トイレの床に漏水した際の対処法は?原因や修理費用目安も解説

2024/01/17

2024/01/17

本記事では、トイレの床に漏水した際の対処法や原因について紹介しています。

トイレの床に漏水すると、床や壁に損傷を与える可能性があるため、速やかな対処が必要です。

また修理業者に依頼した際の費用目安についても解説しているため、トイレの床の漏水でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

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トイレの床に漏水した際にやるべきこと

トイレの床に漏水した際にやるべきこと

トイレの床で漏水を発見した場合、まずは水の供給を止めましょう

次に漏れた水を拭き取り、トイレの水を抜いてください。

温水洗浄便座を使用している場合は、安全のために電源を抜きましょう。

止水栓を閉める

トイレの床に漏水した際は、止水栓を右へ回して(時計回り)閉めてください

止水栓を閉めると、水の供給が止まるため、これ以上漏水が悪化することはありません。

止水栓はトイレの床や壁(主に背面の給水管接続口あたり)に設置されています。一部の機種は本体に収納されているため、見当たらない場合は取り扱い説明書を確認してください。

止水栓には次の3つの種類があります。

  1. ハンドルタイプ:手で回して閉められます。
  2. 外ネジ式タイプ:マイナスドライバーや水栓ドライバーなどの工具を使って閉めます。
  3. 内ネジ式タイプ:外ネジタイプと同様、工具を使用して閉めます。

中には止水栓がないトイレもあります。その場合は水道の元栓を閉めましょう。水道の元栓は、水道メーターの近くにあることが一般的です。

床の水を拭き取る

止水栓を閉めて水の流れをとめたら、使い古したタオルなどで、床の水を拭き取りましょう

こぼれた水を放置すると、床材の損傷や変形のリスクがあり、カビが発生する恐れもあります。

ほかにも漏電や悪臭、害虫を誘引するなどのリスクがあります。

漏水を放置するとさまざまなデメリットがあります。

特に建材にダメージを与えると家全体の被害にもつながるため、水を止めたらすぐに拭き取ってください。

便器内の水を抜く

床の水を拭き取ったら、便器内の水を抜きましょう。水を抜くことで漏水を止め、修理しやすくするためです。

ご家庭に灯油ポンプがある場合は、それを使用して便器内の水を抜くと便利です。

灯油ポンプがない場合は、コップなどを利用して、可能な限り水を汲み出してください

さらに、スポンジで水を吸い取ったり、小さな容器ですくったりして、残りの水を取り除きます。

なお、衛生面を考慮して、作業中はゴム手袋や防水エプロンの着用をおすすめします。

温水洗浄便座の電源を抜く

温水洗浄便座を使用している場合は、水の処理がすんだら、電源を抜きましょう。

コンセントに水がかかると、漏電や感電するリスクがあるからです。

電源を抜いておけば、安全に漏水修理ができます。

なお感電を防ぐため、電源を抜くときは必ず乾いた手で行うか、ゴム手袋を着用してください。ブレーカーを落とし、電気の供給を止めておくと、より安全に行えます。

トイレの床に漏水する6つの原因

トイレの床に漏水する6つの原因

トイレの床に漏水する原因は、部品や便器本体の破損や劣化など、さまざまです。

またトイレの部品に異常がない場合でも、外気温との温度差によって結露が発生し「漏水しているかのように見える」状況が生じることもあります。

以下では、トイレの床の漏水を引き起こす具体的な7つの原因について詳しく紹介します。

パッキンやフランジなどの部品の劣化

トイレの床に漏水が発生する原因の一つに、パッキンやフランジなどの部品の劣化があります。

これらの部品はトイレの接続部分に使用されており、経年劣化することがあります。

特に重要なのが、便器と排水管を接続する部分に使われるフランジです。

フランジの破損やパッキンの劣化は、普段目にすることはないため、気づかずに見過ごされるケースも少なくありません。

これらの部品の劣化や損傷は、見た目ではなく漏水によって初めて気づくことが多いのです。

接続部分の緩み

トイレのタンクや便器、排水管の接続部分が緩むと、水漏れの原因になります。

特に便器とタンクを結ぶボルトや、排水管の接続部が緩んだ場合、水圧により微量の水が漏れだし、床を濡らす原因となります。

ボルトやナットの緩みは、定期的に点検し、必要に応じて締め直すことが重要です。

異常な水音や水の流れの変化に気づいたら、接続部分の緩みを疑い、早めに対処しましょう。

修理が困難な場合は、専門業者に依頼してください。

温水洗浄便座の異常

温水洗浄便座の異常で、トイレの床に漏水することもあります。

温水洗浄便座からトイレの床に漏水する要因は、以下のとおりです。

  • 水抜き栓の緩みや破損、パッキンの劣化
  • 給水ホースのナットの緩み
  • 給水ホース・パッキンの損傷
  • 給水フィルターのつまり
  • ノズルの故障

