キッチンの排水口つまりの直し方!原因や対処法・予防策も紹介

2025/01/03

2025/01/09

本記事では、キッチンの排水口つまりの解消方法から予防策までを詳しく解説します。

突然の排水つまりに慌てることなく、自分で対処できる方法や専門家に依頼すべき状況を具体的に紹介。日常的なメンテナンス方法も含め、排水口つまりの悩みを根本から解決できる情報をお届けします。

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キッチンの排水口がつまった時の直し方

キッチンの排水口をつまらせる主な原因

キッチンの排水口の軽度のつまりを直す方法をいくつか紹介します。

いずれも一般の方が手軽にできる方法ですが、いくつか注意点もあるため詳しく解説します。

お湯を一気に流す

お湯を一気に流す方法は、油汚れが原因の排水口つまりに特に効果的です。

流れが良くない時や排水時に「ゴボッゴボッ」と異音のするような際におすすめです。

手順

  1. 排水口カバー、ゴミ受け、トラップを取り外す
  2. 排水溝のふたやタオルなどで排水口をふさぐ
  3. 40~50℃程度のお湯をシンクに溜める
  4. タオルを素早く取り除き、お湯を一気に流す

排水溝のふたは100円ショップなどでも手に入ります。

日頃のお掃除にも活用できるアイテムなので、購入しておくのもおすすめです。

お湯を一気に流す方法では、特別な道具や薬品が不要で手軽に実践できるなどのメリットがあります。

ただし注意点として、以下の点に留意して行う必要があります。

  • 完全につまり切っているときは避ける
  • 使用するお湯は40~50℃程度を目安とし、熱湯は絶対に使用しない
  • ディスポーザーが設置されている場合は、使用可能水温を必ず確認する
  • 排水口をふさぐのに使用したものを誤って流さないようにする

熱湯を排水口に注ぐと、トラップや排水管の変形を招いてしまう場合があります。

水漏れなどの故障につながる原因となるため、熱湯は絶対に使用しないようにしましょう。

重曹とクエン酸を使って洗浄する

重曹とクエン酸を使った洗浄は、軽度の油汚れやヌメリ汚れによるつまりに効果的です。

ただし、頑固な汚れや固形物による重度のつまりには効果が限定的となります。

手順

  1. 排水溝のフタ、ゴミ受け、トラップを外す
  2. 歯ブラシで大まかな汚れを取り除く
  3. 排水口に重曹を振りかける
  4. お湯にクエン酸を溶かし、重曹の上から流し込む
  5. 発泡したら10分ほど放置する
  6. お湯を流して10分放置
  7. 大量の水をながしてすすぎを行う

重曹1に対して、クエン酸2の割合が目安です。化学反応によって発生した泡が、滑り汚れなどをはがし落としてくれます。

重曹とクエン酸を使った排水口のつまり除去は、人体や環境への影響が少なく、安心して使用できるのがポイント。

ナチュラルクリーニングのため、キッチンを痛める心配はありません。ただし以下の点に注意点が必要です。

  • 重曹とクエン酸は同時に使用せず、順番に使用する
  • 水ではなくお湯を使用する(粉末の溶け残り防止)

溶け残るとシンクに白い跡やざらつきが残ることがあるため、しっかりとすすぎ流すようにしましょう。

ワイヤーブラシでつまりを除去する

ワイヤーブラシは、油汚れや食べカスによる軽度〜中程度のつまりに効果的な方法です。

排水口よりも奥の方に蓄積している汚れを直接削ぎ落とすことができます。

手順

  1. 排水口カバーとゴミ受けを外す
  2. ワイヤーブラシを排水管に優しく挿入
  3. つまりに当たったら回転させながら上下に動かす
  4. 水を流して確認

ワイヤーブラシにはさまざまなタイプの商品があります。

つまりの程度や汚れの種類に合ったタイプのブラシを選択するのがおすすめです。

注意点は以下の通り。

  • 蛇腹ホースの排水管では使用禁止(穴が開く可能性あり)
  • 無理な力で押し込まない(ワイヤーが抜けなくなる可能性あり)
  • 固形物によるつまりには使用しない
  • 排水管を傷つけないよう、優しく操作する

