トイレつまりで水が引かない!とるべき行動と原因別の解消法を紹介

2025/01/04

2025/01/04

この記事では、トイレつまりで水が引かないトラブルについてまとめています。さまざまな原因で起こるトイレつまりですが、水が引かない症状も珍しくはありません。

水が排水されない事態でも決して慌てず、冷静な対処が求められます。原因別のトイレつまり解消法や注意点を紹介するため、水が引かないトイレつまりを解消したい方は参考にしてください。

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トイレの水が引かない原因

トイレの水が引かない原因

トイレの水が引かないトラブルの主な原因は、つまりによるものです。何らかの物質が排水口や排水管でつまり、排水を阻害しています。

つまりの種類は以下2つに分けられます。

排水口のつまり

排水口を何らかの物質が塞ぐ形になると、水が引かないつまりを引き起こします。排水口のつまりは、主に以下の要因で起こります。

  • トイレットペーパー等を一度で大量に流そうとした
  • 蓄積した汚れや尿石に流したものが引っかかった

排水口のつまりは未然に防げるものも多いため、急なトラブルで困らないためにも正しい使い方や定期的なメンテナンスを心がけましょう。

排水管のつまり

排水管でつまりが起こると、同様に水が引かないトラブルに発展します。便器内の配管は床下配管につながるまでの間でカーブ状になっており、この部分に尿石や汚れが蓄積していると、流したものが引っかかる恐れがあります。

また、本来トイレに流してはいけない不溶性の物質を流すことも排水管のつまりを起こす原因です。状況によっては自力対処が困難なため、業者を呼んでの確実な対処が必要になります。

トイレつまりで水が引かない場合の対処法

トイレつまりで水が引かない場合の対処法

つまりで水が引かない場合、事態を悪化させないよう早急に対処しなければなりません。決して慌てず、以下の行動を落ち着いて取りましょう。

1.止水栓を閉める

水が引かない状態を確認したら、すぐに止水栓を閉めましょう。これによりタンクに流れる水の供給が止まり、水が引かない状況でさらに水が流れ続ける事態を阻止できます。

床か壁、多くの場合はトイレ左側に止水栓が設置されているため、まずは場所を確認します。止水栓を確認できたら、時計回りに回して閉めましょう。

ハンドルタイプはひねるだけで簡単ですが、溝の付いたタイプはマイナスドライバーを差し込んで回してください。

この時、閉まるまでに回した回数を覚えておき、修理後に同じだけ反時計回りに回すことで元通りに調整可能です。

2.水が溢れそうなら汲み出す

止水栓を閉めてもタンク内には水が残っているため、水があふれそうならば、万が一水が流れた場合に備えて事前に汲み出しておきましょう。水を汲み出す時は、以下のような道具があると便利です。

  • 給油ポンプ
  • バケツ
  • 紙コップ

とくに、水量が多い場合は給油ポンプを使うことで効率よく水を汲み出せます。当然ですが汚れた水のため、作業時肌に付着しないよう保護、トイレの周囲にも飛び散り対策を施してから作業にあたってください。

3.トイレつまりを修理する

止水栓を閉めて水量を調整したら、原因除去の作業を進めます。この時、原因が排水口部分なのか、それとも排水管の奥深くにあるのか可能な限り特定してください。

簡単な目安として、排水口部分にある場合は目視できる場所に何かがつまっている、そうでない場合は排水管が原因だと推測可能です。

原因が特定できれば、それぞれに効果のある方法を実践できます。水が引かないだけでなく、排水口が見えないほどつまりがひどい場合などは、無理に自力で作業しようとせず業者への依頼も検討してください

4.つまり修理後水が引くか確認する

つまりを除去できたら、無事に水が引くか確認します。水をある程度汲み出している場合は、バケツ等の容器を使って水を流して排水されるかを確認してください。

水が引いて通常の水位まで戻れば、対処は完了です。

排水口が原因のトイレつまり修理法

便器の排水口が原因のトイレつまり解消法

排水口が原因のつまり修理法を紹介します。排水口のつまりを除去する場合、主に以下のような修理法が取られます。

  • ラバーカップを使用する
  • 真空式パイプクリーナーを使用する
  • 重曹とクエン酸を使用する
  • 異物を手で取り除く

手元に道具がある方は、実践してみましょう。それぞれの方法を以下で詳しく解説します。

ラバーカップを使用する

ラバーカップを使用する

便器内に圧力を加えてつまりの原因を除去できる道具です。水溶性の柔らかい物質は吸い出すことで、つまりを修理できます。

使い方の手順は以下の通りです。

  1. 先端のカップが浸かる程度に、水量を調整する
  2. カップの先端を排水口に強く押し付けて、力強く引き抜く動作を数回繰り返す
  3. つまりの原因を吸い出せたら、解決したか確認する

