賃貸のトイレタンクの掃除は必要!掃除方法や注意点・便利なグッズ

2024/08/05

2024/09/13

本記事では賃貸住宅のトイレタンクに関する掃除の必要性や、実際の掃除方法について解説しています。

掃除の際に用意しておくと便利なアイテムやグッズなども紹介。賃貸ならではのトイレタンク清掃に関する注意点なども紹介していますので、ぜひご覧ください。

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賃貸でもトイレタンクの掃除は必要

賃貸でもトイレタンクの掃除は必要?

賃貸物件に住んでいる方の中には、トイレタンクの掃除が必要かどうか迷う方も多いでしょう。結論から言えば、賃貸でもトイレタンクの掃除は必要です。タンク内は湿気が多く、黒カビや水アカが発生しやすい環境です。これらは衛生面の問題だけでなく、嫌な臭いの原因にもなります。

掃除は3〜6ヶ月に1回程度行うのが理想的です。ただし、賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社に事前に確認を取ることをおすすめします。掃除の際は、中性洗剤やクエン酸を使用し、タンク内の部品を傷めないよう注意しましょう。適切な方法で掃除することで、衛生的で快適なトイレ環境を維持できます。

賃貸のトイレタンクの掃除方法

賃貸のトイレタンクの掃除方法

賃貸物件でも、トイレタンクの掃除は衛生面から重要です。カビや水垢の発生を防ぎ、トイレの清潔さを保つために、定期的な掃除が必要です。ここでは、賃貸住宅でも簡単に行えるトイレタンクの掃除方法と、必要な道具をご紹介します。

掃除に必要な道具と準備するもの

トイレタンクの掃除に必要な道具は、以下のとおりです。

  • 中性洗剤
  • スポンジまたは柔らかい布(マイクロファイバーなど)
  • 古歯ブラシ
  • ゴム手袋
  • バケツ
  • マイナスドライバー(止水栓調整用)
  • クエン酸スプレー(あると良いもの)

これらの道具は、ほとんどが家庭にあるものです。中性洗剤を使用することで、タンク内の部品を傷めずに安全に掃除できます。クエン酸スプレーは水垢除去に効果的ですが、必須ではありません。これらの道具を用意することで、賃貸物件でも簡単かつ効果的にトイレタンクの掃除ができます。

トイレタンクの水を抜く方法

トイレタンクの掃除を始める前に、まず水を抜く必要があります。以下の手順で行いましょう。

  1. 止水栓を閉める:タンクに繋がる給水管の付け根にある止水栓を、マイナスドライバーで時計回りに回して閉めます。(止水栓は床面やトイレの外にある場合もあります。)
  2. タンク内の水を流す:洗浄レバーを回して、タンク内の水を完全に流します。
  3. タンクのフタを外す:タンクのフタを慎重に取り外します。ただし、取扱説明書にフタの外し方が記載されていない場合は、感電や故障の恐れがあるため専門業者に依頼しましょう。
  4. 残った水を拭き取る:タンク内に残った水をスポンジや布で拭き取ります。

この作業により、タンク内部の掃除が行いやすくなります。この時点で一度スマホなどで撮影しておくことをおすすめします。掃除後に部品を元に戻す際、写真を参考にすると迷わず元の位置に戻せます。

なお手洗い付きタンクの場合、フタと手洗い管が接続されている場合があるため確認が必要です。一部のタイプでは、手洗い管の金具とボールタップをつなぐじゃばら管のナットを回して外す必要があります。無理に外そうとすると部品を破損させてしまうこともあるため、慎重に対応しましょう。

誤って損傷させてしまったときは専門家に相談!

タンク内部の洗浄手順

タンク内部の洗浄は以下の手順で行います。作業中はタンク下に水が垂れることもありますので、周囲にビニールシートやいらないバスタオルなどを敷いておくとよいでしょう。

  1. 中性洗剤を使用:スポンジや柔らかい布に中性洗剤を付け、タンク内部全体を丁寧に拭きます。
  2. 細部の洗浄:古歯ブラシを使って、フロート弁やオーバーフロー管など細かい部分の汚れを落とします。
  3. 水垢除去:頑固な水垢にはクエン酸スプレーを使用し、5分ほど放置後に洗い流します。
  4. すすぎ:きれいな水で十分にすすぎ、洗剤が残らないようにします。
  5. 乾燥:清潔な布で水分を拭き取り、自然乾燥させます。

