ナプキンをトイレに流してしまった!つまりの対処法・NG行動・詰まってない場合まで徹底解説

2024/03/27

2026/06/08

本記事では、ナプキンをトイレに流してしまった場合の対処法を解説します。

ナプキンは水に溶けない複合素材でできており、トイレに流すと排水管内で引っかかり、詰まり・逆流・水漏れ被害につながるおそれがあります。「今のところ詰まっていないから大丈夫」と放置するのは避けましょう。

結論は以下の通りです。

  • 【まず対応】止水栓を閉め、水を流さない
  • 【見える場合】ゴム手袋を着けて手で取り出す
  • 【見えない場合】無理に道具を入れず業者へ相談する
  • 【費用】料金は作業内容により変動する

本記事を読めば、詰まりの有無の確認方法から自力での対処手順、やってはいけないNG行動まで、すべての疑問を解決できます。

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ナプキンをトイレに流したらまず最初にすべきこと

ナプキンをトイレに流してしまったら、パニックにならず落ち着いて行動することが最優先です。焦って余計な操作をすると、状況を悪化させてしまうことがあります。

止水栓を閉める

最初にすべきことは、止水栓を閉めて水が流れないようにすることです。

止水栓はトイレタンクの横・後ろ、または床付近に設置されています。マイナスドライバーを溝に当て、時計回りに回すことで水を止められるタイプが多いです。止水栓を閉めることで、誤ってレバーを操作しても水が流れず、ナプキンが排水管の奥へ押し流されるリスクを防げます。

水を絶対に流さない

止水栓を閉めた後は、レバーを操作して水を流すことはやめてください。

水を流すとナプキンが排水管の奥へ押し流され、取り出しが難しくなる場合があります。詰まりが深部に及ぶほど作業が大がかりになり、修理費用も高くなる可能性があるため、まず水を止めることが重要です。

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ナプキンを流したが詰まっていない場合の確認と対処法

ナプキンを流したが詰まっていない場合の確認と対処法

「流してしまったけれど、今のところ水は正常に流れている」という場合でも安心はできません。排水管の奥でナプキンが引っかかっており、詰まりかけている可能性があります。

つまりの有無を確認する方法

水があふれそうな状態でなければ、バケツに少量の水を入れて、ゆっくりと排水口へ流し込みましょう。以下のいずれかの症状が現れた場合は、排水管内でナプキンが詰まっている可能性があります。

  • ゴボゴボと異音を立てて流れる
  • 水位が上がったまま下がらない
  • 流れるまでに時間がかかる
  • 水位がいつもより低い

ただし、便器内の水位が高い場合やあふれそうな場合は、水を追加で流さないでください。症状がない場合でも、ナプキンが排水管途中に留まっている可能性はゼロではありません。

詰まっていなくても放置してはいけない理由

一見問題なく流れているように見えても、ナプキンは固形物であり、水や一般的な薬剤では溶けない素材でできています。排水管の途中で引っかかっていれば、後から水の流れが悪くなったり、突然水があふれたりする可能性があります。

症状がない場合でも、しばらくはトイレの使用を控え、異音・水位上昇・流れにくさがないか確認しましょう。不安がある場合やナプキンを取り出せない場合は、水道修理業者に配管の状態を点検してもらうことをおすすめします。

一戸建ての場合は排水桝も確認する

一戸建てにお住まいの場合は、可能であればトイレの排水管とつながっている排水桝(排水マス)を確認しましょう。

排水桝は建物の外、地面に埋まった状態で設置されていることが多いです。蓋を開けてナプキンが流れ込んでいないか目視確認し、手の届く範囲に留まっている場合はゴム手袋などを着用して取り除きましょう。無理に奥まで探る必要はありません。

