排水管のつまりを自分で解消|設備別の作業手順や注意点を紹介

2025/09/07

2025/09/10

この記事では、排水管のつまりを自分で解消する方法をまとめています。水まわり設備に欠かせない排水管ですが、さまざまな原因でつまりが起こる可能性があり、これを放置するのは多数のリスクを招くため危険です。

記事を読むことで、各設備の排水管つまりを自分で対処する主な方法や手順、注意点を把握できます。排水管がつまって悩んでいる方、急な排水管つまりにも備えておきたい方は参考にしてください。

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排水管のつまりは自分で対処可能

排水管のつまりは自分で対処可能

水まわり設備を利用し続ける中で、発生しやすいトラブルのひとつが排水管つまりです。排水管内部に汚れやゴミが蓄積することが原因で、排水が阻害されてつまりに発展します。

放置すると状態が悪化して、水まわりを利用できなくなる面倒なトラブルですが、排水管つまりは自分で対処することが可能です。設備ごとに蓄積する汚れやゴミも異なるため、適切な方法を把握して応急処置を進めてください。

また、以下のような症状は排水管つまりの前兆、もしくはすでにつまりが起きている可能性が高いです。

  • 排水の流れがいつもより遅く感じる
  • 排水時にゴボゴボと異音がする
  • 排水口から悪臭が広がる

上記の症状を確認した場合は、早急につまり解消を進めてください。

キッチンの排水管つまり解消方法

キッチンの排水管つまり解消方法

キッチンの排水管つまりを解消できる、主な方法を紹介します。

クエン酸と重曹を使用する

キッチンの排水口・排水管に付きやすい油汚れは、蓄積するとつまりの原因になります。油汚れやヌメリなどは、クエン酸と重曹の組み合わせで落としやすいです。

クエン酸と重曹の使用手順は、以下の通りです。

  1. 2分の1カップ程度の重曹を、排水口全体に振りかける
  2. 大さじ2杯のクエン酸を、1カップ程度のお湯に溶かして流す
  3. 泡が発生したら10分程度放置して、汚れを浮かせる
  4. 最後に水を流して、つまりが解消されたか確認する

クエン酸と重曹を効率よく反応させるために、水ではなくお湯を使うのがポイントです。仕上げには勢いよく水を流して、クエン酸や重曹の成分が排水管に残らないようにしてください。

パイプユニッシュを使用する

洗浄剤として有名なパイプユニッシュは、キッチンの排水管つまりや汚れ落としにも効果的です。パイプユニッシュの利用手順は、以下の通りです。

  1. パイプユニッシュを排水口・排水管に注いで、15分〜30分程度放置する
  2. 放置後、十分な水で洗い流す
  3. つまりが解消されたか確認する

パイプユニッシュの強力なジェルが排水口・排水管をゆっくりと伝いながら汚れを落としていくので、放置するだけでよいのが便利です。長時間放置しすぎると、取れた汚れが排水管の途中でさらにつまってしまうため要注意です。

トイレの排水管つまり解消方法

トイレの排水管つまり解消方法

トイレの排水管つまりを解消できる、主な方法を紹介します。

ラバーカップを使用する

ラバーカップの使い方

トイレの排水管つまりに効果的な道具がラバーカップです。カップ先端を水の浸る便器に密着させることで、水圧を利用してつまりの原因を吸い出せます。

ラバーカップの利用手順は、以下の通りです。

  1. 便器内の水量をバケツ等で調整して、先端のカップが水に浸かるようにする
  2. 先端のカップを便器の底に押し付けて、引き抜く動作を数回繰り返す
  3. つまりが解消されたか確認する

ラバーカップは洋式・和式・節水トイレ用にそれぞれタイプが分かれているため、自宅トイレに適したものを用意してください。効率よく利用するには、先端のカップが水に浸かるように便器内の水量を調整するのがポイントです。

お湯を一気に流す

お湯を使ったトイレつまり解消

トイレットペーパー等は、お湯を一気に流すことでほぐれてつまりが解消されるケースもあります。ラバーカップ等の道具を所持していない場合は、手軽に実践できるこちらの方法も試してみてください。

お湯の利用手順は、以下の通りです。

  1. バケツ等を使って、便器内の水位を通常時程度まで調整する
  2. 用意したお湯をなるべく高い位置からゆっくりと便器に注ぎ入れる
  3. 30分程度放置した後、つまりが解消されたか確認する

排水管が完全につまっている場合は、お湯を勢いよく流すと便器から水が溢れるおそれもあるので要注意です。

また、陶器製の便器は熱湯に弱いため、破損しないように必ず40℃〜60℃程度のぬるま湯に調節してから流してください。

お風呂の排水管つまり解消方法

お風呂の排水管つまり解消方法

お風呂の排水管つまりを解消できる、主な方法を紹介します。

ワイヤーブラシを使用する

お風呂の排水管につまりやすい髪の毛などは、ワイヤーブラシを使うと除去しやすいです。ワイヤーブラシの利用手順は、以下の通りです。

  1. 排水口部分にワイヤーを挿入する
  2. つまりに到達したらハンドルを回して汚れを除去する
  3. 汚れが取れてワイヤーが軽くなったら、つまりが解消されたか確認する

ワイヤーブラシは100均でも入手できるため、手軽に試す方法としてもおすすめです。ただし、奥深くまでワイヤーを進めて無闇に動かすと、先端のブラシが外れたり配管を傷つけるリスクもあるため要注意です。