掃除後は、タンク内になるべく洗剤が残らないよう、しっかりとすすぐことが大切です。

掃除後の確認とタンクへの給水

掃除が完了したら、以下の手順で確認と給水を行います。

  1. 部品を取り付ける:取り外した部品をタンク内の元の位置に戻します。
  2. タンク内部の点検:部品の位置や接続が正しいか確認します。
  3. 止水栓を開ける:ゆっくりと反時計回りに回し、水を供給します。
  4. 水漏れチェック:タンクに水が溜まる間、接続部分から水漏れがないか注意深く観察します。
  5. 適切な水位の確認:オーバーフロー管の上端から2〜3cm下に水面がくるのが理想的です。
  6. 洗浄テスト:レバーを操作して水が正常に流れるか確認します。
  7. フィタの取り付け:タンクのフタをしっかりと元の位置に戻します。

これでトイレタンクの掃除は完了です。手間はかかりますが、掃除自体はとてもシンプルです。賃貸物件でも、これらの簡単なメンテナンスを心がけることで、快適なトイレ環境を維持できます。

もしも清掃中にタンク内やトイレに異常が見つかった場合は、無理に対処せず専門家に相談しましょう。

賃貸のトイレタンクの掃除に使えるおすすめグッズ

賃貸のトイレタンクの掃除に使えるおすすめグッズ

トイレタンクの掃除につかえる便利なアイテムや、おすすめグッズを紹介します。

トイレタンク専用洗浄剤

トイレタンク専用の洗浄剤は、水アカやカビを効率的に除去できます。粉末タイプ、タブレットタイプなどさまざまな種類があるので、使いやすいものを選びましょう。

おすすめの洗浄剤はこちら

  • 小林製薬 ブルーレット ドボン
  • 小林製薬 ブルーレット トイレ洗浄中
  • 木村石鹸工業 トイレタンク洗浄剤
  • 白いひつじ トイレタンクの洗浄剤
  • ボタニキャン トイレWクリーナー

※タンクの水抜き前に使用するものが多いです。掃除前に使用したほうが良い場合もありますので、パッケージなどで洗浄剤の使用手順を確認してください。

※使用時は浄化槽に影響を与えない成分の商品か、念のため確認してください。

酵素系漂白剤

酵素系漂白剤はトイレタンク内で発生しているカビを取り除くのに適しています。酵素系漂白剤を希釈またはそのままタンク内に投入し、しばらく放置してから洗い流します。

※タンク内の部品を傷める可能性があるため、「塩素系漂白剤」の使用は避けましょう。

※長時間放置すると変色の原因となる場合があります。放置時間を守りましょう。

重曹

重曹は安全で効果的な自然派洗剤です。タンク内に1カップ入れて6時間ほど放置すると、汚れを落とす効果があります。

お酢

お酢は水垢を緩める効果があり、尿汚れや臭いにも効果的です。水で薄めて使用しましょう。オスを使用した後でブラシなどでこすると汚れが落ちやすくなります。

中性洗剤

一般的な中性洗剤でも、タンク内部の掃除に使用できます。たとえば食器用洗剤やお風呂用洗剤、マイペットやウタマロなどがこれに当たります。ただし、ブラシ等でこする際は強くこすりすぎないよう注意が必要です。

柔らかいブラシや歯ブラシ

タンク内部の掃除には、柔らかいブラシや古い歯ブラシが便利です。新品よりも古くなってブラシがけば立っている状態の物の方が、タンクを傷つけずに使用できます。部品を傷つけないよう、優しくこするようにしましょう。

500mlの空のペットボトル

500mlの空のペットボトルは、タンク内の洗浄剤や洗剤を流すのにあると便利なアイテムです。100円ショップなどで購入できるペットボトルブラシなどと組み合わせて使うと、より効率よくすすぎや掃除もできます。

賃貸のトイレタンクを掃除する際の注意点

賃貸のトイレタンクを掃除する際の注意点

賃貸物件でトイレタンクを掃除する際は、部品の破損や故障のリスクを避けるため、いくつかの注意点があります。適切な方法で掃除を行い、トラブルを防ぐことが重要です。

できれば大家や管理会社に確認する

賃貸物件でトイレタンクの掃除を行う前に、大家や管理会社に確認することが重要です。

一般的に、トイレタンクの掃除は入居者の責任とされますが、物件によってはタンク内部の掃除を禁止している場合もあります。契約書でトイレタンクの掃除に関する規定が定められていることもありますので、事前に目を通しておくのもおすすめです。

