漏水調査の道具を徹底解説!種類別の使い方と業者依頼の判断基準

2023/10/20

2026/08/19

本記事では、漏水調査に使う道具の種類・費用の目安・使い方を紹介します。

家中で水を使っていないのに水道メーターのパイロットが回っている場合、どこかで水が流れ続けている可能性があります。しかし、漏水箇所がわからないままでは原因を特定できず、水道料金が増えてしまうこともあります。道具の特性や使い方を理解せずに調査すると、漏水箇所を正確に絞り込めないこともあるため注意が必要です。

結論は以下の通りです。

  • 【手軽に確認】音聴棒で配管の音や振動を確認する
  • 【微弱な音を確認】電子音聴器で漏水音を拾う
  • 【本格的に調査】漏水探知器などを使用する
  • 【場所が不明】専門業者へ漏水調査を依頼する

本記事を読めば、漏水調査の道具ごとの特徴や使い方を理解し、自分で確認できる範囲と業者へ依頼すべきケースを判断しやすくなります。

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漏水調査に使う道具の種類と費用目安

漏水調査に使う道具の種類と費用の目安

漏水調査には、音聴棒や電子音聴器、漏水探知器、トレーサーガス式機器などが使われます。価格は機種や性能によって大きく異なり、数千円程度の簡易的な製品から数十万円以上する業務用機器まであります。

道具 価格の傾向 特徴
音聴棒 数千円~数万円程度 配管やバルブなどに当て、伝わる音や振動を耳で確認する
電子音聴器 数万円~十数万円以上 微弱な漏水音を電気的に増幅して確認できる
漏水探知器 簡易機器から数十万円以上の業務用機器まで幅広い 機種によって検知方法や性能が異なる
トレーサーガス式機器 業務用が中心 配管内へトレーサーガスを送り、外部へ漏れ出したガスを検知する

価格が高ければ必ず漏水箇所を特定できるわけではありません。配管の材質や埋設状況、周囲の騒音などによって適した調査方法が異なるため、用途に合った道具を選ぶことが重要です。

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音聴棒で漏水調査する方法

音聴棒による漏水調査

音聴棒は、配管や水道メーター、バルブなどに伝わる音や振動を耳で確認するための道具です。価格は製品の長さや構造、メーカーなどによって異なります。

音聴棒の先端を配管などに当てると、配管を伝わる振動を耳元で確認できます。漏水箇所では、水が噴き出す際に発生した音や振動が配管を通じて伝わることがあります。

ただし、漏水音の伝わり方は配管の材質や距離、漏水量によって異なります。特に樹脂管などでは音が伝わりにくい場合もあり、音聴棒だけで漏水箇所を特定できるとは限りません。

音聴棒を使った確認方法は以下のとおりです。

  1. 蛇口や洗濯機など、水を使用する設備を止める
  2. 周囲ができるだけ静かな状態で確認する
  3. 音聴棒の先端を水道メーターやバルブ、露出した配管などに当てる
  4. 複数の地点で聞こえる音の大きさや特徴を比較する
  5. 音が強く聞こえる場所を中心に漏水の可能性を確認する

一般的な音聴棒は電子機器ではないため、本体で音量を調整するものではありません。周囲の生活音が大きい環境では判別が難しくなるため、できるだけ静かな時間帯に確認しましょう。

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電子音聴器で漏水調査する方法

電子音聴器による漏水調査

電子音聴器は、配管などから伝わる微弱な漏水音をセンサーで検知し、電気的に増幅して確認する機器です。

音聴棒では聞き取りにくい小さな音を確認しやすくなりますが、価格は機種によって大きく異なり、10万円を超える業務用製品もあります。一般家庭で使用頻度が低い場合は、購入費用と業者への調査費用を比較して検討しましょう。

電子音聴器を使った調査の基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 取扱説明書を確認し、機器を準備する
  2. 蛇口や洗濯機、食洗機など通常の水使用を止める
  3. 感度や音量を適切に設定する
  4. 水道メーターやバルブ、配管など複数の地点で漏水音を確認する
  5. 音の強さや特徴を比較し、漏水の可能性が高い場所を絞り込む

漏水調査のために建物全体の元栓を閉めてしまうと、漏水箇所への水圧が下がり、漏水音が弱くなったり止まったりすることがあります。通常の水使用を止め、漏水による音を確認できる状態で調査することが基本です。