排水管に傷がつくと、汚れが付着しやすくなるほか、カビが発生する温床となることもあります。

ブラシを動かす際は激しくしすぎず、無理に動かさないようにするなど注意が必要です。

パイプクリーナーなど専用洗剤を使う

パイプクリーナーは、油汚れやヌメリによる排水口つまりに特に効果的です。

水酸化ナトリウムを含む製品は、油分やタンパク質を強力に分解します。

手順

  1. 排水口周りの水気を拭き取る
  2. ゴム手袋を着用
  3. 使用説明書の量を守って注入
  4. 30〜60分程度放置
  5. たっぷりの水で洗い流す

なかでも水酸化ナトリウム濃度1%以上の製品が効果的。重度のつまりには、キッチン用かつ高濃度タイプがおすすめです。

使用時は以下の点に注意しましょう。

  • 他の洗剤と絶対に混ぜない(有害ガス発生の危険)
  • 使用後は十分な水で流す
  • 排水管の材質を確認(アルミ製の場合は使用不可)

専用洗剤を使用する際は、製品ごとに定められた用法や容量、放置時間を守るようにしましょう。

匂いのある洗剤が多いので、十分に換気しながら作業を行うことも大切です。

ラバーカップ(すっぽん)を使う

プランジャー(ラバーカップ)は、軽度から中程度の排水口つまりに効果的な道具です。

特に食べカスや油汚れによるつまりに威力を発揮します。

手順

  1. 排水口周りにビニールシートを敷く
  2. 排水口カバーとゴミ受けを外す
  3. 排水口に水を少量溜める
  4. プランジャーを排水口に密着させる
  5. ゆっくり押し下げて真空を作る
  6. 勢いよく引き上げる
  7. この動作を数回繰り返す

 

キッチン排水口に適したサイズやラバー形状の商品が販売されています。購入時はキッチン用として販売されているものを選ぶようにしてください。

プランジャー(ラバーカップ)は手軽で便利に使えるアイテムですが、使用時は注意すべき点もあります。

  • ジャバラホースの排水管では使用禁止(破損の危険)
  • 引き上げ時に水が跳ねる可能性あり
  • つまりが重度の場合は効果が限定的

排水口との密着が不十分だと効果が得られませんので、しっかりと密着させて操作するようにしましょう。

キッチンのつまりが深刻なら業者への依頼が必要

キッチンのつまりが深刻なら業者への依頼が必要

自力での対処を試みても改善が見られない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。早めの対応が二次被害を防ぎます。

こんな時は自力で解決が難しい

以下のような状況の場合、専門業者への依頼をおすすめします。

深刻度の判断基準

  • 水がまったく流れない、または極端に排水が遅い
  • 異臭が継続的に発生している
  • 複数の排水口で同時に詰まりが発生
  • パイプクリーナーや重曹など複数の対処法を試しても改善しない

 

このような状況はキッチンのつまりがかなり深刻であることを示しています。すぐにも専門業者に相談しましょう。

危険信号

  • 排水口から異音がする
  • シンク下の配管から水漏れがある
  • 排水時に逆流や溢れが発生する

このような症状が見られる場合、配管の奥深くでつまりが発生している可能性が高く、素人の対処では逆に配管を傷める危険性があります。

キッチン配管のつまり解消法はこちらを参考にしてください。

水道修理業者に依頼した場合の費用目安

キッチンの排水口つまりを業者に依頼する場合の費用は、つまりの状況や使用する機材によって大きく異なります。

以下に主な作業内容と料金相場をまとめました。

作業内容 料金相場
薬剤使用 5,000円~8,000円
真空ポンプ使用 8,000円~10,000円
高圧洗浄機使用 25,000円~35,000円
トーラー使用 15,000円~20,000円
排水ホース取り外し作業を伴う作業 8,000円~10,000円
排水ホース交換(材料費込み) 12,000円~15,000円
排水口交換 12,000円~15,000円
排水ます交換 30,000円~45,000円

