和式のトイレつまりを解消したい!自力で直す方法や原因を解説
本記事では和式トイレのつまりを解消する方法について、紹介しています。
現在ではめっきり減ってきた和式トイレ。
つまりが起きると、どうしたらよいかわからず、慌ててしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は、自力で対処できる方法や専門業者に依頼すべきケースについても解説しています。
和式トイレのつまりにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
「和式トイレがつまった!」こんな時どうしたらいいの?
和式トイレのつまりは、頭を悩ませる問題の一つです。
トイレつまりの状況や原因によって、対処方法は異なります。放置しても問題ないケースや自力で対応できるケース、水道修理専門業者に依頼したほうがよいケースに分けて、それぞれの対応方法を解説します。
そのまま放置しても問題ないケース
和式トイレがつまった場合でも、すぐに対処が必要なわけではありません。
トイレットペーパーや排泄物が原因で、水の流れが遅くなっているケースは、自然に解消されることがあります。
その場合は、しばらく時間を置いてから、再度レバーを回してみてください。
しかし、水位が急激に上昇したり、水が全く流れなくなったりする場合は、放置せずに対処する必要があります。
自力で対応できるケース
和式のトイレつまりにおいて、軽度から中度のつまりの場合は、自力で対処できる場合もあります。
自力で対処できる具体的な症状は、以下のとおりです。
- 水に溶けるものが原因でトイレつまりが起きているとき
- つまりの原因が特定できて、直し方がわかるとき
自力で修理する方法は、以下で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ただし、使用する道具や材料には注意して、安全に作業を行いましょう。
水道修理専門業者に依頼した方がよいケース
自力での対応が難しい場合や、対処法を試みたものの、つまりが解消しない場合は、水道修理専門業者に依頼しましょう。
特に、排水管の損傷や、トイレ自体の故障が原因の場合、専門的な知識と修理道具が必要です。
また、和式トイレの構造上、つまりやすい箇所にアプローチするためには、専門的な技術が求められることも。
修理費用はかかりますが、業者に依頼すればトイレつまりの問題を根本から解決できます。
症状の改善だけでなく、再発を防ぎたいのであれば、業者に依頼するのがおすすめです。
和式トイレのつまりを自分で解消する4つの方法
和式トイレがつまったとき、業者へ依頼する前に、自分で解消できる方法がいくつかあります。
家庭によくある道具や材料を使って、比較的簡単につまりを解消できる方法を紹介します。
使用する際は、安全に注意して作業してください。
なお、水に溶けないもの(生理用品や子どものおもちゃなど)がつまりの原因となっている場合、ここで紹介する方法は使えません。
その場合は、無理に取り出そうとすると、排水管の破損やキズにつながる恐れがあるため、水道修理業者に依頼することをおすすめします。
ラバーカップ(すっぽん)を使う方法
ラバーカップは、トイレのつまりを解消するための、昔からある道具の一つです。
使い方は以下のとおりです。
- ラバーカップを排水口にしっかりと密着させる
- 強く押し込んだ後、勢いよく引き上げる
- 2の動作を繰り返す
何度も押したり引いたりすることで、排水管内の圧力変化を利用し、つまりを柔らかくほぐして押し流します。
3のあとに、水がいつものように流れていればOKです。
なお、排水口に溜まっている水を、半分程度取り除いておきましょう。ラバーカップを使用した際に、水のとびちりを防げます。
重曹とクエン酸を使う方法
重曹とクエン酸による化学反応を利用して、トイレつまりを解消します。
手順は以下のとおりです。
- トイレに重曹を50cc程度入れる
- クエン酸を100cc入れる
- バケツに入れたぬるま湯を入れる(約50℃)
- 1時間ほど待機する
- バケツに入れた水を注ぎ、流れるかどうかを確認する
なお、重曹とクエン酸を入れる順番に、注意が必要です。
クエン酸を先に入れると、発泡時間が短くなり、効果が弱まってしまうため、必ず重曹を先に入れてください。
作業後は、十分に水を流して洗い流してください。特に、クエン酸が塩素系洗剤と混ざると、有毒なガスを発生させるため危険です。
こちらの記事でも詳しく解説しています。