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ナプキンがトイレにつまった時の対処法

ナプキンがトイレに詰まってしまった場合は、無理に押し流そうとせず、状況に応じて対処しましょう。焦らず段階的に対応することが、被害を最小限に抑えるポイントです。

1.ナプキンが手で取り出せるか確認する

まずは便器の中にナプキンが見えているかどうかを確認しましょう。排水口付近に沈んでいたり、一部が見えていたりする場合は、手で取り出せることがあります。

取り出す際は、必ずゴム手袋を着用してください。素手での作業は、爪の間や傷口から雑菌が入り込む危険性があります。

取り出したナプキンは、吸水した水分が飛び散らないようにビニール袋で二重に包んで捨てましょう。手で取り出せない場合は、無理に奥へ押し込まず次の対応を検討してください。

2.見えない場合は無理に道具を差し込まない

便器内や排水口付近にナプキンが見えない場合は、針金ハンガーや硬い棒などを無理に差し込まないようにしましょう。

無理に奥まで差し込むと、ナプキンをさらに排水管の奥へ押し込んだり、便器や排水管を傷つけたりするおそれがあります。

ワイヤーブラシを使う場合

ワイヤーブラシを使ったトイレつまりの解消

ワイヤーブラシとは、ワイヤーの先にブラシが付いた清掃道具です。排水管内の汚れや軽いつまりに使われることがあります。

ただし、ナプキンのような固形物が原因の場合、使い方を誤ると奥へ押し込んでしまう可能性があります。便器内や排水口付近に異物が見えており、手前に引き出せそうな場合のみ、慎重に使用しましょう。

使う場合の流れは以下のとおりです。

手順 内容
ゴム手袋を着用し、便器内の水が多い場合は少し汲み出す
ワイヤーを排水口へゆっくり差し込む
強く押し込まず、異物に触れたら手前へ引き出すことを意識する
引っかからない場合や奥へ入っていく場合は、すぐに作業を中止する

作業中に少しでも不安がある場合は、無理をせず水道修理業者へ相談しましょう。

針金ハンガーの使用はおすすめしない

針金ハンガーの加工・使い方

針金ハンガーを加工して異物を取ろうとする方法もありますが、ナプキンによるトイレつまりでは基本的におすすめできません。

針金ハンガーは先端が硬く、便器を傷つけたり、ナプキンをさらに奥へ押し込んだりする可能性があります。便器内にナプキンがはっきり見えていて、手前に軽く引き寄せられる場合を除き、使用は避けましょう。

3.水道修理業者に依頼する

ナプキンが見えない場合や、自力で取り出せない場合は、早めに水道修理業者への依頼を検討しましょう。

無理に作業を続けると、ナプキンを奥へ押し込んでしまい、便器の取り外しや排水管作業が必要になることがあります。自力での対処が難しい場合は、早めに専門業者へ相談することが、結果的に費用を抑えることにつながります。

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ナプキンによるトイレつまりのNG行動

ナプキンによるトイレつまりでやってはいけないNG行動

ナプキンがトイレに詰まった際にやってしまいがちなNG行動があります。以下の行動は症状を悪化させる原因になるため、避けてください。

水を何度も流す

ナプキンがトイレに詰まったとき、水を大量に流して押し流そうとするのはNGです。

ナプキンは長時間水につけても溶けることはなく、何度も水を流すと詰まりが悪化する可能性があります。ナプキンが排水管の深部へ押し込まれれば取り出しが困難になり、修理費用が高くなる場合もあります。

ラバーカップ(すっぽん)を使う

ラバーカップはトイレットペーパーや排泄物が原因の軽いつまりには有効な場合がありますが、ナプキンなど水に溶けない固形物を流したと分かっている場合は、原則使用しないでください。

加圧・吸引の力により、固形物であるナプキンをさらに排水管の奥へ押し込んでしまう可能性があります。一度奥へ入ってしまうと、便器の取り外しなどが必要になることがあります。

薬剤(重曹・クエン酸・パイプユニッシュ等)を使う

重曹やクエン酸、サンポール、パイプユニッシュなどの市販薬剤は、ナプキンを溶かす・分解する効果は期待できません。

ナプキンはプラスチック系素材や吸収材を含む複合素材でできており、トイレットペーパーのように水に溶けるものではありません。効果のない薬剤を繰り返し使用すると、便器や排水管を傷めるおそれがあります。ナプキンを流した場合は、薬剤で解消しようとせず、取り出すことを優先しましょう。