なお、多くの場合、修理料金には出張費や基本料金が含まれていません。

時間外の依頼の場合には、別途割増費用が発生することもあり、実際の請求額はこれに2,000円~10,000円程度の諸経費が加算されます。

業者にキッチンつまり修理を依頼する場合は、事前に複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

キッチンの排水口をつまらせる主な原因

キッチンの排水口をつまらせる主な原因

キッチンの排水口つまりを防ぎ、改善するためには、原因を知ることが大切です。主な原因と対策について詳しく解説します。

油汚れによるつまり

油汚れによるつまりは、キッチンの排水トラブルで最も多い原因です。特に揚げ物や焼肉などの調理後に発生しやすく注意が必要です。

油は水より軽いため一見流れているように見えますが、配管内で固まりやすく、特に冬場は要注意です。固まった油は他の食べカスと結合して大きな塊となり、さらにヌメリや悪臭の原因にもなります。

食材カスやヌメリ、石鹸カスの蓄積

食材カスやヌメリの蓄積は、油汚れに次いで多い排水口つまりの原因です。

米のとぎ汁、野菜くず、茶葉、コーヒーかすなどが徐々に堆積していきます。米のとぎ汁の澱粉は排水管内で固まり、接着剤のように他の食材カスを結合させることもあります。

また食器用洗剤を使いすぎると、排水管内で石鹸カスの層を形成し、油汚れや食材カスを捕捉してつまりの原因となります。さらに、堆積しているところには細菌が繁殖してヌメリが発生し、悪臭の原因にもなるため、適切な処理が重要です。

洗剤のキャップやペットボトルのふた

洗剤のキャップやペットボトルのふたなどの小さな異物は、排水口に落としてしまうと深刻なつまりの原因となります。

通常は排水溝の奥へ入り込むことは少ないですが、掃除の際、受け皿やトラップワン(防臭ワン)を外した状態でうっかり流してしまうことがあります。そこへ異物が引っかかった箇所に食べカスや油汚れが蓄積されてしまうことがあるのです。

食器洗いのスポンジの破片

食器洗いのスポンジは使用を重ねると劣化し、気付かないうちに細かい破片が排水口に流れ込むことがあります。

スポンジの破片は水に溶けず、他の汚れと結合してつまりの原因となります。定期的なスポンジの交換と、破片の剥離チェックを心がけましょう。

キッチンの排水口つまりを予防するには

キッチンの排水口つまりを予防するには

キッチンの排水口つまりを予防するには、日ごろのケアやメンテナンスがポイントとなります。

日常的な予防策

キッチンの排水口つまりを防ぐには、日々の小さな心がけが重要です。

食器を洗う前に、食べカスをキッチンペーパーで拭き取ってゴミ箱に捨てましょう。毎日の最後の洗い物後に40度程度のお湯を流して、配管内の油脂分が固まるのを防ぐ方法も有効です。

調理後の油は絶対に排水口に流さず、キッチンペーパーで拭き取るか、新聞紙を入れた容器に捨てましょう。また、掃除の際は固形物を排水口の近くに置かず、指輪やアクセサリーは外して作業することをおすすめします。

定期的なメンテナンス

定期的なメンテナンスは、深刻なつまりを防ぐ重要な予防策です。

月1回程度、排水管洗浄剤を使用して配管内の汚れを溶かすことをおすすめします。使用する際は、キッチンの使用頻度が低い夜間に行い、説明書の使用量を必ず守りましょう。

築年数が古い建物や、頻繁に調理をする家庭では、年1回程度のプロによる高圧洗浄がおすすめです。予防的な清掃を行うことで、突発的なつまりのリスクを大幅に減らすことができます。

キッチンの排水口づまりは水廻り修理サポートセンターへ相談を

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キッチンの排水口つまりに関するよくある質問

キッチンの排水口のつまりを自分で解消できる方法はありますか?
キッチン排水口のつまりを解消する際の注意点はありますか?
キッチン排水口のつまりが深刻な場合はどうすればよいですか?
キッチンの排水口が完全につまってしまうとどのような問題が考えられますか?