流せるトイレブラシがつまる5つの原因と対処法|詰まりを防ぐコツも徹底解説
本記事では、流せるトイレブラシがつまる原因・対処法・予防策を解説します。
流せるトイレブラシは、正しく使えばそのままトイレに流せる便利な掃除アイテムです。ただし、トイレの環境や使い方によっては、つまりが発生することがあります。すでに詰まっている方はもちろん、「本当に流して大丈夫?」と不安な方にも役立つ情報をまとめました。
結論は以下の通りです。
- 【原因】まとめ流し・水量不足・排水管の汚れ
- 【対処】放置→ぬるま湯→ラバーカップを試す
- 【予防】1個ずつ大洗浄で流す
- 【業者依頼】改善しない・水位上昇・固形物の疑いがある場合
本記事を読めば、流せるトイレブラシがつまる理由から、自力での解消法・二度と詰まらせないためのコツまで、状況に応じた正しい対処ができるようになります。
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この記事の目次
流せるトイレブラシの基本を知ろう
流せるトイレブラシとは、使用後にブラシ部分をそのままトイレに流せる掃除アイテムです。衛生的で手間がかからないため広く使われていますが、正しい仕組みを理解しないと詰まりを引き起こすリスクがあります。
「流せる」≠「溶ける」—特殊不織布の仕組み
販売元のジョンソン株式会社(スクラビングバブル)は公式サイトで以下のように説明しています。
「流せるトイレブラシ」は、水で分解する特殊不織布を使用していますので、つまることはありません。ただし、トイレットペーパーでも、一度にたくさん流すとつまることがあります。「流せるトイレブラシ」も1個ずつ流すようにしてください。また、地下階などにあるトイレで、排水に揚水ポンプ(水を高所に揚げるためのポンプ)を使用している場合は、ブラシを流さないでください。
引用元:流せるトイレブラシ「スクラビングバブル」メーカー公式サイト
重要なのは、流せるトイレブラシは「完全に溶ける」のではなく「水で繊維がほぐれて流れる」仕組みであるという点です。トイレットペーパーと同じように、水量が少なかったり一度に複数個流したりすると、排水管内に留まって詰まりの原因になることがあります。
流せるトイレブラシのメリット・デメリット
流せるトイレブラシのメリットとデメリットを整理すると以下の通りです。詰まりのリスクを理解した上で活用することが大切です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 使用後にブラシを捨てられるため常に清潔 | 通常のトイレブラシよりランニングコストが高い |
| 洗剤を別で用意する手間が省ける | トイレの環境次第でつまりを引き起こすリスクがある |
| ブラシ部分の保管スペースが不要 | ブラシが柔らかく、こびりついた汚れを落としにくい場合がある |
| 収納スペースを節約できる | 1個ずつ流す必要があるため複数回使用時に手間がかかる |
手軽に使えて衛生的な反面、使い方を誤ると詰まりを引き起こすリスクがあることをしっかり認識しておきましょう。
流せるトイレブラシがつまる5つの原因
「流せる」と書いてあるのになぜ詰まるのか。主な原因は以下の5つです。原因を把握しておくことで、詰まりの予防と適切な対処につながります。
① 一度に複数個流した
流せるトイレブラシがつまる原因で多いのが、複数個を一度にまとめて流してしまうケースです。ブラシは1回の水流で流せる量に限りがあり、まとめて流すと排水管内でブラシ同士が絡まったり、繊維が塊になったりすることがあります。
メーカーも「1個ずつ流す」ことを案内しているため、複数個使った場合でも必ず1個ずつ流しましょう。
② 水量が少ないトイレで流した
節水型トイレや小洗浄では、流せるトイレブラシを押し流す水量が不足する場合があります。水量が足りないと、ブラシの繊維が排水管内に残り、詰まりの原因になることがあります。
流せるトイレブラシを流す際は、小洗浄ではなく大洗浄で、必ず1個ずつ流すことが重要です。流れが不安な場合は、無理に流さずゴミとして処分する方法も検討しましょう。