熱湯を流す

熱湯を注いで詰まりを解消しようとするのも危険です。ナプキンに熱湯をかけても分解・溶解されることはありません。

それどころか、陶器製の便器は急激な温度変化に弱く、熱湯によってひび割れや破損が起こるおそれがあります。また、一般的な塩ビ系の排水管は高温に弱く、熱湯で変形する可能性があります。トイレには熱湯を流さないようにしましょう。

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ナプキンをトイレに流してはいけない理由

ナプキンをトイレに流してはいけない理由

そもそもなぜナプキンをトイレに流してはいけないのか、素材の特性から詳しく解説します。

水に溶けない素材でできているから

生理用ナプキンは、以下のような複数の素材を組み合わせて作られています。

部位 素材・特徴
表面材 不織布など
吸収材 綿状パルプ・高吸収性ポリマーなど
防漏材 フィルム・不織布など
ズレ止め材 粘着剤

これらは水に溶けることを前提に作られた素材ではなく、トイレットペーパーとは性質が異なります。トイレに流すことを前提として作られていないため、そのまま排水管に流れ込むと詰まりの原因になります。

排水管を詰まらせる恐れがあるから

高吸収性ポリマーを含むナプキンは、排水管を流れる途中で水を吸収し、膨らむことがあります。

膨らんだナプキンが排水管内で引っかかると、水の流れを妨げ、つまりや逆流の原因になります。また、ズレ止めの粘着剤や周囲の汚れが絡み、詰まりを悪化させる場合もあります。

無理な作業で被害が広がる恐れがあるから

ナプキンが排水管内に入ってしまった状態で、水を何度も流したり、硬い道具で無理に押し込んだりすると、詰まりが奥へ移動して作業が大がかりになる可能性があります。

便器の取り外しや排水管の清掃が必要になると、修理費用が高くなることもあります。無理に自力で解決しようとせず、取り出せない場合は早めに専門業者へ相談しましょう。

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マンション・一戸建て別の対処手順

マンション・一戸建て別の対処手順

お住まいの形態によって、ナプキンのトイレ詰まりへの対処手順が異なります。それぞれの注意点を確認しておきましょう。

マンション・賃貸アパートの場合

マンションや賃貸アパートにお住まいの場合は、自分で水道業者を手配する前に、管理会社や大家さんへ連絡するのが基本です。

マンションや賃貸物件では、水回りトラブル時の対応方法が管理規約や契約内容で決められている場合があります。無断で業者を手配すると、費用負担をめぐってトラブルになることもあるため注意しましょう。

  1. 止水栓を閉め、トイレの使用を控える
  2. 便器内に見えていればゴム手袋を着用して取り出す
  3. 取り出せなければ無理に作業しない
  4. 管理規約や契約内容を確認する
  5. 大家さんまたは管理会社へ連絡し、指示に従う

また、水漏れなどで階下に被害が出た場合は、火災保険の個人賠償責任補償などが関係する場合もあります。加入している保険の内容も確認しておきましょう。

一戸建ての場合

一戸建ての場合は、必要に応じて直接水道修理業者へ依頼できます。

前述のとおり、建物外の排水桝も確認しましょう。排水桝にナプキンが流れ込んでいる場合は、排水桝の清掃が必要になることがあります。自力で確認できない場合や、排水桝の奥で詰まっている場合は、無理に作業せず業者へ相談してください。

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自力で解決できない場合は水道修理業者へ

自力で解決できない場合は水道修理業者へ

自力での対処に限界を感じたら、早めに水道修理業者へ依頼しましょう。時間をかけるほど詰まりが奥へ移動したり、作業が大がかりになったりする可能性があります。

業者に依頼すべき判断基準

以下の状況に当てはまる場合は、すぐに水道修理業者へ相談することをおすすめします。

  • ナプキンが便器内に見えない場合
  • 自力で取り出せない場合
  • 水位が上がる・流れが悪い・異音がする場合
  • 一時的に流れても再発する場合
  • つまりの原因が特定できない場合