ナットの緩みやホースの損傷が原因の場合は、自力で修理できるケースもあります。

しかしノズルが故障して漏水している場合は、メーカーや専門業者に修理を依頼してください

ノズル内部は電気が通っており、素人が無理に交換しようとすると感電や漏電の恐れがあるからです。

タンクや便器本体の破損

タンクや便器は、長年の使用や物理的な衝撃によって、ひび割れや破損が生じることもあります。

便器やタンクの微細な亀裂は、初期段階では目立たないことが多いのですが、時間が経つと漏水の原因となる恐れがあります。

小さな亀裂が大きなトラブルに発展することもあるので、できるだけ早い修理や交換が必要です。

タンクや便器本体の修理は、専門の業者に依頼することをおすすめします。重量があり、修理には複雑で特殊な技術や工具が必要となる場合が多いからです。

また正しい手順で行わないと、さらに損傷や水漏れが悪化する可能性もあります。

止水栓・給水管の劣化

止水栓や給水管の劣化は、トイレの床が漏水する原因となります。

止水栓は、トイレへの水の供給を制御するバルブのことで、給水管は水道のメインラインからトイレタンクに水を供給するための管のことです。

止水栓や給水管は、経年劣化により腐食や亀裂が生じやすくなります。

また、ゴムパッキンも摩擦や継続的な圧力の影響などによって徐々に劣化していくため、漏水が起こるというわけです。

また長期間使用すると、ボルトやナットなど、止水栓や給水管の接続部分の緩んできます。その緩みが原因で、水漏れが発生するケースも少なくありません。

このように、劣化した止水栓や給水管は、トイレの床に水漏れする原因となることがあります。

結露

結露は、トイレの床に漏水する原因の一つです。

特に冬場によく見られる現象で、トイレのタンクの外側に水滴がつくこともあります。

結露は、室内の暖かい空気と冷たいタンク表面との温度差により、空気中の水蒸気が凝縮することで発生します。

特にトイレは湿度が高いため、結露が起こりやすい環境です。結露で発生した水滴がタンクから滴り落ち、床を濡らすことも。

結露を防ぐには、室内の換気が重要です。換気扇を回したり窓や扉を開けたりして、空気を入れ替えましょう。また室内の湿度を下げる除湿剤の使用も効果的です。

水の色やにおいで判断する漏水原因

水の色やにおいで判断する漏水原因

トイレから漏水する水は主に次の2種類です。

  • 透明・無臭
  • 茶色・異臭がある

水の状態は漏水原因を知る手がかりとなりますので、ぜひ参考にしてください。

水は透明で無臭

水が透明で無臭の場合、トイレ本体の上部に原因がある可能性が高いでしょう。

主な原因としては、寒さによる結露やタンク内の部品劣化などの可能性が考えられます。

また配管のパッキンの劣化や、ナットの緩みも漏水の原因となります。

水が汚れていない場合ば、上記の箇所を確認してみてください。

このような場合は、部品を交換するなどして、自力で修理できる可能性があります。

水は茶色で異臭がする

水が茶色く、においがある場合は、汚水が漏れている可能性が高いでしょう。衛生的にも悪影響を与えるため、汚れた水を拭き取り、タオルなどで水漏れ箇所を塞いでください。

主な原因は、排水管の劣化や便器の破損などが考えられます。

このような状態だと自力での修理は難しいため、できるだけ早く専門の修理業者に依頼しましょう。

なお、業者選びは以下のポイントを参考にしてください。

  • エリア内なら最短30分以内で到着できる
  • 24時間365日対応できる
  • 見積り可能である
  • 水道局指定業者である

詳しい業者選びを紹介した記事はこちら!

