TOTOトイレタンクが故障時のメーカー修理詳細！応急処置も解説

この記事では、TOTOのトイレタンクが故障した時のメーカー修理の方法について解説しています。メーカーでの修理には手順があるため、申し込み方がわからないという人も多いでしょう。

メーカー修理申し込みのポイントに加え、自分での修理方法などについても紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

TOTOトイレタンクのメーカー修理詳細

TOTOのトイレタンクが故障した場合、メーカーでの修理を依頼することができます。メーカー修理申し込みの際に押さえておきたいポイントは次のとおりです。

修理依頼はWeb・電話申し込み

TOTOでのメーカー修理はWebもしくは電話で申し込めます。

Webで申し込んだ場合の流れは、TOTO側が修理受付・手配を行った後、電話にて訪問日時の調整をしてから修理となります。24時間、時間を問わず申し込めるため、Web経由での修理依頼が便利でしょう。

また、事前に不具合の状況がわかる写真や製品の写真を準備しておくと、申し込みの際に添付することができます。どういった修理が必要かの手掛かりになることもあるため、あらかじめ撮影しておきましょう。

電話で申し込む場合は、8:00〜18:00が受付時間です。365日年中無休ですが、時間外は自動音声による受付になるため、オペレーターと直接話して申し込みたい人は時間内に電話をかける必要があります。

また、電話をかける時間帯によっては大変混雑しており、オペレーターに繋がるまでに時間がかかる場合があるため注意しましょう。

電話申し込みの場合も、修理受付・手配の後、再度電話にて修理担当者と訪問日時の打ち合わせが必要な点は変わりません。

トイレタンク修理の料金目安

TOTOのトイレタンクをメーカーで修理する場合、どのような場合でもまず訪問点検費用が6,820円〜かかります。これは修理を必要としなかった場合でもかかる料金のため注意しましょう。

ウォシュレットの場合、メーカー修理によるトイレタンク関連の修理料金目安は以下のとおりです。

修理料金はあくまで目安であり、正確な料金は訪問の上点検をしてみないとわかりません。

修理が必要な箇所が複数に及ぶ場合や、トイレタンクの交換が必要な場合などでは高額になることもあるため注意しましょう。

TOTOへのメーカー修理申込時の注意点

TOTOへメーカー修理を申し込む際には、製品の保証書と品番がわかるとスムーズです。

TOTO製品は、保証期間内であれば無料で修理できます（免責事項に該当する場合を除く）。無料修理の対象かどうかは保証書で判断するため、申し込みの前に探してみましょう。

品番は、トイレタンクの正面に表示されている場合がほとんどですが、タンクが樹脂製の場合は便フタ裏に表示されている場合もあります。くまなく探してみましょう。

TOTOトイレタンクの修理依頼の前にすべきこと

TOTOのトイレタンクを修理依頼する前にしておくべきことは以下のとおりです。実施することで、新たなトラブルの発生や、本当は修理が必要なかったケースを防げます。

トイレの止水栓を閉める

トイレタンクの故障によって水が止まらないような場合には、まずトイレの止水栓を閉めましょう。止水栓はトイレタンクへの水の供給をコントロールしている部分です。

止水栓は、トイレタンクと壁を繋ぐ配管の途中や床に設置されています。見つけたらネジを時計回りに回すことで水が止まります。

手で回すハンドルタイプのものもあれば、マイナスドライバーを使うものもあるため、どちらのタイプかを確認してみましょう。

止水栓を閉めておけば、水道代が嵩んだり、水漏れによって床や壁紙が汚損したりする事態を防ぐことができます。

止水栓の場所や閉め方について詳しく知りたい場合はこちら！

故障なのか確認する

トイレタンクの故障だと思っても、実は修理が必要な故障ではない場合もあります。

トイレタンクの故障だと思われがちな症状に、手洗いの水が止まらない、トイレタンクから水が流れ続ける音がする、便器内に流れる水が止まらないなどがありますが、これらは故障ではなく簡単な調整やお手入れで解決する場合もあります。