ワイヤーブラシを使う方法
ワイヤーブラシとは、その名の通りワイヤーの先にブラシがついた掃除道具のことです。ホームセンターや大手雑貨店、インターネット通販などで購入できます。
使い方は以下のとおりです。
- ワイヤーブラシを排水管の奥まで挿入する
- 異物に当たったら、ハンドルを動かしてつまりをぐしていく
- 水の流れを感じたら、バケツに入れた水を注ぐ
排水管にあるかたまりを削り取り、つまりを解消させる方法です。
無理やり押し込むとかえってつまりを悪化させる恐れがあるので、使用する際には注意しましょう。
ポイントはゆっくりと動かすことです。焦らず、少しずつほぐしていくつもりで使ってみてください。
4.針金ハンガーを使う方法
一般家庭にある針金ハンガーを加工し、それを使った道具で、トイレつまりを解消できることがあります。
まずは針金ハンガーの肩にかける部分をペンチでカットし、一本の長い状態にします。
片方の先端を丸くして、金魚のポイのような形を作ったら、できあがりです。
針金ハンガーを使った方法は、以下のとおりです。
- 針金ハンガーの輪っかの部分を、排水管の奥まで挿入する
- 異物に当たったら、上下左右に揺らして、かたまりを削り取るようにほぐしていく
- バケツに入れた水を注ぐ
針金ハンガーのほどよい固さを利用し、かたまりを削り取って解消させていきます。
針金ハンガーを成形する際は、怪我をしないよう、軍手をはめるなどして取り扱ってください。
挿入する際に強く押し当てると、排水管や便器を傷つける恐れがありますので、注意しましょう。
なお、針金ハンガーの詳しい使い方はこちらでも紹介しています。
和式トイレの構造
和式トイレの構造を知ることは、つまりを解消するうえで重要です。
ここでは、和式トイレの基本的な構造について解説します。
和式トイレは、昔からあるタイプのトイレで、便器にまたいでしゃがみながら用を足すスタイルです。
一般的な洋式トイレと比べ、排水管は太く作られています。
節水効果は劣りますが、その分流れる水の量が多いため、汚れはつきにくくつまりにくい特徴があります。
排水管は水平に配置されており、シンプルな排水構造になっています。
和式トイレがつまるサインとは
トイレのつまりは突発的に起こるものではありません。
ある程度の前兆が存在します。
以下で説明するサインに早期に気づき、適切に対処することで、より大きなトラブルを未然に防げます。
水位が上下する
トイレの水を流したときに水位が上下する場合は、つまりの兆候が見られます。
つまりがなく正常なら、スムーズに水が流れていきます。
しかし水位が通常よりも高い、あるいは使用後に水位がなかなか下がらない場合は、排水管に何らかの障害がある可能性のサインです。
まずは自力で対処してみて、それでも症状が改善されなければ水道修理専門業者に依頼しましょう。
水が流れにくい
トイレを流した時に水がスムーズに流れなかったり、流れが非常に遅い場合はつまりの一般的な兆候です。
正常な状態なら、トイレの水は勢いよく流れます。
もし、流れにくい状況が続くなら、何らかの異常があるということです。
たとえば、トイレを流しても水がなかなか流れきらない、または水が排水口から逆流してくるような状況の場合は、排水管内に異物がつまっていることが考えられます。
悪臭が続く
和式トイレの排水管がつまると、時に強烈な臭いを発生させることがあります。
これは水を流しても取れなかったつまりが腐敗し、悪臭が発生していると考えられます。
正常に排水されれば、臭いが発生することはありません。
臭いは、衛生上の問題だけでなく、つまりが進行している警告信号でもあります。
トイレ掃除しても臭いが取れない場合は、トイレつまりを疑ってみましょう。
異音がする
通常では聞こえないような異音がトイレの使用中や使用後に聞こえる場合は、なんらかの異常が発生している可能性があります。
排水管がつまると、つまりの周りに空気がたまり始めます。
そこに水を流すことで、空気が押し出され、ゴボゴボと音が鳴るというわけです。
ただし、異音が起こるケースは、必ずつまりが起きているというわけでもありません。
大量の雨が降った場合にも、同じような現象が起こることもあります。
和式トイレがつまる原因
一般的に、和式トイレがつまる原因の1つは、トイレットペーパーや排泄物がつまること、もう1つは異物がつまることです。
これらの原因について詳しく見ていきましょう。
トイレットペーパーや排泄物
和式・洋式にかかわらず、もっとも多いトイレつまりの原因は、トイレットペーパーの使いすぎです。