トイレの形式に応じてタイプも分けられるため、効果を高めるためにも自宅トイレに合わせたタイプを用意しましょう。作業時は、周囲への水の飛び散り対策も必須です。

真空式パイプクリーナーを使用する

真空式パイプクリーナーを使用する

ラバーカップよりもつまり解消効果が大きい道具です。ホームセンターやオンラインショップで販売されているため、つまりが頻発するトイレでは1本所有していると安心できます。

使い方の手順は以下の通りです。

  1. 先端のカップすべて浸かるように、水量を調整する
  2. 本体のハンドルを押しこみ、カップを排水口に密着させる
  3. ハンドルを強く引いて、再度押し込む動作を数回繰り返す
  4. つまりが解決したか確認する

使用時は水が飛び散るため、飛び散り対策をしてから作業を進めてください。

重曹とクエン酸を使用する

重曹とクエン酸を使用する

重曹・クエン酸の反応でできる炭酸ガスは、水溶性のつまりを泡でほぐす効果が期待できます。掃除用にこれらを所持している場合は、応急処置として一度試してみましょう。

使い方の手順は以下の通りです。

  1. 水を通常時の水位まで汲み出す
  2. 重曹を50ml、クエン酸を100ml入れて炭酸ガスを発生させる
  3. 蓋を閉めて1時間程度放置する
  4. 放置後、蓋を開けてつまり解決を確認する

クエン酸が手元にない場合は、同じ成分を持つお酢でも代用可能です。その際は、使用後のベタつきを防ぐためにも砂糖不使用の穀物酢を使いましょう。

異物を手で取り除く

つまりの原因が目視できる場合は、異物を手で取り除くのもよい方法です。固形物の場合は道具を使っても効果がないため、手を使うことで確実に除去できます

手を使う場合は、水に直接触れないようにゴム手袋やビニール袋の装着は必須です。

水が引かないトイレは水位が高いため、肘部分までしっかりと保護しましょう。

排水管が原因のトイレつまり修理法

排水管が原因のトイレつまり解消法

つまりの原因が排水管にある場合、目視で確認できない分、排水口部分とは異なる対処法を取ることでつまりを除去しやすいです。排水管のつまりを除去する場合、主に以下のような修理法が取られます。

  • 薬剤を使用する
  • 高圧洗浄機を使用する

それぞれの方法を以下で詳しく解説します。

薬剤を使用する

つまり除去や排水管の汚れ落としに効果的な薬剤を使用する方法です。パイプユニッシュやピーピースルーなど、配管つまり修理用の薬剤として市販されるものを使えば、手軽につまりを除去できます。

使用する際は薬剤の成分や使い方をよく確認した上で、安全に利用しましょう。

高圧洗浄機を使用する

高圧洗浄機を使用する

高圧洗浄機を使用すれば、排水管のつまりを水の勢いで流す効果が期待できます。

  1. 高圧洗浄機のホースを排水口に当てて、徐々に水圧を上げながら水を噴射する
  2. しばらく噴射を続けた後、つまりが解決したか確認する

高圧洗浄機は勢いよく水が飛び散るため、便器をビニールで覆うなど、万全の対策を施してから作業してください。

水をしばらく噴射してもつまりが除去されない場合は、すぐに業者に依頼しましょう。

水が引かないトイレ修理の注意点

水が引かないトイレつまりを直す時の注意点

水が引かないトイレ修理時は、いくつか注意点があります。誤った修理方法はつまりが除去されないだけでなく、事態を悪化させる恐れもあるため気をつけてください。

以下の点を心がけて、落ち着いて作業を進めましょう。

薬剤利用時は十分に換気する

つまり除去に薬剤を利用する時は、空間を十分に換気してください。人体に大きく影響のないものであっても、吸い込みすぎると体調を崩すリスクが潜んでいます。

空気中を漂う化学物質によって頭痛や動悸、吐き気などの症状になる「化学物質過敏症」は、薬剤が原因で引き起こされる可能性も高いです。

換気扇を回す、窓を開けるなど、作業前に風通しのよい空間を作りましょう。

レバーで水を流さない

水が引かない状態のトイレに対して、レバーで水を流すのはNGです。水があふれる恐れがあります。

床や壁の浸水で修繕する必要が出てきたり、階下にまで漏水被害が及ぶと他の住人迷惑をかけてしまうため、つまり解決を確認する時は、バケツなどの容器で水を流す方法をとりましょう。

解決しなければ業者に修理してもらう

自力で解決しなければ、闇雲に作業を続けず業者に依頼しましょう。修理経験が豊富な業者は原因特定が速く、難しい工事でも的確に実施してくれるため、トイレが使えず困っている状況もすぐ解決可能です。

水が引かないつまりは放置による自然解消は難しいため、漏水などの二次被害が起こる前に除去しましょう。

業者選びにお悩みの方は、おすすめの業者をまとめたこちらの記事も参考にしてください。

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水が引かないトラブルに関するよくある質問

水が引かないトイレを放置するのはよくないですか?
水が引かないトイレつまりは自力で解決できますか?
トイレつまり解消に薬剤を使う際の注意点は何ですか?