③ すでにトイレが詰まりかけていた
もともとトイレの流れが悪い状態で流せるトイレブラシを使用すると、ブラシの繊維が既存の詰まりに絡まり、詰まりがさらに悪化することがあります。
普段からトイレの流れが遅い・水位が下がりにくい・ゴボゴボ音がするなどの症状がある場合は、まず詰まりの原因を解消してから使用しましょう。
④ 排水管が劣化・汚れが蓄積している
年数が経った建物では、排水管の内部に汚れや尿石などが蓄積し、管の内側が狭くなって繊維が引っかかりやすくなることがあります。
特に古い住宅や排水の流れが悪いトイレでは、流せるトイレブラシをきっかけに詰まりが起きる場合があります。流れの悪さが続く場合は、排水管の点検や清掃も検討しましょう。
⑤ 流せないタイプの商品を誤って流した
先端部分が取り外せるトイレブラシの中には、「流せないタイプ」の商品もあります。パッケージに「流せる」「水で分解」などの記載がない商品を誤ってトイレに流すと、詰まりの原因になります。
購入前には必ずパッケージを確認し、「流せる」と明記されているかどうかを確かめましょう。誤って流してしまった場合は自力での解消が難しいこともあるため、早めに水道修理業者へ相談してください。
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流せるトイレブラシがつまったときの対処法
詰まりが発生したら、以下の順番で試してみてください。軽度の詰まりであれば、放置やぬるま湯で改善する場合があります。ただし、水位が上がっている状態で何度も水を流すと、あふれるおそれがあるため注意が必要です。
Step1:しばらく放置する
流せるトイレブラシは、水で繊維がほぐれる素材で作られています。水位が上がっておらず、軽度の詰まりと思われる場合は、無理に水を流さずしばらく様子を見る方法があります。
ただし、時間を置いても水位が変わらない場合や、便器から水があふれそうな場合は、無理に流さず次の対処に進みましょう。
Step2:ぬるま湯を流し込む
軽度の詰まりであれば、ぬるま湯を使うことでブラシの繊維がほぐれやすくなる場合があります。バケツなどにぬるま湯を用意し、少しずつ便器に注いで様子を見ましょう。
熱湯は便器のひび割れや破損の原因となるため、絶対に使用しないでください。また、水位が高い状態で無理に注ぐとあふれるおそれがあるため注意が必要です。
Step3:食器用洗剤を使う
ぬるま湯だけで効果が薄い場合は、食器用洗剤を使う方法もあります。
| 方法 | 手順 |
|---|---|
| 食器用洗剤を使う | 食器用洗剤を少量トイレに入れ、しばらく放置した後、ぬるま湯を少しずつ注ぐ |
| 重曹+クエン酸を使う | 発泡によって汚れがゆるむ場合はあるが、詰まり解消の効果は限定的 |
食器用洗剤はすべりをよくする目的で使われることがありますが、必ず解消できるわけではありません。重曹+クエン酸も効果は限定的なため、改善しない場合はラバーカップや業者への相談を検討しましょう。
Step4:ラバーカップを使う
ラバーカップは、便器内に圧力をかけることで、詰まりの原因を動かして解消する道具です。流せるトイレブラシやトイレットペーパーなど、水でほぐれる素材の詰まりに効果が期待できます。
使用する際は、カップ部分を排水口に密着させ、ゆっくり押してから勢いよく引く動作を数回繰り返しましょう。
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Step5:真空式パイプクリーナーを使う
真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも強い圧力をかけられるため、ラバーカップで解消できなかった詰まりに有効な場合があります。
ただし、固形物や水にほぐれないものが原因の詰まりには向いていません。原因が分からない場合や、何度試しても改善しない場合は、無理をせず業者への依頼を検討してください。
真空式パイプクリーナーの詳しい使い方はこちら!