なお、漏水音の特徴は漏水量や配管材質、水圧などによって異なるため、「シュー」という音が聞こえれば必ず漏水しているとは限りません。複数箇所で比較して判断することが重要です。

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漏水探知器・トレーサーガス式機器で漏水調査する方法

漏水探知器による漏水調査

より詳しく漏水箇所を調査する場合は、漏水探知器などの専門機器が使用されます。簡易的な製品から数十万円以上する業務用機器まであり、価格や性能には大きな差があります。

音を利用する漏水探知器を使用する場合の基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 取扱説明書を確認し、機器を準備する
  2. 蛇口など通常の水使用を止め、周囲を静かにする
  3. センサーを地面や床、配管などの測定ポイントに当てる
  4. 複数地点の漏水音を比較する
  5. 音が強い範囲を中心に漏水箇所を絞り込む

漏水探知器は製品によって使用方法が大きく異なります。必ず使用する機種の取扱説明書に従って操作してください。

また、音による調査とは異なる方法として、トレーサーガスを利用する漏水調査があります。

水素を低濃度で含むトレーサーガスなどを配管内へ送り込み、漏水箇所から外部へ漏れ出したガスを専用の検知器で探します。聴音による調査が難しい場所でも活用される方法ですが、専用機器や専門知識が必要になるため、主に専門業者によって実施されます。

壁の中や床下、地中など漏水箇所がわからない場合は、個人で高額な機器を購入するより、必要な調査方法を選択できる専門業者へ相談する方が現実的です。

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スマホで使える漏水調査アプリ・システム

スマートフォンと連携する漏水調査機器

漏水調査機器の中には、専用センサーとスマートフォンやタブレットを連携して測定結果を確認・管理できる製品もあります。

ただし、スマートフォン単体のマイクだけで配管内部の漏水箇所を正確に特定できるわけではありません。専門的な漏水調査では、専用センサーや測定機器と組み合わせて使用するのが一般的です。

モバイル型の漏水探知システム

モバイル型の漏水探知システムには、専用のセンサーで漏水音や振動を測定し、スマートフォンなどの端末で測定結果を確認できるものがあります。

製品によっては、以下のような機能があります。

  • 漏水音・振動の測定
  • 測定データの記録
  • 地図上への測定地点の表示
  • データのクラウド管理
  • 調査データの共有

機能や測定方法は製品によって異なるため、導入時には対応する配管や使用条件を確認する必要があります。

振動データから漏水の可能性を判定するシステム

漏水によって給水管へ伝わる振動をセンサーで測定し、測定データを解析して漏水の可能性を判定するタイプのシステムもあります。

人が音を聞いて判断する方法とは異なり、測定した振動データを数値化・解析することで、漏水の可能性が高い管路や地点を絞り込む仕組みです。

ただし、使用方法や判定方法は製品ごとに異なるため、具体的な精度や調査範囲については各製品の仕様を確認してください。

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漏水調査の道具はレンタルできる?購入とレンタルを比較

漏水調査機器の中には、計測機器・測量機器などを扱うレンタル会社から借りられる製品もあります。

使用するのが一度だけの場合、高額な専門機器を購入するよりレンタルの方が費用を抑えられる可能性があります。ただし、すべての機種を個人がレンタルできるとは限らず、料金や貸出条件も会社によって異なります。

入手方法 メリット 向いているケース
購入 必要なときに繰り返し使用できる 継続的に漏水調査を行う必要がある場合
レンタル 購入せず必要な期間だけ利用できる 使用する機器や操作方法が明確な場合
業者に依頼 状況に応じた調査方法を選んでもらえる 漏水箇所がわからない場合や専門的な調査が必要な場合
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漏水調査を業者に依頼した場合の費用

漏水調査を業者に依頼した場合の費用

水道修理業者へ漏水調査を依頼した場合の費用は、調査方法・調査範囲・建物の構造・使用する機器などによって異なります。

調査方法 特徴
目視・メーター確認 漏水の有無や目視できる範囲を確認する
音聴調査 配管などに伝わる漏水音から場所を絞り込む
漏水探知器による調査 専用機器を使って漏水箇所を調べる
トレーサーガス調査 ガスを利用して漏水箇所を絞り込む専門的な調査