修理業者が到着するまで、トイレの使用は控えてください。

自力でできるトイレの床の漏水修理

自力でできるトイレの床の漏水修理

トイレの漏水の原因によっては、自分で修理することも可能ですが、もし難しい場合は専門業者に相談することをおすすめします。

部品の交換

漏水がパッキンや他の部品の劣化や破損が原因の場合、交換することで修理が可能です。

自分で交換する際には、次のことに注意しましょう。

  • 正しい部品を購入する
    交換する部品と同じ型のものを購入してください。似た形の部品でも合わないことがありますので、あらかじめ型番をメモしておきましょう。
  • 互換性のある部品を購入する
    メーカー純正品がない場合は、互換性のある部品で交換しましょう。
  • 必要な工具をそろえる
    部品の交換には工具が必要です。部品と一緒に購入しておきましょう。

部品はホームセンターやオンラインショップで入手できます。

店舗で購入する場合は、現物を持っていくと安心です。

トイレの部品交換はDIYで行えますが、自信がない場合は無理せず、専門の業者に相談しましょう

パッキンの交換方法は、こちらの記事を参考にしてください。

緩んだナットを締める

配管のナットの緩みが原因で漏水している場合、締めなおすだけで止められることがあります。

ナットは給水管や便器・タンクなど接続部分にあります。

ナットを閉める際には、モンキーレンチやウォーターポンププライヤーなどの工具が必要です。

ナットは右に回すことで締まります

なおナットを閉める前には、あらかじめ止水栓を閉めて水の流れを止めておきましょう。

止水栓を開けたままだと、作業中にナットがさらに緩み、漏水が悪化する可能性があります。

賃貸マンションでトイレの床に漏水した場合は要注意

自力でできるトイレの床の漏水修理

賃貸マンションにお住まいで、トイレの床に漏水した場合、以下の手順で対応しましょう。

  1. 止水栓を閉めて、水を拭き取る
    まずは漏水を止めることが重要です。下の階へ水が流れると、階下の住人への迷惑につながることもあります。
  2. 管理会社や大家さんに連絡する
    漏水の報告は早めに行いましょう。深夜などで電話がつながらない場合は、水道修理業者に連絡してください。
  3. 賃貸契約書を確認する
    漏水に関する規約がある場合は、契約書を確認し、対応方法をチェックしてください。

なお、修理費用について心配される方も多いでしょう。

基本的に故意や過失で漏水を発生させた場合でなければ、修理費用は貸主負担となります。

ただし最終的な費用の支払い義務は、契約の内容によって異なります。漏水した際は、必ず契約書を確認してください。

マンションやアパートでの漏水トラブルについては、こちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。

トイレの床に漏水した際の修理費用目安

トイレの床に漏水した際の修理費用目安

トイレの漏水修理を水道工事専門業者に依頼した場合、以下の費用がかかります。

修理費用以外にも、業者によっては出張費や深夜料金などがかかることもあります。

諸経費 料金相場
基本料金 2,000円~4,000円
出張費 無料~4,000円
見積もり費用 無料~3,000円
時間外料金 3,000円~10,000円
作業料金 2,000円〜5,000円
処分費
※部品交換の場合
3,000円〜10,000円

トイレの修理費用は作業内容に応じて高くなります。

パッキン交換などの軽作業なら5,000円〜、便器交換になると2万5,000円〜かかることもあります。

費用目安はこちらを参考にしてください。

漏水修理内容 修理費用相場
パッキン交換・調整作業 5,000円~15,000円
止水栓交換 10,000円~25,000円
トイレタンク内部品交換 8,000円〜15,000円
トイレタンクの脱着・部品交換 15,000円〜30,000円
ウォシュレット修理・部品交換 15,000円〜25,000円
洋式便器交換 25,000円~50,000円

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トイレの床の漏水は、さまざまな原因で起こります。

自力で修理できる範囲は限られているので、トイレの漏水でお困りでしたら「水廻り修理サポートセンター」へご連絡ください。

水廻り修理サポートセンターは、最短で30分以内の到着が可能です。

一刻も早く水を止めたい漏水において頼れる存在です。自治体から認定された「水道局指定業者」なので、初めての漏水で不安な方でも安心してご利用いただけます。

トイレの漏水修理は時間が勝負です。

漏水を発見した際には、まず「水廻り修理サポートセンター」へご相談ください。

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