可能であればトイレタンクの中を点検し、異物やゴミが紛れ込んでいないか、トイレタンク内の水位は正常かなどを確認してみましょう。

自分でできるTOTOトイレタンクの点検・修理

TOTOのトイレタンクは、症状によっては自分で点検・修理することもできます。方法は次のとおりです。

トイレの水が止まらない

便器に流れる水が止まらない、チョロチョロ流れ続ける、手洗いの水が止まらないトラブルは以下のように対応しましょう。

便器に流れる水が止まらない・チョロチョロ流れ続ける場合、少量であれば故障ではないこともあります。1時間以上止まらない場合に故障と判断した方がよいでしょう。

また、トイレタンク内のボールタップや排水弁にゴミや異物が挟まったことによって水が止まらない場合もあります。この場合はトイレタンク内の異物を取り除いたり、給水フィルターの清掃をすることで解決が可能です。

他、タンク内の水位調節でも解決する場合があります。まずはトイレタンクのフタを開け、オーバーフロー管の水位線のどの位置に水がきているかを確認します。

水位線の範囲内であれば正常ですが、上に来ている場合は水位の調節をする必要があります。ボールタップの付け根にある水位調節リングを左に回すと水位が下がるため、様子を見ながら行いましょう。

逆に水位が水位線よりも下にある場合には、水位調節リングを右に回して水位をあげましょう。

チョロチョロ水漏れを止める方法についてより詳しく知りたい場合はこちら！

トイレタンクに水がたまるのが遅い

トイレタンクに水がたまるのが遅い場合は、タンクに設置されているフィルターを掃除します。

フィルターは水道水に紛れているごみや砂を取り除く役割を持っているため、目詰まりを起こすと水が溜まりにくくなる場合があります。

フィルター掃除の手順は次のとおりです。なお、フィルターを取り外す際に水がこぼれる可能性があるため受け皿を用意しておきましょう。

フィルターのフタがある位置はトイレの機種によって異なります。取扱説明書を参考にするなどして位置を確認しましょう。

手洗い管から水がでない・タンクに給水されない

手洗い管から水が出ない・タンクに給水されない場合には、トイレタンク内の浮き球の位置を確認してみましょう。

浮き球がタンクの壁や他の部品と干渉していると水が出ないトラブルの原因となります。トイレタンクのフタを開けて中を確認し、引っかかっている場合には直しましょう。

流すときにタンクの下から水が漏れる

手洗い付きトイレタンクで、水を流すとタンクの下から水が漏れる場合にはトイレタンクの中をチェックする必要があります。

確認手順は次のとおりです。

樹脂カバーの上に水が溜まっている・溜まった形跡がある場合には、トイレタンクのフタの裏側にある整流スポンジが潰れてしまっているケースや、外れてしまっているケースが考えられます。

整流スポンジを自身で交換する場合には、新たに「整流ジャバラ」という部品を公式パーツショップなどで購入する必要があります。交換は部品付属の交換手順に沿って行いましょう。

また、樹脂カバーの上に水が溜まっていない・溜まった跡がない場合はTOTOでのメーカー修理を依頼しましょう。

TOTO以外でトイレタンクを修理する方法

トイレタンクを修理するには、TOTOでのメーカー修理を申し込む以外にも以下の2つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、よく比較してみましょう。

水道修理業者に依頼する

TOTOではない、一般の水道修理業者に依頼することでもトイレタンクは修理可能です。

TOTOでのメーカー修理と比較すると時間の融通が利きやすく、夜間や休日であっても急なトラブルに駆けつけてくれるというメリットがあります。

一方で、業者によっては料金体系が不明瞭だったり、技術力が不足していたりする場合もあるというデメリットもあります。

止水栓を閉めるなどの応急処置で待てるトラブルなのかどうかなどでどちらに依頼するかを決めるとよいでしょう。

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自分で修理する

TOTOのトイレタンクの故障は、自分で修理するという方法もあります。

業者への依頼と比較して、かかる費用が部品代だけでよいという安上がりな点がメリットです。ただし、慣れない修理でかえって新たなトラブルを引き起こしてしまう場合もあります。

まずはトイレタンク内の点検からはじめ、原因が特定できるかどうか、原因がわかったとして交換が可能そうかを慎重に見極めるようにしましょう。

TOTOのトイレタンクの修理は水廻り修理サポートセンターへ！

TOTOのトイレタンク修理で困ったら、「水廻り修理サポートセンター」へぜひご連絡ください。

24時間365日、夜間・休日問わずトイレの急なトラブルに駆けつけます。また、水道局指定工事店のため高い技術力で確実な修理を行います。

TOTOのトイレタンクのトラブルでお困りの際はいつでもご連絡ください。

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