トイレットペーパーは基本的に水に溶けやすいように設計されていますが、大量に使用すると、つまりを引き起こす要因となります。
特に節水対策を行なって水量が極端に少なかったり、排水管に尿石が溜まっていたりすると、トイレットペーパーが水と一緒に流されずに排水管内で固まってしまうのです。
このようなトイレットペーパーのつまりを起こさないためには、大量に流さないよう注意しましょう。
トイレットペーパー以外の異物
和式トイレがつまるもう1つの大きな原因は、トイレットペーパー以外の異物です。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 生理用品
- おむつ
- 猫砂
- ティッシュペーパー
- ウェットティッシュ
- スマートフォン
- 子どものおもちゃ
これらの異物は水に溶けず、排水管を通過できないため、内部でつまりを引き起こします。
特に、ポリマーが使われているおむつ等は吸水性が高いため、一度排水管に入り込むと危険です。
水分を吸収すると膨張し、排水管内を完全にふさいでしまう可能性があります。
場合によっては排水管に圧力を与え、最悪の場合、破損させてしまう恐れも。
他にもポケットに入っていた小物が、座ったり立ち上がったりした瞬間に落ちることもあるので、注意が必要です。
和式トイレでつまりやすい箇所
和式トイレでつまりやすいのは、以下の3箇所です。
- 便器
- 排水管
- 汚水枡
便器でつまりが起きている場合は、比較的取り出しやすいと言えます。
一方で、排水管でのつまりは目に見えないところにあり、道具を使ってつまりを取り出す必要があります。
問題は、汚水枡でのつまりです。汚水枡は家の外にあり、トイレの水や排泄物・トイレットペーパーを下水へ流す際に、ごみや固まった油などを取り除く役割があります。
汚れが蓄積されたり、つまりの原因となるものを流すと、ここでつまりが起きることも。
汚水枡はマイナスドライバーを使ってフタを開けられ、直接つまり具合を確認できます。
自力でつまりを取り除くこともできますが、自分で対処したくない方は、業者に清掃を依頼しましょう。
和式トイレをつまらせないためにできる予防策
和式トイレをつまらせないための予防策を紹介します。
トイレがつまると、日常生活が不便になります。適切な使い方を心がけることで、つまりを防ぎやすくなるので、日頃から意識してみてください。
トイレットペーパー以外のものを流さない
トイレは、排泄物やトイレットペーパーを流すために作られたものなので、それ以外のものは流さないようにしましょう。
たとえば、吐瀉物(嘔吐したもの)をトイレへ流す人もいるかもしれません。
しかし排泄物と違い、吐瀉物は完全に消化されているわけではないため、油が冷えて固まるとつまりの原因となることもあるのです。
なお、水に溶けないものはトイレに流すのではなく、自治体のルールに沿って処分してください。
水に溶けるシートは広げて一枚ずつ流す
水に溶けるシート類でも、何重にも折り曲げたままで流すと、排水管でつまりを引き起こす原因となります。
使用する際には、シートを広げてから流すようにしましょう。一枚ずつ流せば、水中で分解しやすくなり、排水管をスムーズに通過できます。
また、一度に何枚も流すとつまりやすくなるため、複数枚流すときは数回に分けるとよいでしょう。
不要なものはトイレに持ち込まない
排泄に関係ないものは、トイレに持ち込まないようにしましょう。
たとえば、スマートフォンを見ながらトイレへ入る人もいるかもしれませんが、便器に落とすリスクがあります。
誤って落下すると、つまりの原因となります。
また、小さなお子さんがいる家庭では、おもちゃがトイレに落ちてしまうケースも。
トイレを使用する際、大切なものはトイレの外に置いておきましょう。
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和式トイレがつまった場合は、まずは慌てずに症状を確認し、適切に処置しましょう。
自分で対処できない場合やお困りであれば、水道修理専門業者に依頼するのがおすすめです。
なお、水廻り修理サポートセンターでは和式トイレのつまり修理に対応しております。
自治体認定の「水道局指定工事店」なので、安心してご依頼いただけます。
出張費用や見積もり費用は0円ですので、余分な費用はかかりません。
エリア内であれば、最短30分で駆けつけます。
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