自力で解消できないときは業者に依頼
上記の方法を試しても解消できない場合は、水道修理業者への依頼を検討しましょう。特に水位が上がったまま下がらない場合や、便器から水があふれそうな場合は、早めの対処が重要です。
水道修理業者に依頼するメリット
専門業者に依頼すれば、専用器具を使ったつまり除去や、必要に応じた排水管の点検など、自力では難しい作業を行ってもらえます。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 迅速対応 | 24時間365日受付・最短30分で駆け付けてくれる業者もある |
| 原因に応じた作業 | 専用器具や高圧洗浄などで詰まりの原因に応じて対応できる |
| 安心して任せやすい | 自力で無理に作業して便器や配管を傷めるリスクを避けられる |
業者を選ぶ際は、水道局指定工事店かどうかに加えて、料金体系・見積もり内容・出張費・口コミ・対応範囲を確認することが大切です。
トイレつまり解消費用の相場
トイレのつまり解消にかかる費用の目安は以下の通りです。
| 修理内容 | 料金相場 |
|---|---|
| 簡易作業 | 6,000円〜 |
| 専用器具を使ったつまり取り作業 | 10,000円〜 |
| つまり修理に伴う便器の取り外し作業 | 30,000円〜 |
| 汚水桝(排水桝)や排水管の清掃 | 20,000円〜40,000円 |
作業代のほかに以下の諸経費がかかる場合があるため、依頼前に総額を必ず確認しましょう。
| 諸経費 | 料金相場 |
|---|---|
| 基本料金 | 2,000円〜4,000円 |
| 出張費 | 無料〜4,000円 |
| 見積もり費用 | 無料〜3,000円 |
| 時間外料金 | 3,000円〜10,000円 |
出張費・見積もり費用・時間外料金の有無を確認すると、想定外の費用を避けやすくなります。
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流せるトイレブラシをつまらせないコツ
詰まりのリスクを予防するためには、正しい使い方を徹底することが最も効果的です。以下のポイントを守るだけで、詰まりのリスクを減らせます。
1個ずつ・大洗浄で流す
最も重要な予防策は、必ず1個ずつ、水量が多い大洗浄で流すことです。複数個使った場合も、1個流した後に次を流すようにしてください。
小洗浄では水量が足りず、ブラシが排水管内に残ることがあります。流す際は必ず大洗浄を使いましょう。
流れが不安な場合は追い水をする
1回の水流だけでは、ブラシが完全に流れたか不安な場合があります。流れが悪いと感じる場合は、少し時間を置いてからもう一度大洗浄で流すなど、様子を見ながら対応しましょう。
ただし、水位が上がっている状態で何度も流すとあふれるおそれがあります。水位が下がらない場合は、無理に流さないでください。
他のものと一緒に流さない
流せるトイレブラシは水で分解される素材でできていますが、お掃除シートやティッシュペーパーなどと一緒に流すと詰まりの原因になります。
「流せる」と表記されている商品でも、一度に多く流すと詰まることがあります。トイレブラシは単体で1個ずつ流しましょう。
揚水ポンプを使うトイレでは流さない
地下階などにあるトイレで、排水に揚水ポンプを使用している場合は、メーカーがブラシを流さないよう案内しています。該当するトイレでは、流さずゴミとして処分しましょう。
また、タンクレストイレなど水圧条件の影響を受ける機種や、流れが悪いトイレでは注意が必要です。不安な場合は、無理に流さない方法が安心です。
不安ならゴミとして捨てる
「流して大丈夫か不安」と感じる場合は、無理に流す必要はありません。使用済みのブラシをビニール袋に入れてゴミとして捨てれば、詰まりのリスクを避けられます。
衛生面が気になる場合も、ビニール袋でしっかり包んでから自治体のルールに沿って処分しましょう。
まとめ
本記事では、流せるトイレブラシがつまる原因・対処法・予防策について解説しました。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 主なつまり原因 | 複数個のまとめ流し・水量不足・排水管の汚れや劣化・流せないタイプの誤使用 |
| 対処法の手順 | しばらく放置 → ぬるま湯 → 食器用洗剤 → ラバーカップ → 真空式パイプクリーナー |
| 業者依頼の目安 | 水位が下がらない・複数の方法を試しても解消しない・固形物の疑いがある場合 |
| 予防のポイント | 1個ずつ大洗浄で流す・他のものと一緒に流さない・不安ならゴミとして捨てる |
流せるトイレブラシは正しく使えば便利なアイテムです。「流せる」=「完全に溶ける」ではなく「水で繊維がほぐれて流れる」仕組みを理解し、1個ずつ大洗浄で流すことが詰まり防止の基本です。万一詰まった場合は本記事の手順で対処し、自力で解消できなければ早めに水道修理業者へ相談してください。
流せるトイレブラシでトイレがつまる現象に関するよくある質問
- トイレブラシをトイレに流したら詰まりますか?
- 流せるトイレブラシを流してはいけない環境はありますか?
- 流せるトイレブラシは流さない方がいいですか?
- 流せるトイレブラシで汚れが落ちないのはなぜですか?
- TOTOなどメーカーのトイレで流せるトイレブラシを使っても大丈夫ですか?