対処が遅れると、便器の取り外しや排水管清掃が必要になる場合があります。早期の対応が、費用を最小限に抑えるためにも重要です。

修理料金の相場

ナプキンがトイレに詰まった際の修理料金の目安は以下のとおりです。

修理内容 料金相場
軽度のつまり除去 6,000円〜10,000円程度
専用器具を使ったつまり取り作業 10,000円〜20,000円程度
便器の取り外しを伴うつまり修理 20,000円〜50,000円程度
汚水桝(排水桝)や排水管の清掃 20,000円〜40,000円程度

料金は詰まりの場所・作業内容・時間帯・出張費の有無によって変動します。依頼前には、作業内容と追加費用の有無を必ず確認しましょう。深夜・早朝・休日は割増料金がかかる場合もあります。

悪徳業者にご注意ください

水道修理業者の中には悪徳業者も存在します。「数百円〜」など極端に安い広告を見て依頼した結果、最終的に高額請求されたという相談もあります。

業者を選ぶ際は以下の点を確認しましょう。

  • 作業前に書面での見積提示があるか
  • 追加費用が発生する条件を説明してくれるか
  • 水道局指定工事店または排水設備指定工事店であるか
  • 口コミ・実績が確認できるか
  • 作業後の保証やアフター対応があるか

指定工事店とは、自治体が一定の要件を満たす事業者として指定した業者です。ただし、指定工事店であることだけで料金の安さやトラブルゼロが保証されるわけではありません。作業前の見積もりや説明が明確かどうかも必ず確認しましょう。

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ナプキンのトイレつまりを予防するには

ナプキンのトイレつまりを予防するには

ナプキンによるトイレ詰まりは、日頃の習慣を少し変えるだけで予防できます。以下のポイントを参考にしてください。

ナプキンを高い場所に保管しない

ナプキンは背伸びしなくても取り出せる高さに保管することをおすすめします。

高い場所に保管すると、取り出す際にバランスを崩して落下させてしまうリスクが高まります。特にトイレの棚など便器の近くに収納している場合、誤って便器内へ落としてしまう可能性があります。どうしても高い場所に収納しなければならない場合は、フタ付きの容器や持ち手のある収納ケースを使用しましょう。

便器の上でナプキンを開封しない

便器の真上でナプキンを開封すると、落としたときにそのままトイレに入ってしまうリスクがあります。開封は便器から離れた場所で行うか、落下しにくい姿勢で行うようにしましょう。

使用済みナプキンはトイレに流さず、トイレットペーパーや包装材などに包んで、自治体のルールに従って可燃ゴミなどで処分してください。

まとめ

ナプキンをトイレに流してしまった場合の対処法と注意点をまとめます。

  • まず止水栓を閉め、水を流さないようにする
  • レバーで何度も水を流さない
  • 見えていれば手(ゴム手袋着用)で取り出す
  • 見えない場合は針金ハンガーなどを無理に差し込まない
  • 自力で取り出せない場合は早めに水道修理業者へ相談する

ラバーカップ・薬剤・熱湯・大量の水はいずれも原則避けるべき対処法です。ナプキンは水に溶けないため、無理に押し流そうとすると詰まりを悪化させる可能性があります。

自力での対処に限界を感じたら、早めに水道修理業者へ依頼することが、トラブルと費用の拡大を防ぐために重要です。修理費用は作業内容や時間帯によって変動するため、依頼前に見積もりと追加費用の有無を必ず確認しましょう。マンションや賃貸物件の場合は、自己判断で業者を呼ぶ前に、管理会社や大家さんへ連絡することをおすすめします。

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ナプキンのトイレつまりに関するよくある質問

流してしまったが今のところ詰まっていない。放置して大丈夫?
流した後、水は何回まで流していい?
夜中にナプキンを流してしまった。明日まで待てる?
おりものシートをトイレに流してしまった場合も同じ対処が必要?
子どもがナプキンをトイレに落としてしまった。どうすればいい?