りは、どれだけの水量を使ったかを示すものなので、漏水チェックには直接関係がありません。
漏水しているかどうかをチェックするのは、銀色の丸いパイロットです。
パイロットが回転している場合は、敷地内のどこかで水漏れが起こっていることになります。
業者に依頼!一戸建て漏水調査方法
自分で漏水しているかどうかを調べる方法についてご説明しましたが、自分でできるのは、漏水の有無を調べられるだけでした。特に、目に見えない場所で漏水している場合は、見つけるのは困難です。
きちんとした機器や技術がない一般のものには、詳しい漏水箇所の特定、その後の修理まではできません。
漏水個所を特定するには、専門業者に依頼するのがベストです。
プロが行う漏水調査には、代表的な以下の方法があります。
音聴法
音聴法(おんちょうほう)とは、音を聴いて漏水をチェックする方法です。
音聴棒または電子式漏水発見器を使用し、施設内の漏水音(異常音)を捉える方法です。
音聴棒は、水道メーター、制水弁などに金属棒の先端を接触させ、金属棒後端に取り付 けた聴音室に耳を押し当て、管体を伝わってくる漏水音を聴き取るものです。
人の耳で聴き取る方法なので、熟練の技術が必要です。
路面(埋没配管)音聴調査
路面音聴調査とは、道路下に埋設されている水道管の漏水(地下漏水)を、漏水探知器を使って0.5~1.0m間隔で音聴し、地上から水道管の漏水の有無を確認していく作業のことです。
こうして発見された漏水擬似音箇所には路面にマーキングをし、後日確認調査を行います。
漏水探知法
漏水探知法という配管経路をもとに調査する方法もあります。
管路データをもとに漏水地点から地表までの音が伝わる早さで漏水位置を把握します。
機械で調べる方法なので、均等で質の良い調査を行うことができますが、正確な位置までは把握しにくいケースもあります。
一戸建てで「漏水かな?」と思うきっかけ
漏水は、ある日突然起こることは少なくて、時の経過とともに、徐々に進行している場合が多いです。
とはいえ、「あれっ?」と思った瞬間や外部から指摘されたときがチャンスです。
漏水を見逃したままでいると、さまざまな弊害が出ます。「漏水かな?」と思ったら、そのままにせず、対処することをおすすめします。
水道局からの指摘
漏水に気づく最も多いきっかけは、水道局からの指摘です。
水道局の検針の方が、通常より水道使用量が増えていると考えられた場合、「漏水している可能性がありますよ」と検針票やメモで連絡をくれます。
家族の人数が増えたり、夏場で植木等への散水を多くした場合など使用水量が増えることもありますが、思い当たる節がない場合は、漏水の可能性が高いです。
自分でできる漏水チェックをしてみて、明らかに漏水している場合には、専門業者に漏水調査を依頼することをおすすめします。
水道料金がいつもより高いと感じた時
毎回、水道料金の検針票をチェックしていますか?
最近は、水道料金も値上がりしているので、気づきにくいかもしれません。
通常月より水道料金が高いと感じた時は、漏水の疑いがあります。
「あれっ?」と思ったら、数か月分の水道料金の明細書をチェックしてみてください。
洗車回数が多かった、子ども用プールに水を入れたなど思い当たる節があれば別です。
しかし、水道使用量が増える理由がない場合は、漏水を疑いましょう。
もし、漏水による水道使用量が増加の場合は、水道料金が減免される場合があります。
すべてのケースで減免されるわけではなく、以下のような場合です。(減免の適応条件は、お住いの自治体によって異なります)
- 地下や床下など目に見えない場所での漏水
- 地震や大雨など自然災害による不可抗力の場合
- 使用者に過失がない場合
逆に、使用者の蛇口の閉め忘れ等による使用量の増加は減免対象外です。
水漏れの音
夜中にふと目覚めた時、どこでも水を出していないのに、水が流れる音が聞こえる場合があります。
「チョロチョロ」であったり、「シャー」という場合もあります。
水漏れというと「チョロチョロ」というイメージかもしれませんが、配管の亀裂などから噴き出している場合は、「シャー」というような音の場合もあります。
音が聞こえる方向や種類などによって、漏水箇所の特定に役立つ場合もありますから、気づいたことをメモしておくといいでしょう。
漏水調査を業者に依頼するときに役立ちます。
一戸建ての漏水調査費用の相場
業者に漏水調査を依頼するとき、最も気になるのは費用です。
漏水調査の方法によって、費用が異なります。
ただ、依頼者が方法を選択するというより、業者が状況を見て、「この方法でしましょう」ということになることが多いので、理解しておきましょう。
漏水調査方法 | 費用の相場 |
---|---|
音聴法 | 8,000円~16,000円 |
漏水事実確認 | 12,000円~20,000円 |
漏水探知法 | 12,000円~18,000円 |
ガス探知法 | 20,000円~30,000円 |
※漏水調査は、一戸建てに比べてマンションなどの集合住宅の方が割高です。
漏水(水漏れ)の放置は厳禁
「漏水しているかな?」という状態から、漏水調査の結果、漏水していることが確定したら、そのまま放置することは厳禁です。
漏水を放置すれば、どのようなことが起こるのかをご説明します。
漏水を甘く見ると、被害は想像以上に甚大です。
大きく分けて、以下のリスクがあります。
建物の損傷・劣化
常時、水が漏れていることで、壁や床、天井などにシミやカビが出ます。
漏水による湿気で、木材の腐食や金属の錆などが心配されます。
さらに、腐食した木材を好むシロアリのような害虫が発生します。
シロアリが巣食うと、木材だけでなく、家の土台までボロボロになります。
漏水によって、建物の損傷・劣化が進み、建物の資産価値も下落します。
健康被害
漏水を放置すると、建物内に湿気がたまります。
カビや細菌などによる健康被害のリスクが高まります。
さらに、常時、湿気がたまっていると、リューマチなどの病気も引き起こします。
地盤沈下
地中の水道管や給水管から水漏れし、そのまま長期にわたって放置すると、地盤沈下の原因になります。
水道管や給水管の周辺に空洞ができ、上部の土が空洞部分に落ち込むためです。
土地が陥没したり、家が傾いたりする危険性も否定できません。
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一戸建てで漏水が疑われる際の漏水調査についてご説明しました。
漏水が起こっていることが判明したら、放置せず、適切な対応策をとる必要があります。
漏水調査後に水漏れ修理が必要になった場合、「水廻り修理サポートセンター」にご依頼ください。
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