掃除の際に部品を破損してしまった場合の責任問題を避けるためにも、事前に許可を得ておくと安心です。確認の際には、推奨される掃除方法や使用可能な洗剤についても尋ねておくと良いでしょう。

トイレタンク清掃に適した洗剤を使う

トイレタンクの清掃には、適切な洗剤を選ぶことが大切です。酸性やアルカリ性の強い洗剤は、タンク内の部品を傷める可能性があるため避けた方が安心です。賃貸の場合、タンクを損傷させてしまうと、修理や交換費用などを負担しなければならない場合もあります。

タンク内の清掃をするときは、中性洗剤や専用のトイレタンク洗浄剤がおすすめです。また、重曹やクエン酸などの自然派洗剤も安全に使用できます。洗剤を選ぶ際は、製品の説明をよく読み、タンク内での使用が適していることを確認するとよいでしょう。

部品を傷めないよう注意する

トイレタンクの掃除を行う際は、内部の部品を傷めないよう細心の注意が必要です。強い力でこすったり、鋭利な道具を使用したりすることは避けましょう。特に、フロート、フラッパー、フィルバルブなどの繊細な部品には注意が必要です。

これらの部品が損傷すると、水漏れや不具合の原因となり、修理費用がかかる可能性があります。柔らかいスポンジや布を使用し、優しく拭き取るようにしましょう。

手洗い用の芳香洗浄剤の設置は避ける

トイレタンクの手洗い用水栓口に芳香洗浄剤や洗浄剤を置くことは避けましょう。大家や管理会社の中には、こうした芳香洗浄剤の使用を禁じていることもあります。

これらの製品には酸性やアルカリ性の成分が含まれており、タンク内の部品を傷める可能性があります。特に樹脂やゴム製、発泡スチロールの部品は影響を受けやすく、使用により止水不良や水漏れなどの不具合が発生するリスクがあります。また一部では、こうした洗浄剤の色素や校了が、浄化槽や水質に影響を与えると考え、使用を禁止している管理会社などもあります。

※置くタイプの商品の中にはタンク内や浄化槽に影響のないものもあります。確認の上、大家や管理会社の許可が得られるのであれば使用しても問題はありません。

※トイレメーカーでは水撥ねにより家財等を損傷する可能性があることから、使用を推奨していません。

頑固な汚れはプロに相談するのもひとつの手

頑固な汚れはプロに相談するのもひとつの手

自分で掃除しても落ちない頑固な汚れがある場合は、プロのクリーニングサービスを利用するのも効果的です。専門的な知識と技術を持つプロならではのメリットについて解説します。

細かい部分まで丁寧に清掃してもらえる

プロのクリーニングサービスを利用すると、普段の掃除では見落としがちな細かい部分まで丁寧に清掃してもらえます。トイレタンクの内部や裏側、フロートやフラッパーなどの部品周りも専門的な技術で徹底的に洗浄します。

また、専用の洗剤や道具を使用するため、頑固な水垢やカルキ汚れも効果的に除去できます。プロの清掃により、目に見える部分だけでなく、普段手の届きにくい箇所まで衛生的に保つことができるのです。

タンクの傷や故障のリスクを減らせる

プロのクリーニングサービスを利用することで、タンクの傷や故障のリスクを大幅に減らすことができます。専門家は適切な洗剤と道具を使用し、タンクの素材や構造を熟知しているため、不適切な清掃方法による損傷を防ぎます。

特に、古いタンクや特殊な構造を持つタンクの場合、素人の清掃では部品を傷つけたり、水漏れを引き起こしたりする可能性があります。プロは慎重に作業を行い、タンクの機能を損なうことなく徹底的に清掃します。

タンク内に不具合を発見したときは水廻り修理サポートセンターへ

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万が一トイレタンク内を清掃している際に不具合などを発見したら、水廻り修理サポートセンターにご相談ください。各種トイレタンク内パーツなどもございますので、早急に対応・修理が可能です。

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賃貸のトイレタンクの掃除に関するよくある質問

トイレタンクの掃除頻度はどのくらいが適切ですか?
トイレタンクの掃除に必要な道具は何ですか?
トイレタンクの掃除中に気をつけるべきことは?