調査料金だけでなく、出張費や機器使用料、修理費などが別途必要になる場合があります。依頼前に、どこまでが見積もりに含まれているのか確認しましょう。

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漏水調査は道具を買うより業者に依頼すべきケース

漏水調査を業者へ依頼するケース

漏水調査は自分で確認できる場合もありますが、漏水箇所がわからない場合や壁・床下・地中などで漏れている可能性がある場合は、専門業者への相談を検討しましょう。

高額な専門機器を購入する必要がない

漏水探知器には数十万円以上する業務用機器もあります。使用頻度が低い家庭では、専門機器を購入するより、必要なときだけ漏水調査を依頼した方が費用を抑えられる場合があります。

状況に適した方法で調査してもらえる

漏水調査には、目視・音聴・漏水探知器・トレーサーガスなど複数の方法があります。専門業者であれば、建物や配管の状況に応じた方法で漏水箇所を絞り込めることがメリットです。

自分では確認しにくい漏水にも対応できる

壁の中や床下、地中など、目視では確認できない場所で漏水しているケースもあります。このような場合は専用機器による調査が必要になることがあります。

調査後の修理まで相談できる

漏水が確認された場合は、原因となっている配管や設備の修理が必要です。漏水調査と修理の両方に対応している業者であれば、調査後の対応までまとめて相談できます。

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水道修理業者を選ぶときのポイント

水道修理業者を選ぶときのポイント

漏水調査や修理を業者へ依頼するときは、料金体系や対応範囲、必要な資格・指定の有無などを確認することが重要です。

給水装置工事が必要なら指定給水装置工事事業者か確認する

道路の配水管から分岐して設けられる給水管や、これに直結する蛇口などの給水装置に関する工事では、水道法に基づき水道事業者から指定を受けた「指定給水装置工事事業者」へ依頼する必要がある場合があります。

指定給水装置工事事業者には、給水装置工事主任技術者の選任や必要な機械器具の保有など、法令で定められた要件があります。

ただし、指定を受けていることだけで料金の安さや接客、すべての施工品質まで保証されるわけではありません。料金体系や施工実績、見積もり内容などもあわせて確認しましょう。

出張費や見積もり料金を確認する

水回りの不具合は現場を確認しなければ正確な見積もりを出せない場合があります。出張費・見積もり料・キャンセル料の有無を依頼前に確認しましょう。

「見積もり無料」と表示されていても、時間帯や地域、調査内容によって別途料金が発生する場合があるため、事前確認が重要です。

相見積もりで複数の業者を比較する

緊急性が高くない場合は、複数の業者から見積もりを取り、作業内容と料金を比較するのも方法の一つです。

料金の総額だけでなく、調査方法や追加料金の条件、修理内容、保証の有無なども確認して選びましょう。

まとめ:漏水調査の道具は用途に合わせて選び、迷ったら業者に相談を

漏水調査は「水廻り修理サポートセンター」へ

漏水調査には、音聴棒や電子音聴器、漏水探知器、トレーサーガス式機器などさまざまな道具・方法があります。

道具・依頼先 価格の傾向 向いているケース
音聴棒 数千円~数万円程度 配管などに伝わる音を自分で確認したい場合
電子音聴器 数万円~十数万円以上 小さな漏水音まで詳しく確認したい場合
漏水探知器 簡易機器から数十万円以上まで幅広い 専用機器による本格的な調査を行う場合
業者への依頼 調査方法・範囲などにより異なる 漏水箇所がわからない場合や専門的な調査が必要な場合

水道メーターで漏水が疑われても場所がわからない場合や、壁の中・床下・地中などで漏れている可能性がある場合は、無理に専門機器を購入して調査せず、漏水調査に対応する水道修理業者へ相談しましょう。

水廻り修理サポートセンターでは、戸建てやマンションなどの漏水調査や水漏れ修理に対応しています。漏水の疑いがある場合は、「水廻り修理サポートセンター」へご相談ください。

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よくある質問

音聴棒を使っても漏水音が聞き取れない場合はどうすればいいですか?
水道メーターのパイロットが回っていれば必ず漏水していますか?
漏水調査の道具はネット通販で購入できますか?
漏水探知機はどこでレンタルできますか?
賃貸物件でも自分で漏水調査をしてよいですか?