パイプクリーナーを使用する

髪の毛や水垢、ヌメリを溶かす成分を含むパイプクリーナーを使うのも、手軽に実践できるのでおすすめです。パイプクリーナーの利用手順は、以下の通りです。

  1. 液体のパイプクリーナーを排水口に流し込む
  2. 30分程度放置した後、十分な量の水を流してつまりが解消されたか確認する

放置する時間については、各パイプクリーナーの用法に従ってください。放置しすぎると溶けた汚れの成分が再度固まってしまうため要注意です。

洗濯機の排水管つまり解消方法

洗濯機の排水管つまり解消方法

洗濯機の排水管つまりを解消できる、主な方法を紹介します。

クエン酸と重曹を使用する

洗濯機の排水口にこびりつく垢やヌメリは、クエン酸と重曹を使うと落とせます。クエン酸と重曹の使用手順は、以下の通りです。

  1. 排水口に重曹を2分の1カップ程度振りかける
  2. 大さじ2杯のクエン酸を、1カップ程度のお湯に溶かして流す
  3. 泡が発生したら10分程度放置した後、水を流す

事前にブラシ等で排水口周辺の汚れを除去しておくと、作業しやすくなります。

パイプクリーナーを使用する

パイプクリーナーを用意できる場合、クエン酸と重曹よりもつまり解消効果が高くおすすめです。パイプクリーナーの利用手順は、以下の通りです。

  1. 液体のパイプクリーナーを排水口に流し込む
  2. 30分程度放置した後、十分な量の水を流してつまりが解消されたか確認する

製品を排水口に流してしばらく放置するだけのため、作業も簡単です。作業時はマスクの着用、空間の換気も実施して、安全には配慮してください。

排水管つまりを自分で解消する時の注意点

排水管つまりを自分で解消する時の注意点

排水管つまりを自分で解消する時は、いくつか注意点があります。スムーズかつ安全につまりを解消できるよう、以下の注意点を押さえておきましょう。

十分に換気をしてから作業する

つまり解消の作業時は、十分に換気をしてください。つまっている排水管は汚れが蓄積しており、作業中は少なからず悪臭が発生しているケースが多いです。

また、薬剤利用時は成分を強く吸い込んでしまい、咳き込んだり体調を崩すおそれもあります。換気扇を回したり周囲の窓を開けて、空気が循環するようにしておきましょう。

薬剤利用時は用法・用量を守る

薬剤の利用時は、製品ごとの用法・用量を必ず守ってください。各製品が定めた方法通りに使用するのが、もっとも効果を得られます。

汚れを落としたいから濃度を高くする、他の薬剤も混ぜ合わせるなどしてしまうと、自身の健康を害するリスクもあり危険です。とくに塩素系・酸性の洗剤を混ぜると発生する塩素ガスは、人体にとって非常に有毒な気体で、吸い込みすぎると最悪の場合は死に至ります。

適切な使用方法を理解して、慎重に使いましょう。

解消が難しい場合は水道修理業者に依頼する

自力で解消が難しい場合は、水道修理業者に依頼するのがもっとも安全です。いくつか方法を試しても解消できなければ、予想以上に深刻なつまりが起きているケースが多いです。

無理に作業を続けるとつまりが悪化したり、配管の故障などを招きます。排水管つまりの知識やノウハウが豊富な業者であれば、原因を素早く特定して的確に対処できるため、すぐ解決してほしい場合にも最適です。

依頼する時は、水道局指定工事店に認定されている、利用者の口コミがよいなどあらゆる点を調べた上で優良業者を探してください。おすすめの水道修理業者については、こちらの記事でも紹介しています。

排水管つまりを放置するリスク

排水管つまりを放置するリスク

排水管つまりをしばらく放置していると、さまざまなリスクを招きます。いずれも大きな被害に発展するおそれがあるため、早めに対処しなければなりません。

代表的なリスクは以下の通りです。

床への浸水が起こる

排水管つまりは設備の排水を阻害するため、放置すると排水口から水が溢れて、やがては床への浸水が起こります。汚れた水が床まで広がって不衛生なのはもちろん、浸水によって床の建材が腐食して、建物自体が傷むケースも多々あります。

また、集合住宅の場合は階下にまで被害がおよび、他の部屋の住人にも迷惑をかけるおそれがあり危険です。損害賠償など、多額の費用を請求される事態にならないためにもつまりは早急に改善しましょう。

悪臭・害虫が発生する

排水管つまりは汚れの蓄積が主な原因です。そのため、放置すると排水口から悪臭・害虫が発生するおそれがあります。

いずれも利用者の健康を損なうリスクがあるのはもちろん、つまりの改善や掃除のモチベーションを低下させる要因にもなりかねません。

配管・設備が故障する

排水管のつまりや、その原因となる汚れを解消しなければ配管へのダメージも徐々に蓄積していきます。そのまま放置していると配管や設備自体の故障を招き、正常に利用できなくなったり、ひび割れ・破損のリスクも高まります。

自分で解消できない排水管つまりはプロに相談

自分で解消できない排水管つまりはプロに相談

自分で解消できない排水管つまりは、プロに相談の上で早めに解消することをおすすめします。排水管つまりにお困りの方は「水廻り修理サポートセンター」にご相談ください。

水道局指定工事店として重度のつまりも迅速かつ適切に対応、排水管を元の快適な状態まで戻します。修理は24時間365日受付中のため、早朝深夜に起きたつまりにも駆けつけ可能です。

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排水管つまりに関するよくある質問

排水管のつまりは自分で対処する方が安く抑えられますか?
排水管つまりの原因が特定できない場合はどうすべきですか?
排水管がとくにつまりやすい水まわり設備はどこですか?